リデビュー小説賞 座談会 #2-3
文字数 19,665文字
出版業界が、激動の過渡期であるからこそ、様々なチャレンジをしていかなければならないですよね。「NOVEL DAYS」も「リデビュー賞」も、その一環、そのうちのひとつなのだと思っています。
年が明けると、「リデビュー小説賞」の締め切りが近づきますので、この年末年始は、皆さんの原稿(投稿作)を楽しみに読ませていただくつもりです。
早く、受賞作…というのか、そこから世に出す原稿を、多くの読者に届けたいです。
(そして、それが僕たちの一番の勝負なのだ!)
>>河北様
年末進行の中、お疲れ様です。
一物書きとして私も皆さんの意見に刺激を受けているところですので、編集の皆さんはなおさらのことでしょう。「NOVEL DAYS」のシステムを使った新しい試みは、今後私もいろいろと挑戦してみたいところです。
「座談会」もさることながら、一般の人が読んでも楽しめる「大喜利」なんかもありかもしれません。激論を交わすのも当然大事なことですが、小説や漫画がシリアスシーンだけで成立しているわけではないのと同様(むろんシリアスなだけの作品もありますが)、肩ひじを貼らないさくっと読んで楽しめる形式のものも作れるのではないかと思った次第。そういうのも試行錯誤でいろいろとできるかもしれませんな。
>「座談会」もさることながら、一般の人が読んでも楽しめる「大喜利」なんかもありかもしれません。
おっしゃる通り、WEB上で漫画が4ページでの拡散をしているなかで、小説も短い分量で「これは面白い!」と伝えられるといいですよね。
(#140字小説 なんていうハッシュタグもあったりしますし)
>>一般の人が読んでも楽しめる
それでしたらセリフ1つ単位で書いていくリレー小説はどうでしょう。物語としてまとめるようにするもよし、破綻してネタに走るもよしの、少しカオスな路線の企画になりそうですが……。
(もちろん、小説の形も大切にはしていきますよ 笑)
弊社、ボンボンTVというYouTubeチャンネルを運営していますが、そちらでは、YouTubeからのドラマ化にチャレンジしているようです。
https://realsound.jp/tech/2018/12/post-296064.html
後輩が在籍していますので、どういう仕組みなのかを聞いてきたいと思います。
たとえば、「NOVEL DAYS」にて、YouTubeドラマの脚本募集、なんてやるのもありなのかもしれません。
小説がとても好きで大切だからこそ、小説を多くの人に届けるための方法を考え続けねば。
あ、第二部の最初に、「チャットノベルの出版の可能性はありますか?」というご質問がありましたよね。もちろんあります。魅力的な物語がそこにあるならば、全然ありえます。
ただ、その場合、当然縦書きではないでしょうし、どういうフォーマットで見せるのか、理想の形がまだ見つかっていないものなので、そこから模索していきたいですね。
NOVELDAYS座談会活用の良い案が色々出始めているところなので、皆さんの参考になりますかどうか。
ご自身が主催した座談会などについては、販促イベント的な使い方と平行して、電子書籍化を視野に出来るものを想定すると一石二鳥になるのではないかと思います。
弊社のほう、実験としてNOVELDAYS座談会を開催ののち、編集し、電子化して販売してみるというテストを何度か繰り返してみています。これは会社の売上のためというわけではなく、現行の電子書籍市場の実地データを取るために何度か実施したものです(今は非常に有用なデータがいくつも取れたので実施していません)。
詳細な数字は企業としての秘密になってしまいますが、平均すると「たぶん個人がバイトするより良いんだろうな」といった程度の数字が出ています。弊社の売上と比べれば実施を続けるつもりには毛頭なりませんけれども、個人生活としては悪くないサポートになりそうです。
また、この活動(座談会主催→電子書籍化)自体が、ご自身の作家・小説家・マンガ家などの生き残りにも繋がるわけで、クリエイターとしての存在証明にもなるわけです。
もちろん、電子化した内容によってほとんど全く売れないものと、想像以上に売れるものに真っ二つに分かれています。売れないものは1年間の売上全額合わせても2万円にもなっていませんが、売れているものは「なるほど~」といった程度の数字です。
大雑把に共有すると、ぼくの商業書籍の最低部数だった書籍1冊の印税額より、電子書籍の売れ行き良好な1冊の売上は上回っています。しかも数を揃えればロングテールで続く売上なので、最終的には予想以上の売上に繋がりそうです。
開催した座談会の企画と、その時参加してもらったパネリストなどの傾向が合致するかどうかなどが大きく影響します。たとえば「小説をこんな風に書こう」みたいなマイルドなノリの座談会や、パネリストがハマらなかった座談会はまったく数字は出ません。その分野一流のパネリストと共に具体的なソリューションを提供する実用書チックな内容の数字は堅いです。
