2-2-7 思惑は巡る

文字数 7,681文字

〝銀河連邦〟という言葉は、ヴューラーの市長就任から半年も経たない間に、あちこちで一般市民の会話の俎上にも上るようになっていた。――
 ヴューラー自身が公に口にしたテネヴェだけではない。市長選前から各国行脚していたキューサックの訪れた先々、そしてその噂を聞きつけたローベンダール惑星同盟、果てはエルトランザ、バララト、サカの複星系国家と、最終的には銀河系人類社会の全域で取り上げられる共通の話題にまで成長していた。
 その大半は弱小の独立惑星国家が描いた夢想として嘲笑し、あるいは哀れむにとどまり、多少盛り上がるとしても酒の肴として話題になる程度であったことは否めない。
 だが一方で、真剣に検討する者がいないわけではなかった。
 なぜなら机上の空論と言って切り捨てるには、巷で噂される銀河連邦構想とやらがやけに現実的なものだったからである。
 加盟国間の航宙・通商・安全保障の共通化のみを目指すというその内容は、多種多様な各国間の最大公約数的な共通項を厳選したものであり、少なくとも実現の可能性がゼロではない、と思わせる程度には十分なものであった。
「といっても、多少なりとも前向きなのはミッダルトぐらい。ほかはどこもかしこも様子見よ」
 オートライドの後部座席に凭れたイェッタがため息混じりにそう口にすると、運転席から振り返ったロカが当然といった面持ちで頷いた。
「まだ海のものとも山のものともつかない話を、早々に見極めろというのも無理な話だろう」
 ふたりを乗せたオートライドは、テネヴェの各地からセランネ区に向かって網の目のように張り巡らされたパイプ・ウェイのひとつを、高速で移動中だった。
「むしろここまで銀河系中に広まっていることの方が、私にしてみれば驚きだ」
「それはキューサック御大のおかげね。あちこちで大袈裟に吹聴して下さったおかげで、少なくとも銀河連邦構想そのものは着実に浸透している。未だ帰国されずに遊説に明け暮れてらっしゃるというのだから、頭が上がらないわ」
 パイプ・ウェイが大きくカーブし、車内のイェッタの身体が心持ちドアに押しつけられる。窓ガラス越しに目に入る、恐るべきスピードで次々と後ろへと流れていく建物たちが、いつの間にか高層の巨大建造物ばかりになっていた。既にセランネ区の中心街区に入った証拠だ。
 そう思った矢先にオートライドがスピードを落として、間もなくパイプ・ウェイから一般道路に降りる。
 目的地の市長官邸まではここから五分足らずで着くはずであったが、オートライドの自動操縦は大通りを経由した最短距離を進むことを避けて、やや遠回りとなる裏道を抜ける道筋を選択した。
「またデモで道が塞がっているのか。ここのところ多いな」
「サカとの交易ルートが事実上封鎖されて、農産物が売り先を失っているからね。市長に不満をぶつけるしかないのよ」
 裏道に沿って立ち並ぶ建物たちの合間から、人々の群れが大通りを行進していく様がちらほらと窺えた。彼らが向かう先には市長官邸の敷地の正門がある。
 集団は秩序だった足並みで要求を口々に叫ぶ程度だから、危険性があるわけではないだろう。とはいえわざわざ彼らの前で、官邸の中へ入っていく様子をこれ見よがしに見せつける必要もない。無用の刺激を避けて、イェッタとロカを乗せたオートライドは官邸の裏口へと回った。
 ロビーにロカを待たせて、イェッタは市長官邸の二階にある会議室を訪れた。部屋の中央には大きな黒塗りの長楕円形テーブルが据え置かれ、数名が既に着席している。その最奥の席に、見慣れた赤いロングストール姿のヴューラーが腰掛けていた。
 ヴューラーはイェッタの姿を認めると、ベープ管の先端に奢られた銀の薔薇を振って出迎えた。
