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ドウブツ怪談(12/22更新)
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猫
文字数 134文字
実家の愛猫が生んだのは、躰は確かにネコであったが、顔はヒトであった。
『お前が生んだ娘は将来学者と成長し、多くの人命を救う薬を開発するだろう』
言葉を発した猫の赤子は血を吐いて死んだ。
なるほど、これが
件
(
くだん
)
というやつか。病院予約しとかなきゃ。
「私、男の子しかいらないし」
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