文字数 7,860文字

「……遅かったな」
「すみません」
「謝罪はいい。責めているわけじゃない」
 淡々と答えたグレンは、部屋に入ってきたフィオナにソファを勧めて座らせた。
「一応、遅れた理由を聞いておこう」
「さっき、そこでダリモア公爵家の方とお会いまして、パーティーに参加していた女性に似ているって言われて、それで自分の邪魔をするなって釘を刺されたくらいです」
「――それだけか?」
「はい」
「そうか……」
 グレンは少し考え込んだ後、自分の後ろに控える副団長を呼び、何かしらを耳打ちした。近くにいるフィオナにも聞こえないくらいの小声だ。
 聞き終えた副団長は特に口を開くこともなく、フィオナをちらりと見た後、グレンに対してぺこりと頭を下げて部屋を出て行った。
 この前のパーティーの時もバルコニーで耳打ちをしていたけれど、何を命じているのだろう。しかし、それを訊ねることはできないので疑問に思うだけだ。自分のことに関してじゃなければいいけど、と不安でならない。けれど、雰囲気的に自分に関してな気がする。
 不安でドキドキしていると、コンコンとドアが控えめにノックされ、グレンに仕えているメイドが姿を現した。
「お茶をお持ちしました」
 目の前にお茶と思われる飲み物が入ったカップが置かれた。ほのかに立ちのぼる湯気が、甘い匂いを運んでくる。
「?」
 しかし、不思議なことにメイドが持ってきたお茶は一つだけで、置かれたのはフィオナの前だけ。どうしてグレンの分がなくて、自分の分だけあるのか。
 その疑問が表情に出てしまったのか、グレンは淡々と「気にするな。俺はそれを飲むことができない」とよくわからないことを言って、お茶を飲むよう勧めてくる。
 自分だけ飲んでもいいのだろうか、と思ったが、勧められて飲まないわけにもいかない。窺うようにグレンを見ると、こちらが口をつけるまで待つつもりのようである。
 意を決して、絶対に高級品だと思われるカップを手にして、一口飲む。
 とても甘いのだがすっきりとした味わいで、こんなお茶は初めて飲んだ。美味しくて、あっという間に飲み終えてしまった。甘い余韻に浸りながら、カップから口を離す。
「美味しかったです。ありがとうございます」
 カップをテーブルに戻しながら礼を言うと、グレンは「やはり、そうでしょうね」と言って笑った。
 そう言うってことは、やはりどこかの国特産の高級茶葉を使っているんだろうか。美味しかったし、あとで聞いてみようかな。でも、こんなに美味しいお茶はやっぱり高いだろうなぁ。
 色々と頭の中で考えているとグレンは微笑んだまま、「今日、二つほど話があって呼び出させてもらった」と言う。
「二つとも、フィオナ嬢に関してのことだ」
 その言葉に、ドキッとした。肩が震えそうになったのを、寸前で堪える。
「一つは、フィオナ嬢の周辺で不審な動きがある。用心するように伝えてほしいということだ。もう一つは、父上からフィオナ嬢へお茶会の誘いが来ている」
「……お、お茶会?」
「ああ。俺が求婚した相手を一度見てみたいと言っている。明日、父上に会ってほしいと伝えてもらえるか?」
「あ……、明日?」
 かなり急だ。明日は騎士団の訓練が休みだから時間はあるけれど。
 グレンの父親と言えば、この国を治める国王陛下だ。そんな人と自分がお茶会?
 ――なんで……?
