蝋色の花
文字数 1,711文字
現在なにも更新している作品のない私ですが、いま書いているのは「混沌譚」シリーズの四作目、本篇の約二年前を舞台にした番外篇です。主人公も本篇とは別の二人です。
今日の日記のタイトル「蝋色 の花」は、その作品のタイトルですね。蝋色というのは呂色とも書き、漆塗りのような艶のある黒のことなんだそうです。「呂色の花」と「蝋色の花」、どちらの表記にするか迷い、人に相談したところ後者を推す方が多かったのでこちらの漢字を採用しました。
作中に麻薬作用のあるカレンドゥラという花が出てくるのですが、この花弁が乾燥するにつれ黒みを帯び芳香を放ち始める、という設定から「蝋色の花」というタイトルを思いつきました。
あ、私の作品は「意外な展開!」とか、「予想外のラストに驚愕!」とかは全然ウリにしてないので、こーやって平然と公開もしてない作品の設定とか書いちゃいます。ネタバレしたところで大して困らない、何の意外性もない話しか書いてません・笑。(たぶん)
じゃあどんな話書いてるのかってゆーと、SF風味の少女漫画? いや少女漫画風味のSF?でもまあまあ大人向け。
話が逸れた。
以前書いてた日記でもそうでしたが、私は話がどんどん逸脱します。危ない人だと思わず、生温かい目で眺めながら読んで下さると幸いです。
で、「蝋色 の花」。
私はこの作品で今度こそ短編連作を書こうと挑戦しました。
全体を通しての主人公二人とは別に、メインキャラが四人。それぞれの人物が絡む短編を連ね、全体として一つのストーリーとなる。そんな作品構成です。
プロットを練り始めました。主人公含めメインキャラ六人それぞれの生い立ち、家族構成など考えているうち、あっというまに登場人物が(過去の回想や名前だけ出てくる人も含め)●十人に。
小さなエピソードを連ねるつもりが、それぞれのエピソードが長い上に、遠因となった過去の出来事も複雑・・・・・・。
ん?全体で八万文字くらいの予定・・・・・・だったっけ?
とりあえずメインキャラ二人をリストラし、四人に減員。リストラした二人は今後、本篇に登場する予定だったので、先に番外篇で過去とか色々書いておきたかったんですが、仕方ない、この二人は頑張って本篇で書くか・・・・・・。
プロット作りつつ、キャラや関係性を練るために習作のようなものを書き殴る・・・書き殴る・・・書き、殴る・・・・・・。
・・・・・・。
短編連作無理だな!章立ての長編にしよう!
こんな感じで、あっさりと短編連作も全体で八万文字という当初の予定も諦めました。
さて上記の文章を書いてから数週間ほど経ったでしょうか。蝋色の花、六万文字を超えたところです。公開の目処は微塵も立ちません。
私はプロットを完璧に仕上げた後、頭から順々に書いていくというようなまともな執筆はしていません・笑。
ある程度プロットが出来たら習作と粗筋の中間のようなものを書き始め、それを書きつつ更にプロットを詰めていきます。
色んなエピソードの断片を書き殴り、それを並べ替えて物語の展開をどうするか考えます。エピソードの間に箇条書きでこういうシーンを書くとメモしておいたりします。
最初はプロット用のWORD文書を作成しますが、途中からは習作=プロットとなり、その習作を清書しながら作品を仕上げていく感じです。
当然、習作を書いている段階でまだ詰めてない設定もありますし、書いている途中で設定を変えることもあります。
よくそんなんで書けるなと思われそうですが、ラストシーンだけは早い段階で書いてしまうので、途中からはそこに向かって仕上げていく感じになるんですね。
蝋色の花もラストシーンぼんやり出来てはいるんですが、いつもみたいにきちんと書き上がってない。
このラストが明瞭に見えてくるまで、公開する勇気が出ないんです。
そんなこんなで、六万文字も書いたというのに、公開の目処が立たない蝋色の花。
