色々試してみてくれないか? 2
文字数 1,540文字
大きく息を吐いて、鏡花が顔を上げる。
その眼に少しだけ光が戻っていた。
だが、それは理知ではなく、ほの昏い情欲の炎のチラつき。
その眼に少しだけ光が戻っていた。
だが、それは理知ではなく、ほの昏い情欲の炎のチラつき。
答えさせている間も手を休ませることなく、強く挟み、あるいは緩め、不断の刺激を送り込んでやる。
鏡花の形の良い眉が八の字に寄せられ、せつなく開かれた口の奥では、自らの快感を報告するその舌が甘い唾液にまみれてうねっていた。
鏡花の形の良い眉が八の字に寄せられ、せつなく開かれた口の奥では、自らの快感を報告するその舌が甘い唾液にまみれてうねっていた。
そういうものだろうか?
そうなのかもしれない。男ならば、すぐにそれとわかるのだが。
男にとって女の体は神秘だ。見当がつかないことは多い。だが、それならそれでかまわない。
そうなのかもしれない。男ならば、すぐにそれとわかるのだが。
男にとって女の体は神秘だ。見当がつかないことは多い。だが、それならそれでかまわない。
鏡花の手が彰の胸から離れ、ゆっくりとスカートの裾へと移動する。
両手で摘まむように持つと、そのままスル……スル……とブリーツの入った布地を持ち上げる。
両手で摘まむように持つと、そのままスル……スル……とブリーツの入った布地を持ち上げる。
いくつもの小さなラベンダー色の花の飾りが散りばめられたフロント。鏡花の性格からしてもっとシンプルなデザインのものをイメージしていたので、これは意外だった。
そのギャップに艶めかしい色っぽさを感じて思わず前のめりとなる。
そのギャップに艶めかしい色っぽさを感じて思わず前のめりとなる。
薄い生地に透けて見える淡い陰りに向かって、彰の顔面が吸い寄せられるように降りて行く。空気中を伝わって鼻をくすぐる女体の熱。
しかも、それをしたところで咎める者はいないのだ。
するしないは純粋に彰自身の意思次第。シチュエーション・フリーダム!
するしないは純粋に彰自身の意思次第。シチュエーション・フリーダム!
そもそもスカートを持ち上げるように命令してしまった時点で自制心は崩壊してしまっているのだ。
どんな事情があろうとも、もはや今更ブレーキなどかかりようがない。焼け石に水、猫まっしぐらだ。
どんな事情があろうとも、もはや今更ブレーキなどかかりようがない。焼け石に水、猫まっしぐらだ。
と、そのとき、肩の上にポンッと手が載せられた。
間抜け面で見上げると、鏡花がニッコリと微笑んでいた。
→To be continued!
催眠ごっこ(トーク版) はここまでです。
催眠ごっこ(トーク版) はここまでです。