「あなたが遅刻とは珍しいわね、イェッタ」
「申し訳ありません。途中でデモ隊を回避するため、回り道をしてしまいました」
 イェッタの口上を聞いて、ヴューラーの分厚い唇が歪む。
「あの連中も、よく飽きずに騒ぎ続けられるものだわ。サスカロッチャはどう?」
 サスカロッチャからこの会議に駆けつけた来たイェッタは、伏し目がちに頭を振った。
「デモは発生していませんが、ある意味セランネ以上に深刻ですね。ちょうど収穫直後にサカとのルートが封鎖になったせいで、農産物価格暴落の煽りを受けた農家ばかりです。私の事務所だけでなく実家にまで、農業共同体が陳情に押し寄せています」
 彼女の回答は予想の範疇だったのだろう。ヴューラーは歪めた唇をそのままに開いて、ベープ管の端を挟んだ。
 一息に吸い込んで、そのまま吐き出される白煙がテーブルの上を漂う。
 水蒸気の煙は膨張したかと思うと、あっという間に霧散した。既に着席していた列席者たちが煙の動きを目で追う隙に、イェッタは会議卓の末席に着席する。
 会議に出席するのは議員や官僚、民間の専門家を問わず、銀河連邦構想を実現すべくヴューラーが掻き集めた人材ばかりである。ヴューラーの市長就任以来、既に何度も回を重ねたこの会議の中で、イェッタはヴューラーの補佐役的な立場を任じられていた。
 若く、まだキャリアも乏しいイェッタの実力を疑問視する声は少なくなかったが、ヴューラーの鶴の一声に反対する者もいなかった。何より銀河連邦構想を最も詳細に把握しているという点で、イェッタの右に出る者はいない。
 末席を定位置としながらも、イェッタの存在感はこの中でヴューラーに準じている。
 今日の議題は銀河連邦構想の実現に当たっての最大の課題である、安全保障面の確立についてであった。航宙・通商面についても問題は山積しているが、このふたつを担保するための安全保障――詰まるところ警察軍事力の整備については、道筋すら見えないのが現状だ。
 三ヶ月後、スタージアで四百周年の祖霊祭が催される。スタージアはその場で銀河連邦構想への賛同の意を表明することになっており、ヴューラーやイェッタも出席する予定だ。祖霊祭自体が参加各国に対する銀河連邦への加盟を呼びかける最大のプレゼンテーションの場となるわけであり、それまでに不安要因は解消しておきたかった。
「仮に独立惑星国家全ての軍事力を集結させたとしても、複星系国家には全く太刀打ち出来ません」
 列席者のひとりで軍事関係の専門家は、そう言って眉間に皺を寄せた。
「単純に戦力で見れば上回るものの、カバーする範囲が広すぎます。かといって複星系国家と隣接する極小質量宙域(ヴォイド)に戦力を集中させれば、今度は域内航宙の治安維持が疎かになります。実際の加盟国の数にもよりますが、さらなる警察軍事力の増強は必須でしょう」
 軍事専門家の発言に追従するように、議員や法律家、財務担当官僚などの様々な面々が一斉に口を開く。
「戦力を集結させても、既存の各国警察・軍隊を再編して統一の組織とする場合、制度や運用を摺り合わせる段階で相当の軋轢を生むことが予想されます。やはり新規の連邦軍ともいうべき戦力を整備する方向で検討するべきです」
「だが軍隊を新設するとなると、既存の組織を拡大する以上に莫大な財源を必要とする。そんな金を出せとなれば、加盟する国などなくなってしまう」
「やはり広域の通商協定にとどめるべきではないでしょうか。安全保障面を考慮すると、どうしてもコストが跳ね上がります」
 会議卓の上で飛び交う言葉の応酬は、過去に何度も交わされた議論の蒸し返しだ。その度に導き出される結論は同じであった。
 戦力の増強は欠かせないが、そのためのコストが莫大になる。加盟国が負担に応じるとは思えない。だがイェッタはそれらの議論を毎回のように封じてきた。
