7話 J
文字数 2,805文字
研究所。地下3階。
ソーマは、兵士と戦っていた。
ローラン、オズマサイド。
オズマは機械に備えられたキーボードをカタカタカタカタ、と打っていた。
その時、ふいに部屋の扉が開いた。
キィィ…
その瞬間、ハヤトが手を前に出し炎の球が発射。
避ける隙もなくオズマに命中してしまった。
ガシャン!
ズル…
――研究所。地下3階、廊下。
ソーマは兵士を全員倒す事に成功するも、体力を失い壁にもたれかかっていた。
ソーマは壁の端を睨む。
卵型の機械にソーマの体が入ると、ウィィン パシュウウウ…という音を立てて機械が緑色に光った。
決して眩しくはない、ほんのりとした優しい光だ。
やがて、ソーマは体が軽くなったかのように立った。
…繰り返す!