重要なことなので繰り返しますが、「小説を頑張って出そうぜ、ノウハウを語ろうぜ」みたいな和気藹々とした座談会の電子書籍は販売してもそんなに数字が出ません。著名人である必要はまったくなく、そのニッチな分野一流のパネリストと「これを実行すれば〇〇という結果が出せる」という解決策を提供できる座談会を開き、もちろん中身も伴っているものであれば、電子化で悪くない数字が出る可能性があるでしょうね。もちろん、そのときの経済状況や群集心理によって様々変化はあるでしょうけどね。
もし仮にぼくが無職だったら、皆さんとノウハウを共有せずに開催を続けていたでしょうね。また仮に弊社がSIで大きな売上を上げていなければ、NOVELDAYSはむしろ現状のようなNOVELDAYSではなく、弊社の座談会システムとしてもっと違う道をたどった可能性もあります。
ちょっと書ききれないくらいノウハウがありますし、そのノウハウをお伝えするのがぼくの仕事ではないので、概略だけになってしまいますが、もしぼくとお会いしたりする機会があればノウハウ共有させてもらいます。
また、サポートに連絡してもらい、「至道に取り次いでくれ」と伝えてもらえれば、もしぼくが少しの余裕があるタイミングだったらですが、ご質問などに可能な範囲でお答えさせてもらうことできるかもしれません。(※超多忙なので、ぼく個人からの返信は期待はしないでください)
パネリストの方々とは、事前にちゃんと印税の交渉・確認をしておきましょう。また、印税をお支払いする期限についても、メールなどでしっかり記録に残し、パネリストの方々と良い座談会を開いてください。ご自身が一番勉強になるはずです。
また、重要なことなので補足します。
ぼくは決して、上記のNOVELDAYS座談会だけをお勧めしているわけではありません。NOVELDAYS座談会を話題にしてくださっているので、自分の経験を少しだけですが開示しているにすぎません。
こんなのは単なる一例であって、世の中には非常に多岐にわたる事業の手法があります。別に皆さんに「10億を集めてこの事業を立ち上げろ」と言っているわけではありません。ぼくなら個人の範囲で100も200もやれることが思いつきます。クレクレ行為にはスルーさせて頂きますが、皆さんが率先して話題にされることがあれば、またご自身で意思を持って取り組もうという方であれば、ぼくも喜んで協力したいと考えます。
NOVELDAYSは、当初、チャットノベル・コラボノベルが主体の投稿システムだったことが大きいのだと思いますが、投稿一作あたりの数字が、他投稿サイトさんと比べて割と出ます。実際にNOVELDAYSチャットノベルと、他投稿サイトさんの小説をスマートフォンで読み比べてもらうと、なんとなく理由はわかろうかと思います。
多くの執筆者は投稿側の都合のことしか頭においていませんが、弊社としては、最も重きをおくべきは圧倒的に読み手側の都合だと考えています。
こうした状況から、まずまずの数字が出るNOVELDAYSなので、そこで座談会を開催したものを、再編集して、新しいコンテンツなどを加えて販売するというのは、いきなり何もないところから電子書籍を販売するよりも遥かに告知面では有用な状態を作り出せているというわけです。
いきなりご自身で電子書籍を販売したところで、誰も知りもしませんし、まったく売上は上がらないでしょう。電子書籍の最大のハードルは告知面にあります。その困難な告知面を多少なりともクリアできていることに、NOVELDAYS座談会の一つの意味があります。
最後に念押し。
当たり前ですが絶対儲かるなんて一言も言ってませんからね? そこそこ売れるかどうかは状況や内容次第ですし、版元発のベストセラー書籍の売上とかと比べれば桁違いに売上は低いです。内容によっては時給換算50円レベルもあるでしょう。ネットは様々なレベルの人がいるので「とほほ……」なことは日常茶飯事なのですが、一部の言葉を持ち出して曲解だけはやめてもらえましたらと思います。
弊社が実験で電子化した座談会の司会者はぼくでした。ぼくの書き込みはいつもナチュラルに長文になってしまいます。それがどれだけ影響したかはわかりませんが、本件も共有しておきます。
もちろんぼく以外のプロの方が司会者だった座談会も多数開催されており、そちらからの電子化もされていますが、そうしたものについては、弊社はまったく何ら関与していないので、どれだけの数字が出ているかは不明です。
お呼びするパネリストや司会者、座談会テーマなどなどによって、もうまったく数字は変わると思います。当たり前でしょうけどね。
「TWINS」というYouTuberも、そんなことをしていましたね。
「YouTubeドラマの脚本募集」、面白そうです。
詳しく聴きたいです、よろしくお願いいたします!