「安全保障が確保されない限り、結局は複星系国家の圧力に屈することになります。安全保障抜きの銀河連邦では、画餅に過ぎません」
 その通り、銀河連邦構想など所詮は机上の空論なのだよ、という列席者たちの無言の主張を孕んだ視線が、イェッタの顔に収束する。ヴューラーに気づかれないように目を向ける姑息さにイェッタは内心肩をすくめたが、新たな方向性を示さなければ彼らも納得しないであろう。
「散々議論が尽くされたかに見えますが、これまでの議論には抜け落ちている観点があります」
 居並ぶ面々の顔ぶれを見比べながら、イェッタは努めて穏やかな口調で口を開いた。
「抜け落ちている観点……なんでしょう、議員?」
 軍事専門家が神経質そうな薄い頬をひくつかせながら尋ねる。彼の発言に見え隠れする嘲笑に、イェッタは微笑で応じた。
「銀河連邦加盟国にはローベンダール惑星同盟を含むという前提条件を、考慮していないという点です」
 惑星同盟の名前を聞いて、ヴューラーを除く列席者たちは息を呑み、あるいは表情を曇らせる。彼らの表情を無視して、イェッタは話を進めた。
「これまでの皆さんの議論は、ローベンダール惑星同盟の加盟の有無に関わらない、一般論的な内容に終始しています。ですが惑星同盟を加えて考えればどうでしょう。同盟戦争では当時銀河系随一だったバララトをも打ち破った、彼らの強大な軍事力を基軸に据えた、効率的な連邦軍の創設も可能なはずです」
「お言葉ですが、レンテンベリ議員」
 イェッタの言葉を遮ったのは、彼女と同じく市民議会議員であり、ヴューラーの側近を長年務める中年男性だった。
「そのローベンダール惑星同盟の加盟こそ、もっとも現実味に欠ける可能性ではありませんか」
「そうでしょうか」
 イェッタが小首を傾げてみせると、男性議員の顔に若干苛立たしげな表情がよぎった。彼の右手の人差し指が黒塗りの会議卓の表面を叩いて、室内に一定のリズムを刻む。
「先日の市長の就任パーティーに現れた、アントネエフ卿の振る舞いはご存知でしょう。銀河連邦構想への警戒を隠そうともしない。サカとの交易ルートも、彼が治めるスレヴィア星系での取り締まりと称した過剰な警備活動によって、事実上封鎖されている。銀河連邦の成立を諦めて惑星同盟に与するようにというあからさまな圧力ですが、効果があるのは否めない。これほど敵対的であることが明らかなのに、彼らが銀河連邦に加盟するなどということが有り得ますか」
 最後に会議卓をひときわ強く叩きつけて、男性議員は発言を終えた。多少の温度差こそあれ、議員の発言は列席者たちの内心を代弁したものであった。非難めいた視線を一身に集めながら、だがイェッタの態度には微塵も怯む様子はない。背凭れに身体を預けながら、イェッタは冷静な口調で告げる。
「皆さんは何か勘違いされております」
 そう言ってイェッタは膝の上に載せた両手を組み直しつつ、あくまで穏やかに、諭すように言った。
「ローベンダール惑星同盟を、一度に丸ごと加盟させる必要はないのです」
 イェッタの発言に、会議室内が困惑した空気で満たされる。彼女の発言の意図を真っ先に汲み取ったのは、それまで一言も口をきかずにベープ管を吹かしていたヴューラーであった。
「ローベンダール惑星同盟を構成する十五の惑星国家に、個別に誘いをかけるということね」
 市長の声を耳にして、列席者たちが驚きと共にヴューラーを振り返る。イェッタが無言で頷くと、ヴューラーはベープ管の先を無軌道に振り回しながら、同席する面々の顔ぶれを見回した。
「昨日、キューサック・ソーヤ前市長が惑星ローベンダールに到着したという連絡を受けたわ。てっきりあの、スレヴィアの脳筋領主と会談するためかと思ったけど、もしかして」
