第11話 映画のラストシーン

文字数 3,677文字

未来からきた殺人マシーンに命を狙われる……いずれの作品も、ひとことで強引にまとめてしまえばそれだけの物語ではある。

https://www.banger.jp/movie/46568/

未来で繰り広げられている人類VS機械の果てしない闘い。機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーを歴史から消すべく1984年のロスへ冷徹無比の殺人機ターミネーターを送り込んだ。目的は、いずれジョンを産むことになるサラ・コナーの抹殺。平凡な女子学生であるサラの前に姿を見せる黒づくめの殺人機。だがその時、彼女を守るために一人の男が現れた。男の名はカイル・リース。ジョン・コナーの命を受け、未来からやって来た戦士であった。

シュワルツェネッガーを一躍スターダムに押し上げた残虐非道なターミネーターの魅力と、現用兵器で展開されるつるべ打ちのアクションに、時空を越えたロマンスを織り混ぜた傑作エンタテインメント。

「殺人魚フライングキラー」で苦汁を嘗めたJ・キャメロンが心機一転、低予算ながらA級作品に引けを取らない仕上がりを見せる。

https://www.allcinema.net/cinema/13522

1981年に監督した『殺人魚フライングキラー』が失敗した際、キャメロンは評論家やマスコミにもひどくこき下ろされたため、屈辱のあまり熱を出して寝込んでしまったという。そのとき、「炎の中からロボットが現れて自分を殺しに来る」という悪夢を見たことが、本作を製作するきっかけとなったと語っている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

出演者

アーノルド・シュワルツェネッガー

マイケル・ビーン

リンダ・ハミルトン

公開前の予想に反して、『ターミネーター』は2週間にわたって米国の興行成績のトップに立ち、640万ドルの少ない製作費に対し、最終的に7,830万ドルの興行収入を記録した。この映画の成功により、いくつかの続編、テレビシリーズ、コミック、小説、ビデオゲームなどのメディアミックスが生まれた。

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前作『ターミネーター』の予想を超えたヒットにより、早くから続編の製作が期待されていたが、元々B級映画だったために続編製作の権利は複数のマイナー会社に握られており、「作りたくても作れない」状況にあった。さらにキャメロン自身も前作の焼き直しに陥るのを危惧して早期の続編製作には否定的で、「少年とターミネーター」という新たな構想を温め続けていた。

事態が大きく動いたのは1990年、カロルコのマリオ・カサールが『トータル・リコール』に続くシュワルツェネッガー主演の超大作として『T2』の製作を企画、製作の権利を買い集めた事による。脚本・監督の依頼を受けたキャメロンは、ターミネーター同様にサラ・コナーも続編に不可欠な要素と考え、ただちにリンダ・ハミルトンに連絡を取った。彼から新たなサラのキャラクターの概略を聞かされたハミルトンは、契約目前だった他の映画の主演を蹴って本作への参加を決め、激しい筋肉トレーニングや軍事教練を受けて戦士サラ・コナーへと変貌した。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC2

『ターミネーター2』は、1991年のアメリカのSFアクション映画。ウィリアム・ウィッシャーと共同で脚本を執筆したジェームズ・キャメロンが監督・製作を務めた。出演は、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、ロバート・パトリック、エドワード・ファーロング、ジョー・モートンら。1984年に公開された『ターミネーター』の続編であり、「ターミネーター」シリーズの第2作目。

公開当時の製作費は9400万ドルから1億200万ドルで、それまでに作られた映画の中で最も高額だった。

1991年7月3日にトライスター・ピクチャーズから米国で公開された。公開後、演技、アクションシーン、視覚効果などが評価され、大成功を収めた。全世界で5億2,000万ドルの興行収入を記録し、シュワルツェネッガーのキャリアの中で1991年最高の興行収入を記録した。この作品は、アカデミー賞の音響編集賞、録音賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、ヒューゴー賞映像部門など、数々の賞を受賞した。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC2

「ディープ・インパクト」と競作のような形になった天体パニック物だが、こちらはJ・ブラッカイマー製作、M・ベイ監督という「ザ・ロック」コンビによる娯楽作。

地球への衝突コースを取る小惑星が発見された。もしも、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない。これを回避する方法はただひとつ、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するしかない。そしてその任務に選ばれたのは石油採掘のスペシャリストたちだった。刻々と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男たちは小惑星へと飛び立った!

https://www.allcinema.net/cinema/84618

検索していたらゴールデンラズベリー賞の最低主演男優賞をブルース・ウィリスが(『アルマゲドン』『マーキュリー・ライジング』『マーシャル・ロー』)とっていた。アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰するものだそう。

アルマゲドン、感激したのに。『マーキュリー・ライジング』も面白かったけど。

1998年公開のアメリカ映画「アルマゲドン」では、アメリカのロックバンド、エアロ・スミスによる『I Don't Want to Miss a Thing』が主題歌に用いられた。

エアロ・スミス初の全米シングルチャート1位作品であり、4週連続1位を記録した。作詞・作曲は、女性ソングライターのダイアン・ウォーレン。

映画のヒロインはエアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーの娘、リブ・タイラーが演じている。
永遠の命と引き換えに10年に一度しか陸に上がれなくなったウィルはエリザベスに自分の心臓を渡し、深く抱きしめると海の彼方へ向かっていきました。エリザベスは10年後の再会を誓い、ウィルの船をいつまでも見つめていました。

https://eiga-watch.com/pirates-of-the-caribbean-at-worlds-end/


幽霊船フライング・ダッチマンに捕らわれたウィル・ターナーは、「10年に一度しか陸に戻れない」という呪いをかけられている。そのウィルが今作の前に最後に登場したのが3作目の「ワールド・エンド」。同作の全米での公開日は2007年5月25日。そしてウィルが復帰した「最後の海賊」の全米公開日が2017年5月25日。まさしくぴったり10年後ということで、ウィルの呪いと完全に一致した。

検索していたら『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を観ていないことに気がついてしまった。4作は劇場に観に行ってたのに。DVDも観ていない。なにをしていたのだろう?


大脱走』は、1963年公開のアメリカ映画。戦闘シーンのない集団脱走を描いた異色の戦争映画。監督はジョン・スタージェス。出演はスティーブ・マックイーン 、ジェームズ・ガーナー、チャールズ・ブロンソン 、ジェームズ・コバーン 、リチャード・アッテンボロー 、デヴィッド・マッカラムなど。
1943年3月にチュニジア戦線で乗っていたスピットファイア機がドイツのメッサーシュミット機の機銃掃射を受け、パラシュートで脱出した後にドイツ軍の捕虜となったポール・ブリックヒルが、送られた捕虜収容所で体験した脱走計画の詳細を、戦後に一冊の本「The Great Escape」にまとめて出版した。これを読んだジョン・スタージェス監督がすぐに映画化権を買い取り、自ら製作者も兼ねて作られたのが映画『大脱走』である。
音楽はエルマー・バーンスタインで、彼が作曲した「大脱走マーチ」は、当時ミッチ・ミラー合唱団が歌ってヒットし、また初公開時にスティーブ・マックイーンがドイツ軍から奪い取ったバイクで草原を疾走するシーンがその爽快さとともに話題となり、この映画の代表的なシーンとしてその後長く記憶されている。
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