いったい何文字くらいの「短編」になるのか、まだ予想がついてません。
十二万文字くらいで終われれば良いんですが…十五万文字とか行っちゃったらどうしよう?というのが目下の悩みです。
二〇二〇年十二月七日
今日の日記のタイトル「
作中に麻薬作用のあるカレンドゥラという花が出てくるのですが、この花弁が乾燥するにつれ黒みを帯び芳香を放ち始める、という設定から「蝋色の花」というタイトルを思いつきました。
あ、私の作品は「意外な展開!」とか、「予想外のラストに驚愕!」とかは全然ウリにしてないので、こーやって平然と公開もしてない作品の設定とか書いちゃいます。ネタバレしたところで大して困らない、何の意外性もない話しか書いてません・笑。(たぶん)
じゃあどんな話書いてるのかってゆーと、SF風味の少女漫画? いや少女漫画風味のSF?でもまあまあ大人向け。
話が逸れた。
以前書いてた日記でもそうでしたが、私は話がどんどん逸脱します。危ない人だと思わず、生温かい目で眺めながら読んで下さると幸いです。
で、「
私はこの作品で今度こそ短編連作を書こうと挑戦しました。
全体を通しての主人公二人とは別に、メインキャラが四人。それぞれの人物が絡む短編を連ね、全体として一つのストーリーとなる。そんな作品構成です。
プロットを練り始めました。主人公含めメインキャラ六人それぞれの生い立ち、家族構成など考えているうち、あっというまに登場人物が(過去の回想や名前だけ出てくる人も含め)●十人に。
小さなエピソードを連ねるつもりが、それぞれのエピソードが長い上に、遠因となった過去の出来事も複雑・・・・・・。
ん?全体で八万文字くらいの予定・・・・・・だったっけ?
とりあえずメインキャラ二人をリストラし、四人に減員。リストラした二人は今後、本篇に登場する予定だったので、先に番外篇で過去とか色々書いておきたかったんですが、仕方ない、この二人は頑張って本篇で書くか・・・・・・。
プロット作りつつ、キャラや関係性を練るために習作のようなものを書き殴る・・・書き殴る・・・書き、殴る・・・・・・。
・・・・・・。
短編連作無理だな!章立ての長編にしよう!
こんな感じで、あっさりと短編連作も全体で八万文字という当初の予定も諦めました。
さて上記の文章を書いてから数週間ほど経ったでしょうか。蝋色の花、六万文字を超えたところです。公開の目処は微塵も立ちません。
私はプロットを完璧に仕上げた後、頭から順々に書いていくというようなまともな執筆はしていません・笑。
ある程度プロットが出来たら習作と粗筋の中間のようなものを書き始め、それを書きつつ更にプロットを詰めていきます。
色んなエピソードの断片を書き殴り、それを並べ替えて物語の展開をどうするか考えます。エピソードの間に箇条書きでこういうシーンを書くとメモしておいたりします。
最初はプロット用のWORD文書を作成しますが、途中からは習作=プロットとなり、その習作を清書しながら作品を仕上げていく感じです。
当然、習作を書いている段階でまだ詰めてない設定もありますし、書いている途中で設定を変えることもあります。
よくそんなんで書けるなと思われそうですが、ラストシーンだけは早い段階で書いてしまうので、途中からはそこに向かって仕上げていく感じになるんですね。
蝋色の花もラストシーンぼんやり出来てはいるんですが、いつもみたいにきちんと書き上がってない。
このラストが明瞭に見えてくるまで、公開する勇気が出ないんです。
そんなこんなで、六万文字も書いたというのに、公開の目処が立たない蝋色の花。
いったい何文字くらいの「短編」になるのか、まだ予想がついてません。
十二万文字くらいで終われれば良いんですが…十五万文字とか行っちゃったらどうしよう?というのが目下の悩みです。
二〇二〇年十二月七日