† 推敲中 †

文字数 719文字

 物語前半部分(一章)も山場を超えたと思いますので、古い部分は一端推敲に入りたいと思います。そのため一時、古い部分を非表示(〝下書き〟状態)にします。

 キリスト教蘊蓄を挟むと物語が進まず、物語を進めると蘊蓄を挟みにくいというジレンマとの戦いなのですが、もう少し、このバランスを見極めたいと思います。読み直すと、やはり〝プラハ窓外投擲事件(デフェンストレーションズ)〟は入れたいと思いまして。(これの何が凄いって、西洋圏では窓外投擲(デフェンストレーションズ)って単語が存在するところです。)

 そういえば11月末から書き始めて約3ヶ月とちょっと。キリスト教諸派の教義(ドグマ)上の幾つかの重要語句、プレ宗教改革に関する歴史上の人物で検索すると、私の書いたこれら駄文が検索エンジンの比較的見やすい位置に登場するのは、ちょっと感激を覚える反面、責任の重さもヒシヒシと伝わってきました。
 といいますのも、執筆当初は〝キリスト教的な蘊蓄に関しては訂正も入るだろうから〟と気楽に書いていたのですが、それは〝賞に選ばれた作品〟だけであって、私の書いているような選外駄文に対してそのような訂正はなされないのです(あたりまえなんですが……気づくのが遅かったです。)即ち総て、私の責任において、正確さに期さなければなりません。少なくとも、(創作部分は除いて)間違えた話・根拠のない話をネット上で広めるような阿呆な事は、私の望むところではありませんので。
 何しろ聖餐の時にワインを出す出さないで司教が追放されたり、戦争が起きて人が死ぬような世界の話です。歴史上の逸話等、正確に記するように、より慎重になりたいと思います。

2018 03 04
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  • † 推敲中 †
  • 序章

  • 第一章 茶室と童女 黒樂の銘は〝恋娘死す〟神の御名にてこれを練る

  • 第二章 東国の西方教会キリスト教徒、西国の東方教会へ

  • 終章 祖母の目覚め

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