39.  全身全霊をもっての祈り。

文字数 1,385文字

ある女性が、今日、街で見かけた栄養失調の子供らの話をする。
彼女は、何もできない自分にただ無力感を憶えたまでだった。
これを聞いたGは、できることがあったと話す....。


『あなたは、彼らを助けることができたのだよ。
 もし、あなたが真実の愛をもって彼らを思いやり、
 真剣に彼らが食べ物を手に入れることを願ったのなら、
 それだけでじゅうぶんだったのだ』。

『彼らは、まもなくどこかで、食べ物を分けてもらえることになった...』。


『私がいま語ることを軽く考えてはならない。
 人間としてふさわしく深く考えなければならない』。


『自分の心をすべて傾け、真の憐れみをもって隣人を助けるということは
 どういうことなのか?、これを本気で考えてみなさい。
 あなたは、彼等が、ちゃんと食に恵まれることを願ったのだね?。
 ならば、ただ世界に信頼をおいて、落ち着いて、次のように祈る』。

『私は今ここに、完全に実在して在ることを徹底する。(全感覚印象による確信/確認/信任)
 私は真実、本当に、完璧に、今ここに存在して在ることを、そうできることを欲し願う。
 私が関わる全ての人々にとって、

!!!』 

(I AM, I WISH TO BE, FOR THEM)

*真実に魂の叫びとして斯く願うことができなければならない。
 そうできるようなるためにはどうしたらいいのだろうか?。
 どっかにそれ書いてあるから…。

*別の所で再掲した際に大掛かりに改稿したのー。こっちの方が思いが入っているので
 置き換えましたーーー。やっぱ訳するにおいては前任者への気後れがあるのー。
 それは取っ払いました。21.02.03

そうしたならば、その子らは、十歩も歩かないうちに
食べ物を分けてくれるだれかと出会うことになっただろう。
私が言うことを信用するように。
これはひとつの法則の現れなのだ。
あるいはその子は一週間後に宝くじに当たるだろう。
誰かのために、本当に、憐れむこと、願うこと、愛することには、
それほどの力があるのだ。

あなたは、食べ物やお金を具体的に与えることなく、人を助けることができる。
このことを覚えておきなさい。
真なる願い、真の人との結び付き、あなたの存在そのもの「Ⅰ AM」の力、
これらのすべてをもって、
あなたは人に何かをしてあげることができるのだ。
これに比べたら、食べ物やお金はつまらないものだ。

頭だけで(口先だけで)機械的に願うことは、なんの助けにもならない。

全身全霊の思いで願うとき、それは本当の助力となる。

三つのセンター、すべてを総動員して祈りなさい。


*(意訳強)



誰でもいいのだが...

身近にいる、あなたにとっての、その困った人たちの為に、

こう願ってあげてください...


   何々ちゃんが、幸せでありますように。幸せとなりますように

   彼の彼女の、今味わうところの、その悩み苦しみがなくなりますように。

   その心に、思い描くところの願いが、叶いますように。

   やがてのそのときには、悟りの光たるものが、現れますように。



世界に向けて、こう願ってあげて下さい。

すると、あなたの、今あるその存在のレベルに合わせて、

世界は、反映を、間違いなく、返してくれることとなる…。


でも、後に、その彼ら彼女らの世界には、あなたはいないかもしれない。

このことはそれでよしとして。そのことを飲んだ上で...。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み