>>チャットノベルの出版
これで気になっていたことを思い出したのですが、チャットノベル形式にかかわらず、そのまま本にするには短い作品の場合、リデビュー作品で不利になることはありますでしょうか。
ページの下限はないとのことですが、書籍化をするあたって、十分なページ数のない場合は加筆、あるいは続きを書き続ける必要があると思いますし。
>>電子出版
1つ確認ですが、座談会開催→電子書籍にしよう! となった場合も、まずサポートに連絡する形になる、という解釈でよいのでしょうか。
つまり、「主催者側がすべて決めて自分たちで出す」のではなく、「講談社様から出る電子書籍となる」という解釈で間違いないでしょうか。
「悪魔の喫茶店と寿命を喰う店主」
「メイド服とチョコメロンパフェ( >ω<) ~❤」
「私と魔王ちゃんの異世界ホテル経営術」
>>弊社はまったく何ら関与していない
すみません、見落としていました。
すでに自己解決されているようですが念のため。
当然、一切運営側が関わるものではありません。講談社から出版されるはずもありません、0.01%の可能性もありません。たとえば皆さんが投稿サイトに投稿しているご自身の小説を、ご自身で電子書籍化するのは、運営側が関与する事柄ではないと思います。
投稿サイトによっては、何らかの規約によって運営側に報告する場所があるのかもしれませんが、自分は存じ上げないケースです。
ちなみに、既知のことかと思いますがこれも念のため補足しますと、ぼくの「弊社」という言葉は講談社のことではありません(当たり前ですが)。ぼくは講談社文芸第三の小説賞出身の小説家というだけであって、講談社の社員や元社員ではありません。ぼくが使う「弊社」は開発元の未来創造株式会社のほうになります。
ぼくの見解は、講談社の公式見解ではありません。あくまでイチ小説家としての意見であったり、弊社の言葉を用いるときは未来創造株式会社としてのものです。NOVELDAYSは講談社の投稿サイトですので、ぼくが決定権を持っているわけではありません。
今回のリデビュー小説賞には『羊のメリーさんと行く異世界の旅!』を投稿しております。
お正月にのんびり読まれる方をターゲットに、先ほど約20万文字を投稿し終わりました。気楽に読めるファンタジーですので、肩の力を抜いて楽しんで頂ければ幸いです。
座談会について大変興味深く拝見しております。
デビューしたての新米で右も左も分からないので、発言しても大丈夫か迷ったのですが、せっかくの機会なので勇気を振り絞りました。マナー違反をしてしまったらご指摘頂ければと思います。
既存の小説の形式にこだわらない、ということであれば、スマートフォンのゲームアプリも含まれるかと思います。
ご存知の方も多いですが、FGOは非常に重厚なシナリオやキャラ設定が人気です。また、最近リリースされた甲鉄城のカバネリ乱も、従来のファンタジーRPGとは異なる世界観やストーリーがまるで小説のようだと感じました。
最近、レジェンドノベルス様がシリアスゲームノベル大賞を開催されましたが、出版社様もゲーム方面に目を向けてのことだと思います。
当座談会へようこそ。
スマホのゲームアプリ、もそうですが、そもそもラノベ作家の方のなかで、PCゲーム出身の方も多くいらっしゃいますし、名前を出さずとも現在もソシャゲ等に関わっている方もたくさんいらっしゃることと思います。
もともとゲームとラノベですと親和性が高いわけですし、キャラを練り込んでストーリーが必要になる、スマホゲームアプリは、小説のある意味進化形というか、変化したものという認識があってもよいのではと思うことが多々あります。