「明日、十時頃に迎えに行くと伝えてくれ」
「……わかりました」
 口振り的に、決定事項であるようだ。普段から多忙を極めている国王陛下が、自分なんかのために時間を割いてお茶会の場を設けてくれるのだろうか。本音を言えば会いたくないが、国王陛下直々の誘いを断れるはずもない。
 明日の朝食が終わったらすぐに外出届けを出して屋敷に戻って準備しなくては。
 国王陛下とのお茶会に気を取られて、フィオナは最初の話は頭から吹き飛んでいた。



 グレンが用意した迎えの馬車は、十時ぴったりにやってきた。時間厳守は素晴らしい。
 王族が暮らす建物を案内されて歩いていたフィオナは、行く先に三人の男性がこちらを待ち伏せするように立っているのに気づいた。
 案内してくれている使用人もそれに気づいたようで、困ったような表情をしている。
 上等な服を着ているので、裕福な貴族以上の家柄だと思われる。案内されている場所が場所なので、王族の人だろうか。似たような服を三人で着ているため、もしかしたら兄弟とかそれに近しい関係なのかもしれない。顔つきも、どことなく似ている気がする。
 彼らは、近づいてきたフィオナ達の行く手を遮るように廊下に並んで立った。そのせいで、そこから先へ行くことができなくなる。
「あの……」
 使用人が困惑を隠しきれない声音で口を開いたが、一番右端にいた男性が「黙ってろ」と一言命じただけで、使用人は口を噤んでしまった。
 そんな使用人を素通りして、三人はフィオナを取り囲んだ。不躾にじろじろと頭のてっぺんから爪先までを見られる。その視線には、隠そうともしない侮蔑が混ざっているのがわかった。
「あいつ、こんなのに惚れたのか?」
「ダリモアの娘のほうが美人だろ」
「あいつの美的感覚を疑うね」
 自分とグレンが同時に貶されている気がする。ちょっとムッとした。しかし、それを表情に出すことなく、「何か御用ですか?」と問いかける。
 一人がフィオナの問いかけを鼻で笑った。
「人形に意志を持たせるなんて余計なことをした女の顔を見に来たんだよ」
「……人形?」
「――グレンのことだ」
 もう一人がきっぱりと言いきり、それでもフィオナは意味がわからずに眉をひそめる。
「今まで兄である俺らに従順だったグレンが、自分の意志を持ち始めて反抗するようになった。それがお前のせいだって言ってんの」
 この三人は、グレンの兄王子達であるらしい。その彼らに従順だったグレンが逆らうようになったのが、フィオナのせいであると言っているのだ。
 ――あの団長が、この人達に従順だったの……?
 そんな光景が思い浮かばない。でも、確かにグレンは特に誰かと波風を立てるようなことはしない主義であるのはなんとなくわかる。誰とでも一定の距離を置いており、余計なことは言わないし、踏み込んでくることもない。
「お前と出会ってから、あいつは変わり始めた。それまでは俺達に従順な人形だったのに」
「余計なことをしてくれたよな、お前」
 その言葉に、カチンときてしまった。
 気づいたら、口を開いていた。
「……残念です」
 そう言うと、三人の視線が一気にフィオナへと集まった。何を言っているのか、これから何を言おうとしているのかがわからないらしく、一様に眉をひそめている。

「――あなた達は血のつながった兄弟なのに、あの人のことを何も知らないんですね」

 三人の目つきが鋭くなる。明らかに、フィオナの軽蔑を含んだ声音に気づき、怒りを感じたようだ。しかし、ここまで言ってしまうと後に引けない。こうなったら、言いたいことを言ってやる。
「グレン様のどこが人形だって言うんですか? あの人は感情が表に出にくいだけで、感情がないわけじゃないんです。それに気づいてもいないんですか? グレン様の美的感覚を疑う前に、自分達の人を見る目を養ったほうがよろしいのでは?」
 明らかに、怒りを買ったのはわかった。
 けれど、グレンのことを人形だの意志を持ち始めただの、それが自分のせいだのと言われて笑って受け流せるわけがない。
 変わらない表情、淡々としたしゃべり方。何が起こっても冷静沈着。誰もがグレンのことを人形みたいだと言い、実際フィオナもそう思っていた。
 ――でも、違う……
 グレンにだって感情はある。それが表に出にくいだけなのだ。それを知ってしまったら、もう彼のことを人形みたいだなんて思えない。
 なのに、この人達はグレンのことを人形だと言い切った。血のつながった兄弟なのに、フィオナよりも彼のことを理解していない。出会ってから半年も経っていないようなフィオナが気づいたことに、グレンが産まれた時からの付き合いであるはずの兄弟三人揃って気づいていない。それが残念でならなかった。
 今までグレンをおもちゃのように扱ってきたのだというのがありありと伝わってきて、怒りがこみ上げてくる。グレンがおもちゃなわけがない。人形なわけがない。
 ……そう信じている彼らを、許せるわけがない。
「そんなことにもお気づきにならないなんて、あなた方はグレン様が産まれてからあの方の何を見てきていらっしゃったんですか? 嘆かわしいことですね。血のつながったご兄弟のことを人形だと言い切るなんて、あなた方の神経を疑いますよ」
