第12話 BBQ親睦会②

文字数 664文字

ミリン君、君とは同じ匂いがします。
僕もです、アールグレイ先輩。初めて会った気がしませんでした。時間はたっぷりあります。お互いの趣味について語り合いましょう。

俺の守備範囲は広いよ。メジャーからアンダーグラウンドまで。

楽しくなってきたな……!

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コウジって、あいつバカなの? バカなのか? 

シナモンに対してこじらせすぎて、見ていてモヤモヤするぜ。

童貞感丸出し! 前からあんなだった?
ちょっと前まではチャラ男みたいだったぜ。最近シナモンに素っ気ないんだ。

あんな態度とり続けていたら、シナモン誰かに取られちゃうわよ。

チャイとシナモンなんて、相性抜群だな。しっくりくる。

ラブ・シャッフルあるかもな……!

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…………
グリ君、どうしたの? 元気無いわね。もっと食べなさいな。
……食欲無い。

(サフラン先生と村長がお酒を飲んでいるのを見て)

グリ君、私に考えがあるわ。


グリ君とサフラン先生はインナーダイブはできるの?

できるよ。先生はたまにインナーダイブして薬湯を精製している。僕はナイトとしてお供しているよ。
グリ君、インナーフィールドで人間の姿になったらどう? その姿で先生とデートしたら新鮮なんじゃないかしら。
クローブのレクチャーで、グリズリー君のマインドセットを拡張し、脳内マップを更新。
あら、思った通り。けっこうイケているわよ。

え? そ、そうかな? 自分じゃわからないけど。

大丈夫、自信持って。いつもしているみたいに優しくエスコートするのよ。
あ、ありがとう。クローブたん……
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