皆さまおつかれさまです。
座談会第二部も明日早々には終了となります。
編集者の方々はぜひ最後に、商業作家の方々や、作家を目指す方々に向けてメッセージを置いてもらえましたら幸いです。どんな長文でもいいと思いますので、思いの丈をお願いいたします。
ぼくも仕事の合間があれば軽く書こうと思います。
前回の書き込みで、誤解を招くようなことを書いてしまったのかな? と思いつつ、懲りもせずに書き込みます。私が常日頃から感じていることで『文字は必ずしもその人の気持ちを伝えない』ということです。LINEやツイッターでトラブルが多いこともこれに当たると思います。
『何気なく書いた言葉が、他人を傷つけてしまった』これを経験されている方は想像以上に多いのではありませんか? きっかけは些細なことなのに、結局それで引き籠ってしまったり、他人と関わるのをやめてしまったり。
この解決策は『それでもやっぱり書き込んだり、他人との会話を続ける』ことだと思います。もちろん、そうではない場合も多々あります。ケースバイケースで行かなければならないことはわかっています。今回の話とも関係がないようにも思えます。
でも、私たちは、ここに関わっている方々は『webで小説を書いて売れるようになりたい』はずです。そうすると、この話題を避けて通ることはできません。
webは相手が見えないので『読んでそっ閉じ』ができてしまうのです。だから、クリエイターは、面白い話を書かなければいけないのです。読んでもらえる文章を書かないといけないのです。その作業は、誰も読まれない可能性がある賞への応募と大きく違います。
以前、とある方がぼやくようにおっしゃっていたのですが「人気のあるブログはすらすら頭に入ってくるのに、入ってこない」これは、web小説の現状だと思います。読んでも入ってこないのです。だから、ふつうの人が読んでくれないのです。現状で、web投稿サイトにいるのは『自分も書いて小説家になりたい』という方々がほとんどではないかと思います。書き手ばかりで読み手がいないのではないかと思っています。
でも、下火になっている出版業界を復活させるには、もっとふつうの人が読んでも面白い、もしくは、書き手として参加している人が読んでも面白い話でなければいけません。ただ、それは、いままでの出版社がしていたことだと思います。才能のある作家を育て、面白い小説を出す。
そして、Webができて、小説業界は『激動の過渡期』になりました。でも、面白い小説が売れなくなったからといって、その作業を止めたらいけないと思います。面白い小説は作り続けなければ、絶対にいけません。
だから、それと同時に、Web投稿サイト等のイベントも行う。まずお手軽にWeb上で。そこでチャットノベルやコラボノベルを使って訪れた人を楽しませる。大喜利などで、文章を書くのが苦手な人でも参加して楽しめるようにする。多少、文章がおろそかでも、自分で書いた文字には愛着がでます。自分が書いた文章も載っていれば、そっ閉じの可能性が減ります。Web上のテーマパークにして、来た人みんなが楽しめる。その中ででき上がってきた面白い小説を今まで通りのノウハウを使って売りに出す。面白くない物を無理に売ってはいけません。面白くても一種類ではダメです。面白い物をいろいろなジャンルで。どれかひとつでも来た人が気に入ればいいのです。『あの話はいいけれど、他はダメ』でいいと思います。『あの話』があることが大事ではないですか?