 一気にまくしたてて強い眼差しで三人をにらみつけていると、目の前に立っていた一人が手を振り上げた。
「この……っ、無礼者が!」
 殴るなら殴ればいい。
 今言った言葉は、絶対に訂正しない。反論せずに暴力で解決しようとするなんて、図星を突かれましたと言っているようなものではないか。
 だから、殴られたとしてもこちらの勝ちだ。殴りたいなら殴ればいい。こちらの勝ちは変わらない。
 フィオナは避けようともせず、自分を殴ろうとしている手を見つめていた。怖くはない。心の中に広がるのは、勝利への喜びだけだ。
 振り下ろされる寸前、三人の背後からぱしっとその手を掴んだ者がいた。
 全員が、はっとして突然現れた者を見る。誰一人として、その存在に気づかなかった。
 一斉に注目を集めた青年は、見る者に恐怖心を抱かせるくらいの無表情で、三人の兄を見下ろしていた。
「俺をいくら罵倒しようが構いませんが、この方に手を上げるのだけはやめていただけますか?」
 抑揚のない声音に、隠しきれない怒りを滲ませて。自分達よりも高い位置から見下ろされて、三人の兄が大きく目を見開いた。驚いているのがわかる。怒りとはいえ、感情を表に出しているグレンを初めて見たのかもしれない。
 フィオナを殴ろうとしていた王子は舌打ちをした後、「無礼な口を聞いたこと後悔しろ」と言い、もう一人が「その無礼者の口をしっかりと塞いでおけ」とグレンに言い捨て去って行った。
 その後ろ姿がしっかりと見えなくなるまで確認していたグレンは、見えなくなった途端にフィオナへと向き直り、「申し訳ございません」と謝ってきた。
「彼らはあなたを無礼者と言いましたが、無礼なのは兄達のほうです。女性に手を上げるなど、許されざることです。代わりに俺が謝罪します」
「――いえ、大丈夫です」
 謝罪してほしいのは兄達であって、代わりだとしてもグレンに謝罪させるのは間違っている気がする。
「今の話……、聞いていましたか?」
「いえ。俺はたった今、なかなか訪れないあなたを捜しにここまで来て、やっと見つけたところだったので。とにかく、間に合ってよかったです」
「そうですか……」
 グレンはどうしてフィオナが無礼者と言われていたのか聞いてくることはなかった。それに少しだけ安堵する。訊かれたら、どう説明していいかわからない。
 その後は何事も起こらずに、グレンの案内で王宮の中でも王族と許可された人間しか立ち入れない区画へと入り、季節の花々が咲き誇る中庭らしきところへ連れて行かれる。
 そこには椅子とテーブルが用意され、一人の男性が腰掛けていた。歳の頃は五十代後半くらいだと思われる。優しそうな双眸が笑った時のグレンと似ている気がして、フィオナはすぐにこの人が国王陛下で――グレンの父親だと理解した。
 すぐに挨拶をしようとしたフィオナを止め、彼は椅子に座るように勧めた。その勧めに従い、フィオナは精緻な意匠が施された椅子に腰掛ける。
「初めまして。君がグレンの意中の相手で間違いないかな?」
「……はい」
 認めるのもなんだか恥ずかしいが、そのとおりなのでイエスの返事しかできなかった。
 ちらり、と父親が息子へ視線を向けると、グレンは頭を下げてどこかに行ってしまった。完全に二人きりにされ、否応なく緊張感が高まる。
 国王はそれに気づいているのか気づいていないのか。でも、あのグレンの父親なのだから気づいていないはずがない。しかし、それに触れてくることはなく、続けて口を開いた。
「名は、フィオナ=アリソン。歳は十六。家族構成はアリソン伯爵家当主に母親、君に双子の弟。悪いけど、少し簡単に調べさせてもらった」
 その言葉に、弟のふりをして騎士団に入っていることまでバレたのではないかと内心ヒヤヒヤしたが、どうやらそこまでは調べはいっていないらしい。本当に簡単に調べただけのようだ。それにほっと安堵の息を吐く。
「グレンから、結婚したい相手を見つけたと言われた時は驚いたよ。そういうことを自分から言うことは一生ないと思っていたからね」
 その言葉は否定しない。フィオナも求婚されるまで、グレンは恋愛や結婚とは無縁だろうと思っていた。
「先ほど他の息子達に会ったらしいね。グレンの兄に当たる、第一、第二、第三王子のことだ」
 脳裡に、グレンを人形だと言い切った彼らの顔が浮かんだ。それだけで少し胸がムカムカしてくるが、押し隠して笑う。
「ええ、会いました」
「あいつらはグレンを目の敵にしていてね。あれの母親だけが私に望まれて王宮に入り、グレンを産んだことが許せないようだ。あいつらの母親はみんな政略結婚だったから、自分達は政治的な理由で産まれ、グレンだけが望まれて産まれてきたのだという羨望がいつの間にか憎しみへと変わってしまった。私は父親だが、この国の王でもある。誰か一人をはっきりと庇ってやることもできない。だから、グレンには申し訳ないことをしたと思っている。あれが笑わなくなったのは、私のせいでもあるからね」
 つまり、あの三人の兄がグレンに冷たく当たったりして、彼はあんなに感情を表に出さないようになってしまったのだろう。そう思うとグレンを不憫に感じてしまうが、彼はそういう同情は好きではないだろう。だから、この感情は胸の奥で押し殺そうと決めた。