 イェッタが「はい」と答えて、列席者たちが今度は末席に視線を向けた。
「前市長はちょうど今頃、ブリュッテル卿とお会いになっていることかと存じます」
 ローベンダール惑星同盟の中でも最大の実力者にして、惑星国家ローベンダールの代表者たる人物の名前が出て、列席者たちの口から一様に驚愕の声が上がった。
 一同の反応に満足しつつ、イェッタは淡々と説明する。
「ブリュッテル卿が簡単に靡くとは思っておりません。ですが前市長とブリュッテル卿が接触したという事実、これだけでアントネエフ卿を動揺させるには十分でしょう。首尾良くブリュッテル卿を味方につけることが出来れば良し、でなくともアントネエフ卿に交渉を持ちかける切欠としては申し分ありません」
「アントネエフとブリュッテルが組んで、私たちを嵌めにかかるという可能性は?」
「有り得ません。彼らが協力出来るようであれば、我々はとっくに惑星同盟に組み込まれているでしょう」
 イェッタは確信に満ちた表情と共に、そう断言した。なぜイェッタがそこまで言い切ることが出来るのか、不審に思う者がいなかったわけではない。だが彼女の言葉にヴューラーが満足げに頷くのを見て、異論を挟める者こそいなかった。
 イェッタに続く発言者がいないことを確認すると、ヴューラーはことさら鷹揚な仕草で一同を睥睨した。
「ローベンダール惑星同盟の加盟を計算に入れて、もう一度安全保障面について検討し直しなさい。来週、またここで報告を聞かせてもらうわ」

 スタージア宇宙港は銀河系人類社会でも最古の歴史を誇る。多くの巡礼客を迎えるという目的のため、その規模は銀河系でも有数とされるにも関わらず、その日の宇宙港周辺宙域には入港待ちの宇宙船が溢れかえっていた。
 今年で四百周年という記念すべき年を迎える祖霊祭に参加するため、各国から例年をはるかに上回る出席者たちが殺到しているのである。
 スタージア博物院から公式に招待された人々は一般客に優先されてはいるものの、宇宙船が港内のドッキングポートまでたどり着くまで十時間待ちなどはざらであった。
 待機中の公人たちは、ただ宇宙船の中で暇を持て余しているわけではない。銀河系中の要人たちがこれだけの数、一星系内に会する機会はなかなかないのだ。待機中の宇宙船たちの間では暗号化された通信が頻繁に飛び交い、彼らは直接対話する絶好の機会を最大限に活用している。中には入港時間をわざわざ遅らせて、通信による会談を優先させることも珍しくない。
 ローザン・ピントンは自身が乗り込む宇宙船の一室で、デスクの上に立てかけられたポータブルの透過パネル型端末に目を向けていた。画面には彼がテネヴェで見惚れた美しい女の顔が映し出されている。美人との通信は眼福と嘯きながら、ピントンは目尻を下げたままパネル越しにイェッタと向き合っていた。
「では、テネヴェは惑星国家スレヴィアに対して、銀河連邦結成への協力を要請すると」
 ピントンは相好を崩したまま、そう言ってイェッタとの会話の内容を確認した。
「ピントン様の仰る通りです。スレヴィアには是非、前向きに検討して頂けることを期待しております」
 画面の中のイェッタが穏やかな微笑をたたえながら、彼の言葉に頷く。ピントンはこめかみを肉付きの良い人差し指で掻きながら尋ねた。
「スレヴィアはローベンダール惑星同盟の加盟国です。ほかの加盟国を無視して勝手な行動を取るわけにはいかないだろう……そうお考えにはならないので?」
「その点はご安心下さい。本件についてはローベンダール、イシタナ、タラベルソなど、ローベンダール惑星同盟の加盟国に全て、個別に要請を出しております」