そして、参加した人ががっかりする結果にしてはいけません。Web投稿サイトでよく見かけているのですが、『コンテストをしている間は盛り上がって、結果が出ると閑古鳥』その時の投稿者の気分。私がそうだったのですが『あれで大賞?』自分のことは棚に上げてすみません
ただ、ほとんどの方は声もあげずに去っていくだけだったと思います。Webはそこが怖いのです。『嫌だったら何も言わずに去ればいい』ここは日本のリアルな人間社会でも通じることだと思います。だから、無理をしてでもリアルイベントが必要だと思います。『逃げてもいいけど、逃げなければ楽しいよ』
楽しければ人は集まる。楽しくなければ人は去る。去る人をがっちりつかむアイディアが必要です。コラボノベルを使った大喜利、おもしろいです。
さて、収入についてです。現在の不景気は、お金が回っていないことが大きいと思います。お金持ちにお金が集まり、さらにそのお金持ちがお金を使っていないことが、経済面での二極化を引き起こしています。ゴーンさんが「お金を集めるのが好き」というニュースを聞いて、社員に回さずに自分の懐に入れてただけかい? と思いました。しかも、ゴーンさんはフランスの方なので、それが日本に返ってくる可能性は低そう……。安いお店で家族で食事をするエピソードは、『庶民派強調しないでお金使って……』と思いました。その逆はIKKOさん。見事にばらまいていました。でも、着物業界にはいい影響を及ぼしているのでは? と思いました。小説業界のIKKOさんを探してみては?
お金がない私としては、お金がない人からは少し(もしくはタダ)で、お金を持っている人からは多く取るシステムにしてほしいです。でも、無理に徴収するのではなく『おもしろいと思ったら払う』で。
『小説業界、困ってるんです。小説がなくならないようにお金を出してください!』ではなくて、『面白い話(物語)があるんですけど、読みませんか?』という姿勢です。それで、面白いと思った人が、自分のできる範囲でお金を出してもらう。ついでにたくさん出してくれた人にはそれなりのおまけを渡す。
それで、お金を出した人のいいなりになるのではなくて、お金を出してくれた人を楽しませるために小説を書く。そして、最も大事なことは『お金を払っていなくても、私の小説を面白いと思ってくれる読者さんのために書く』ではないでしょうか? ついでにもっと大事なのは自分が楽しんで書く。
さてさて、最後に書き手さんへ。
面白くて読んでしまうブログ。あれは書いた人の経験を元に書かれているのです。だから、すっと頭に入ってきます。文字は並べるだけでは相手に伝わりません。プロットを書いてそこに肉付けをしただけでもスカスカな内容しか伝わってきません。
文字は、そこに書いた人の気持ちが入ると生きて相手に伝わります。その文字に経験が加わると、生き生きと輝き出すのです。そこで質問です。
あなたは異世界に行ったことがありますか?
お疲れ様でした。貴重な場をありがとうございました。とても考えさせられました。
またこのような企画があれば、参加したいと思います。よろしくお願い致します。
>>作家の皆様
せっかくこういう場があることですし、作家同士で座談会を開けたらと思います。自分はまず一度開いてみることにしましたので、声をかけてくれればゲストにお呼びしたいと思います。
皆様の方で開かれる場合も、もし協力者がほしいとなったら、いきますのでその時はよろしくお願い致します。
「メイド服とチョコメロンパフェ( >ω<) ~❤」(チャットノベル)
「悪魔の喫茶店と寿命を喰う店主」(チャットノベル)
みなさま、お疲れ様でした。
第一部に引き続き、第二部でもさまざまな意見を拝聴でき、私個人も非常にいい勉強になりました。やはり編集の方々のご意見、作家のご同輩のご意見を聞けるのはいい刺激ともなります。私もチャットノベルなり、座談会なり、大喜利なり、リレー小説なり、ちと新しいことに挑戦してみたくなりました。これだけでも私にとっては大きな収穫であったと思っております。
>>編集の方々
年末進行の忙しい中、まことにお疲れ様でした。分野は違いますが、私もサラリーマンとして編集の仕事をやっているので、年末進行のハードスケジュールは存じ上げております。かくいう私の方は、先週頭が初校で仕事の修羅場でした(苦笑)
