文字数 315文字



僕を愛してくれる
その瞳に嘘がないと
信じていたかったのに
あなたはいつも
結局は自分のことで
いつも精一杯なんだと
どことなく気がついた日から
僕は少しずつ
色んなことから
解放されていく気がした
取り合った手と手
あなたの優しさが
温もりとして伝わってたと
思ってた幻に
縛られた日々の全てが
嘘じゃない事も
僕は知ってる
でもどんなに振り返っても
あなたの中心には
僕は1番でも2番でも
3番ですらもなかったんだ
僕はそれでも
あなたとの時間が
かけがえのない日々であり
あなたがいなければ
僕は僕じゃないから
一方的にこの温もりに
愛という名で思い出にしよう
今日でこの手を
僕から振り払うよ
あなたにとってはただの巣立ちでも
僕にとっては永遠のサヨナラ
新しい愛を探す一歩を踏み出すよ
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