 それまで細められていたピントンの目が、わずかに見開かれる。彼の表情の変化を知ってか知らずか、イェッタは微笑を保ったままに形の良い眉をひそめた。
「むしろスレヴィアへの申し出がこうして最後になってしまったこと、お詫び致します。本来でしたらテネヴェと付き合いの深いアントネエフ卿にこそ、真っ先にお願いするべきでしたのに」
「いえいえ、お気遣いなく。貴国の申し出については主人に間違いなく伝えること、約束します」
「アントネエフ卿には是非にと、よろしくお伝え下さい」
 最後まで穏やかな笑みを口元に浮かべたまま、イェッタの顔が画面から掻き消えた。
 通信を終えたピントンの目には、透明になったパネルを透かした向こうで、太い両腕を組んで彼の顔を見据える主人の姿が映る。アントネエフはこれ以上ないというほどの渋面で、腹心の部下に尋ねた。
「テネヴェの、あの前市長と接触していたのは、ブリュッテルだけではなかったということか」
「そのようですな。ローベンダール、イシタナまでは把握しておりましたが、スレヴィア以外の全てに接触済みとは想定外でした」
「あの女、よくもまあぬけぬけと、ご安心下さいなど言ってのけるものだ。ピントン、お前が言った以上の食わせ者だぞ」
 苦虫を噛み潰したような顔で、アントネエフが憎々しげに言葉を吐き捨てる。ピントンは細い眉根を寄せながら、懸念を口にした。
「ローベンダールやイシタナはともかく、タラベルソは我々の同志のはず。にも関わらず、キューサック・ソーヤ氏の訪問について報告がなかったことが気に掛かります。案外、あのモトチェアの老人の口車に乗るつもりなのかもしれません」
「そんなことが有り得るか」
「現在の同盟の枠組の中では主導権を握れない国が、銀河連邦という新しい枠組の中でなら逆転を狙えるかもしれない。そんな機会が巡ってきたとしたら、バジミール様ならいかがしますか?」
 ピントンの問いかけに、アントネエフは張り出した顎先に手を当てて唸る。だが主人が太い眉をひそめて悩む姿を見ても、ピントンは暢気な口調で「案ずることはありませんよ」と断じた。
「テネヴェは今回の祖霊祭で、各国に銀河連邦構想への参加を呼びかけるつもりでしょう。ですがどれほどの賛同が集められるか、そこからして怪しいところです」
「しかしお前が先ほど言った通りにタラベルソや、もしやローベンダールにイシタナまで参加すると知れば、ほかの独立惑星国家たちが一斉に靡く可能性はある」
「そうです、その可能性はあります。ですが我々は()、ローベンダールやイシタナに先駆けて、その場合に対処できる立場にあります」
 ピントンは特に「今」という単語を強調した。腹心の意図を察して、アントネエフのひそめられた太い眉根が俄に開く。
今ここ(・・・)に、惑星同盟の代表としているのは、私だ。ローベンダールもイシタナも、誰も送り込んではいない。予めスレヴィア派(・・・・・・)を増やすことが出来るチャンスが、我々にはある」
「そういうことです。各国の代表に直接声を掛けることが出来るのはテネヴェだけではない。我々もまた同じ立場なのですよ」
 ピントンの無邪気なほどの笑顔に対して、アントネエフは大きく頷いた。
「入港まではまだ時間があるな。まずはチャカドーグーに連絡を取れ。あの首相なら、尻尾を振って我々の下につくだろう」
 主人の指示が下されるまでもなく、忠実な腹心は既に透過パネル型端末の上に指を走らせていた。
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登場人物紹介

シンタック・タンパナウェイ:第一部に登場。

ドリー・ジェスター:第一部・第三部に登場。

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