 国王はフィオナを見て、優しげに目を細めて笑った。その姿はやはりどことなくグレンを思い出させる。普段の無表情な顔はまったく似ていないのに、笑った顔の印象は似ているのだ。やはり二人は間違いなく親子だと確信した。
「君にはとても感謝している。生きているうちに、グレンの笑顔が見られる日が来るとは思わなかった。あれがとても幸せそうに、そして慈しむように微笑みかける存在に出会えたことが、私は嬉しくて仕方がない」
「……」
 フィオナは、そんな彼からの求婚を断るために嫌われようとしているのだ。そんなことを言われてしまうと、お断りしようとしていることを咎められているような気がしてくる。
「君に、グレンの求婚を受けろと無理強いするつもりはない」
 フィオナは表情に出しているつもりはなかったが、雰囲気から察したらしい。国王はそう言って、言葉を続けた。
「私はただ君に感謝の言葉が言いたかっただけだ。あれは君に出会ってから、少しずつ変わっている。それまでは自分さえも顧みることはなかったのに、最近は君のことばかりを考えている。人に想いを伝える。人を思いやる。自分の意志を持つ。そんな当たり前のことをしてこなかったあれが、そんなことをするようになった。これは大きな進歩だと思っている。だから、あれの求婚を受けなくても、私は君に感謝こそすれ、責めるつもりはない。それだけはわかってほしい」
 求婚を受けろと言われるのではないかと思っていたフィオナは、ほっと息を吐く。とりあえず、受ける受けないは自由にして構わないということなのだろう。そのことで咎める意志はないと言われたおかげで、少しだけ肩の力が抜けた。
「このまま、君にはグレンにいい影響を与えていってほしいと思っている。周りには三人の兄を含め、まだあれを人形だのと言う輩がいる。息子達は、今まで従順だったグレンが逆らうようになったのが気に食わないようだがな。自分達だって常日頃から喧嘩ばかりしているくせに、昔からグレンだけを目の敵にして、あれには従順であることを求めている。従順な人形が逆らうようになった、と言って、影響を与えた君が気に入らないと言っているらしい」
 だから、とまっすぐに見つめられた。
「私は表立って君達に介入することができない。グレンにも注意するように言っているが、君にも注意してほしいと思っている。もしかしたら、息子達が何かするかもしれないからね。あやつらは自尊心だけは高い。君とグレンを引き裂くような何かを考えるはずだ」
「……わかりました」
 昨日、グレンが不穏な動きがあると言っていたことを思い出す。もしかして三人の兄達のことだったんだろうか?
 フィオナがエリオットのふりをして剣術道場へ通っていたことまで調べているのかはわからない。しかし、とりあえず気をつけていたほうがいいだろう。
「父上。時間です」
 フィオナの背後からグレンの声がした。どうやら、もうお茶会の時間は終わりのようだ。
 元々は多忙な国王が少ない自由時間を使って、感謝の言葉を伝えるためだけに会ってくれたのだ。
「陛下。ありがとうございました」
 席を立って頭を下げると、国王はにこりと笑った。彼はずっと言いたかった感謝の言葉をフィオナに言うことができて満足したらしい。
 その時、騒々しい声が聞こえた。
 不思議に思ったフィオナが騒がしい方向を見ると、数人の兵士がこちらに駆けてくるところだった。腰に剣を下げ、手には身の丈ほどの槍を持っている。そんな彼らは国王の前に跪いてから、何やら耳打ちし、その場にフィオナがいることに気づいて表情を硬くする。
「……?」
 何か大変なことでもあったのだろうか。フィオナが黙ってその様子を見守っていると、国王は何かしらの報告を受けた後、驚いた顔でフィオナを見た。
 ――まさか……、エリオットの身代わりがバレた……?
 不安になったフィオナは、胸の前で両手を組む。
 しかし、現実はフィオナの予想とは違うものだった。
「何かあったのか?」
 グレンが待機していた一人の兵士に声をかけ、問いかけられた兵士は背筋をぴんと伸す。
「はっ」
 将来、軍を預かるかもしれないグレンの問いかけに、兵士は少し迷っていたようだが彼の強い眼差しに負け、フィオナにも聞こえるような声で告げた。

「――たった今、アリソン伯爵が詐欺の容疑で捕えられました!」

 その言葉に、フィオナは大きく目を見開く。
 ――お父さんが、詐欺……?
 そんな馬鹿な。
 フィオナは足元が崩れていくような感覚にふらつく。その場に頽れそうになったところを、後ろから腰に手を回したグレンが支えてくれた。
「グレン様……」
 今の話は本当なのか。そんな思いを込めて振り返って見上げると、グレンは背後からフィオナを力強く抱き締める。
「大丈夫ですよ」
 耳元で囁かれる。身体中の力が抜けそうになった。
「あなたは何も心配することはありません」
 全部、俺がなんとかしますから。
 グレンはそう言って、フィオナが落ち着くまでずっと抱き締めてくれた。
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