あとがき　～シンクロニシティ・偶然の一致の起こし方～

『シンクロニシティ・エッセイ集』をお読みいただきまして、
まことに、ありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。

あまりにも驚くべき内容だった為、最初は、

「これは、本当だろうか？」

と、お思いになられた方も、１つ１つの話を読み進め、多くの実例に触れることで、

「あぁ、これは、本当だ……」

と、真実であり実話であることを感じ取っていただけたことかと思います。

この驚くべきシンクロニシティ体験談から、人の「心のモヤモヤ」や「直感」には、驚くべき結果をもたらすことがあることがお判りいただけたことかと思います。

此処に、これまでの私の経験から得た『偶然の一致の起こし方』をお伝えします。

１、心がモヤモヤする時、心の声を聴き「ふと思い浮かぶこと」を実行してみる

２、なんとなく「した方がよい」と感じていることを実行してみる

３、日常的にも「ふと思い浮かんだこと」を実行してみる

４、「こうなりたい」「これをしてみたい」ということを実行してみる

５、「ふと頭に思い浮かんだこと」を後回しにせず、即実行してみる

この５つのような行動を取ると、偶然の一致が起きやすくなります。
読み返してみるとハッキリと判るかと思いますが、このエッセイで書かれた全５０話の偶然の一致の中の多くが、この５つの行動から起きています。

「ふと思い浮かんだこと」を実行してみてください。
偶然の一致が確実に起こりやすくなります。

実行する時の注意点があります。

※人に迷惑が掛からない範囲で実行する
※愛と調和で無理のない範囲で実行する
※直感だけに頼らず、上記２つを考える

この３点を心掛けてみて下さい。

３つ目の「直感だけに頼らない」とは、「ふと思い浮かんだこと」を実行する時に、

「これをしても他者に迷惑は掛からないか」
「これは無理なく愛と調和で出来ることか」

と、しっかりと頭で考えて判断するということです。
実際には、次の手順で実行してみてください。

１、「これをしてみようかな」と思い浮かぶ
２、「他者に迷惑が掛からない事か」判断する
３、「無理なく愛と調和で出来るか」判断する
４、「大丈夫」と判断できたら即実行してみる

直感的に「これをしてみようかな」と思い浮かんだら、しっかり考えて「実行しても大丈夫」と判断したことを即実行するわけです。

そうすることで直感を最も正しく活用することが出来ると思います。
皆様方に、このエッセイが少しでもお役に立てると嬉しく思います。

龍崎京一郎