第10話

文字数 407文字

はい、どーぞ
わーおいしそうだな

出来上がった料理をテーブルの上に置くと、


りっちゃんは子供のように目を輝かせた。

なんか……感動だな……


紗奈の手料理が食べられるなんて……。

……結局僕たち、一緒に暮らしたことは、なかったから……
そういうとりっちゃんは少しだけさみしそうな顔をした。
ん、口に合うかどうか分からないけれど……

ありがとう、紗奈……。



それじゃ、いただきます

スプーンを手にしたりっちゃんが、ビーフシチューを食べようとした、



その時、



急にりっちゃんの手が止まる。

え、え、どうかした?
……


りっちゃんの視線はご飯を離れ、ベランダの方をみていた。



急に立ち上がり、りっちゃんはベランダの方へ。



そこには怪しい人影があり、


その人影は、りっちゃんの様子に気づくと、


逃げ出した。

……待て……!!

りっちゃんがベランダの戸を開け、人影に突進した。



人影はよろめく。

くそ……

人影は再び逃げだした。



りっちゃんも後を追う。


私も慌ててその後に続いた。


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登場人物紹介

星崎 紗奈 (ほしざき さな)


17歳 専門学生


本編の主人公。

ラビス

その他人物



↓(以下ネタバレ含む人物:表情など)


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ラビス

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男性

律?

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