詩小説『ヒロイン』3分の愛しい日々。傷ついた人へ。

エピソード文字数 577文字

ヒロイン

夕映えの河原道、うんと影を伸ばし、ふたりの間繋ぐように、買い物袋揺れている。

生まれ変わってもまたあなたを捜して風に乗り飛んでいく。そう私は綿毛のたんぽぽ。

今気づいたの。
すべては神様から与えられれた、
愛おしい試練。

泪の海原。傷つきながらも、
泳ぎきった過去。

運命はあなたというギフトと、
出逢わせてくれた。

あなたと夜になって、
同じ家に帰る日々がある。

そして、素敵なヒロインになる。

夏風邪をこじらせたように微熱なこの心。優しさにしんしんと火照らされる。

慣れてはない暖かな温もりに触れてしまったら溶けてなくなるの。そう私はスノーマン。

リボンも飾り付けもない箱の中。
ふたを開ければ、賑やかでなくとも、
ささやかなるギフトに今日が来る。

毛布みたいな言葉に包まる。
静かな森から木を持ち寄って、
ふたりの暖炉に焚べるように。
その火を絶やさないで。

生活で生まれる音を歌にして、
緩やかなステップ刻んで、
スローダンスを踊るの。

ヒロインは物語を紡ぐ。

今気づいたの。
すべては神様から与えられれた、
愛おしい試練。

泪の海原。傷つきながらも、
泳ぎきった過去。

運命はあなたというギフトと、
出逢わせてくれた。

あなたと夜になって、
同じ家に帰る日々がある。

そして、素敵なヒロインになる。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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