第13話 こうして、人類の敵と成り果てた

文字数 140文字

目が覚めた。人工冬眠の気怠い覚醒ではなく、火と煙と警報と痛みが引き金で。

『月光号』が撃墜された。

新天地を目指す最後のコロニー船の正体は、本命が完成するまでの目眩し。夢見た新天地は、産業廃棄専用の惑星。幸運にも大気や炭素系生物、スクラップも豊富だ。

私の死霊術には、宝の山でしかない。
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