あらすじ紹介

文字数 891文字

はい、それではお待たせしました。「どすこい。」紹介第三回です。

今回は、今更ながら内容について触れてみたいと思います。

収録されている各タイトルの内容を、一行から二行ほどで紹介していきます。

収録タイトル【筆者】→元タイトル【筆者】


四十七人の力士【新京極夏彦】

→四十七人の刺客【池宮彰一郎】

○四十七人の力士たち、討ち入りを決行す。

パラサイト・デブ【南極夏彦】→パラサイト・イブ【瀬名秀明】

○縄文時代のものと思われる巨大なミイラが生き返り、そのうえ研究所内で暴れまわる。

○すべてがデブになる【N極改め月極夏彦】→すべてがFになる【森博嗣】

○その研究所からは、誰も出られない。たとえ、密室でなかったとしても。

土俵・でぶせん【京塚昌彦】→リング/らせん【鈴木光司】

○五十年の時を経て復活した、読んだ者が必ず死ぬ呪いの小説。その真相が今、明かされる。

脂鬼【京極夏場所】→屍鬼【小野不由美】

○死んだはずの村人たちが、生前よりも太った姿で目撃される。これは伝承の膨れ上がりなのか!?

理油(意味不明)【京極夏彦】→理由【宮部みゆき】

○八十八歳の曾祖父相手に、家族が相撲で勝てない驚愕の理由とは。

ウロボロスの基礎代謝【両国踏四股】→ウロボロスの基礎論【竹本健治】

○どこまで嘘で、どこまでが本当なのか――。「どすこい。」の魅力が詰まった一編。

原作の中には、映像化された作品もいくつかありますね。
四十七人の力士が討ち入りって、なんか怖いなぁ。
元は忠臣蔵の話なので、雪の中を四十七人の力士が進んでいきます。
……。え~と。それはつまり、まわしだっけ、あの姿で?
そうですね。
凄い絵面だね。
屍鬼はあらすじ聞いたことあるけど、あれって、ホラー系だった気がする。
脂鬼では、人の代わりに食料が消えます。しかも、村は雪により脱出不可能な状況です。
えっ、食料完全になくなったら、ヤバくないか、それ!?
まぁ、それはどうなるか、読んでからのお楽しみです。
さて、三回に分けての紹介でしたが、いかがだったでしょうか?

一人でも多くの方が、「面白そうだから、ちょっと読んでみようかな」と思っていただければ幸いです。

ありがとうございました!

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登場人物紹介

紹介する人…京極夏彦作品はわりと読むほう。「百鬼夜行」シリーズは文庫分冊版派。

紹介される人…京極夏彦作品の名前は聞いたことがあるが、読んだことはない。

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