第23話 『ウクライナ戦争の欺瞞 戦後民主主義の正体』

文字数 656文字

馬渕睦夫 元駐ウクライナ兼モルドバ大使
徳間書店
第1刷 2023年6月30日

河添恵子さんとよくタッグを組んで動画を撮影した馬渕睦夫さんの本はもう何冊目かな。一年も立てば図書館で待ちなく借りることができた。

馬渕睦夫さんの最初の本は、米国の連邦準備銀行の話だったか、アメリカにいくら借金があっても、ドルは基軸通貨で、連邦準備銀行が好きなだけ刷れるから倒産しないって。

そのとき馬渕睦夫さんの米国の初期の歴史からえらく詳しくて驚いた。この本も、私には繰り返し思い出させてくれたが、南北戦争、ロシア革命など、いわゆる米国の軍産複合体エリートが、どのように毎回戦争で儲けてきたかを説明している。

プーチンはなぜウクライナに侵攻しなければならなかったか。ロシア語系住民がアゾフ大隊に迫害されていたから。西側がミンスク合意を反故にし、さらにこの戦争の直前に英国の元大統領ボリス・ジョンソンが、トルコの仲介でできていた停戦合意をゼレンスキー大統領に反故にさせたから。NATOは東方に拡大しないと約束していたのに、それを反故にしてロシアの国境まで拡大したから。なぜって、軍産複合体エリートは、ロシアをぶっ潰したいから。

安倍元首相は、ロシアとも水面下で和平を進めていたから殺された。ケネディーのように。

学校で習った、テレビで放送している歴史と事実は異なる。

馬渕睦夫さんは、日本の文化を守ることがグローバリストと戦う武器になると言う。

馬渕睦夫を読んだことない人はぜひ読んで欲しいし、もう分かってるという人も記憶を新たにするため読んで欲しい。


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