文字数 389文字

 ガチャコが最近、妙に女の子っぽくなってきたことはうすうす感じていた。

 女の子っぽくなったガチャコは、練習のときも以前のように声をバカみたいに張り上げたり、道場内を飛び回らなくなった。剣道のスタイルも、ずいぶん大人しくなった。

 オレは、ユウコから聞いた言葉がずっと残っていて、何となくガチャコのことを意識するようになってしまった。意識しないようにしようとすればするほど、ガチャコのようすが気になる。

 ガチャコは五年生になって、背がひょろっと高くなり、髪を長く伸ばしはじめてから、雰囲気がガラッと変わったのだ。

「ガチャコのオッパイ、でかいにやー」

 エロチンがガチャコにそういうと、ガチャコは真っ赤な顔をして怒り、逃げるエロチンを追いかける。

 いわれてみると、ガチャコの胸のふくらみが少し目立つようになった。

 オレは見てはいけないと思いながらも、ガチャコの胸をチラチラと見てしまう。

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