また、編集としてのご意見を伺えて、非常に有意義な座談会ともなりました。重ねて御礼申し上げます。また機会がありましたら、ぜひ座談会の末席に加えていただければ幸いに存じます。
>>作家のみなさま
ご同輩のご意見を聞く機会もなかなかないことなので、私としてはいい刺激となりました。私個人としては、作家はライバルではなく、同じ分野で切磋琢磨する仕事仲間と思っておりますので、また機会あらば、その際にはどうぞよろしくお願い致します。
>>星崎さん
私としても大いに興味があるところですので、お声がけいただければぜひ参加させていただければと思います。また、私も座談会なり、大喜利なり、開いてみたいと思いますので、その際にはぜひよろしくお願い致します。
参加されたみなさま。
今回は前回に比べて発言回数が少なくて申し訳ありませんでした。
いちおう、締めということで、まとまるかどうかはさておき、今回の話題から離れたところになるかもしれませんが、思いの丈を綴っておこうと思います。
「どうやれば売れるか」「買ってくれそうな人に届くのか」「有効な宣伝方法はないのか」ということ、すべてのみなさんが関心をもたれている部分であると思っております。今回参加された作家のみなさんも、同様でありましょう。もちろん自分も同じであります。
――しかし、こう言ってしまっては身も蓋もないのですが「絶対有効な方法は存在しない」「何が売れるか、どうすれば売れるのか――は結局やってみなければわからない」ということでしかないんだということを、改めて自覚しました。
一昔前なら、「なろう」でポイントを稼ぐ→書籍化→ある程度の売れが期待できる→実際に結果が出るケース多い、という流れが可視化できていたと思います。なろう系の多くの名作もこの道筋をたどってきて、ほぼどの名作もアニメ化までたどりついているかと。……しかし今やこの道筋も、多くの出版社が参戦することで逆に結果の見通しが立たなくなり、「やってみなくてはわからない」という、ある意味出版活動のホームポジションみたいなところに落ち着いてきた感があります。
巷でよく言われるところで「あなただけにそっと儲かる方法を教えます、というのは絶対にインチキである。本当に絶対に儲かる方法であるなら、人に教えないで自分だけで実践すれば自分だけが儲かるのだから」というのがあります。昨今の出版業界の状況を見るに「誰かがいい方法を知っているのでは?」「その方法を自分たちも手に入れることができれば、もっともっと売れるのでは?」と考えたくなります。
もしそのような「確実に成功につながる方法」が存在するとしたら、とっくの昔に誰かの手の内で独占されることなく、業界の共通の知見として流通しているにちがいない、そして手垢がつくほど実践される内にいつしか効力がなくなってくる、というところまで来ているのではと思うのです。
もとに戻りますが「成功につながる、大変有効な手段などそもそも存在しない」のだと改めて自覚しなくてはならない、誰かの英知にともすれば頼ろうとする気持ちをきちんと修正していかなければならない、これから歩む道はとてつもなく苦しいけれど、行き先が見えない道はそれでも続いているのだと自覚するしかない、と今一度気を引き締めていくつもりであります。
——ですが、そんな状況でもやるべきことはあるはずです……長くなりましたので別の発言として続けます。
皆様お疲れ様でした。
キーワードとしては「体験の共有」というものがあると思います。
イベントやSNS、座談会もですが、そもそもの帯コピーやあらすじ、書店様で掲出していただくPOP、ひいてはWEB小説も同様なんだろうな、と。
どういった方法で、読者に共有してもらえるか、ということに知恵を絞っていきたいです。
次回こそは、きちんと議論に参加したく思いますので、皆様よろしくお願いいたします。
結局は、自分も含めてみなさんが自身が思いついたやり方を、誰かに賛同されるとかそんなことはさておいて思いつくままに実行していくことしかないのでは、と思います。新しいこと、あまり試されていないことをたった一人でも実行することは「失敗したらどうしよう」「同じことをめざす同業の人間に何か批判的なことを言われたり、ばかにされたりしないだろうか」とつい考えたくなりますが、「意志のある試みを、それこそ一人一人で行ってみる、その無限に近い繰り返し」しか手段は残されていないのではと。このあたりは至道先生がおっしゃっていたことにつながるとも思うのですが。
そのためにこの「NOVEL DAYS」が存在しているのだと。
また、改めて振り返るに、読書とは極めて贅沢な娯楽でありましょう。せわしなくさまざまな「時間つぶし」のための楽しみが存在する現在にあって、かなりの時間と集中力を必要とする「読書」……昨今の動画やらソシャゲやらの全盛期に敢えて立ち向かっているような、ストロングスタイルの娯楽であります。巷の娯楽手段がひとそれぞれの一日の持ち時間たる24時間を奪い合う凄絶な戦いを繰り広げるなか、どう考えても分が悪いと思わざるをえません。
この困難な状況の中で進むには、小説の変革……そうですね、ガンダムに於けるニュータイプみたいな「小説の革新」が必要になってくるのではないかとぼんやりと思い巡らせているところであります。紙の世界から、電子の世界に打ち上げられて物理の重みを失った小説がこれから変わっていく永い永い道のりのなかで、いろいろと苦しみながら試行錯誤を繰り返していきたいと考えています。(といいつつ、紙という記録媒体の一種の永遠性は他のどんな記録媒体にも取って代われるものではないでしょうが)
——すごい抽象的な方向に進んでしまい、書いている自分も少しわけが分からなくなっている部分もあるんですが、もう少しだけ続きます。
ギリギリ間に合いましたー!
ご無沙汰してます。
第二部では初発言の和久井透夏です。
今日だけはチャットノベルに掲載するために先ほど更新しましたが、毎日11時更新予定の
というディストピアSF小説です。
1月中には完結する予定なので、どうぞよろしくお願いします。
他にもリデビュー小説賞に完結済の
を投稿しています。
私が平成30年に書いた小説です。
年末年始にご高覧いただけると幸いです。
来年はDAYS NEOとのコラボ企画があると嬉しいです。
マンガ原作をやってみたい作家さんは多いと思うので、
マンガ原作募集→マンガ連載(web雑誌問わず)→マンガ単行本とノベライズ同時刊行
みたいなのがあるとやる気を出される作家さんって多いと思うのです。
せっかくDAYSで統一しているのですから、そういう企画も是非お待ちしてます。
では、最後にバタバタやってきて失礼しました。
今年、こちらのサイトに出会えてよかったです。
皆様、よいお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いいたします。
控えめに見ても、商業作家というのは良い仕事です。たった一人でも社会全体にアクセスすることができ、意思と状況次第によっては世界を変えうる仕事の一つだと考えています。
一方で、商業作家の継続のための間口は急激に狭まっています。出版社は今後一気に淘汰・再編が進むものと予想され、取次システム自体が存亡の危機にあります。受け取り印税も先細りが激しく、近々多くのプロが継続を断念していく流れになっていこうかと思います。
そんななかにあって、商業作家であり続けるためには、継続戦闘能力を確保しておくことが今後は必須ではないでしょうか。安定した心理状態で執筆(戦闘)を続けていくためにも、最低限度のところで自らを支える経済基盤(ロジスティクス)を万全にしておきましょう。たとえささやかな収入源であっても、なるべく商業作家の特性を生かした、他人に依存しきらない自活能力・経済基盤の柱を幾つか確保することが求められます(サラリーマンとの兼業はもちろん有望ですが、一定以上の依存が発生するので、会社や自分の雇用がいつまでも安定だなどと勘違いせぬように)。
ぼくら商業作家にとっての今は、サイパンが陥落し、本土への空襲が始まったあたりでしょうか。「頑張れば竹槍でも勝てる」「行こう1億玉砕!」みたいな大本営ならともかく、我々には知性があるはずです。精神論や宗教性に向かうのではなく、すでに出版実績を多々積み重ねてきたはず(?)の商業作家の方々であればこそ、継続していくための基盤確保を意識しませんか。
そのことを座談会を通して申し上げてきました。そりゃあ「勘弁してくれ」と言いたくなる気持ちはわかるんですが、否が応でもそうした時代が巡ってきたということです。
もちろん商業作家として50冊、100冊と著作を積み重ねていくような生き残りをかけていないのでしたら、そんな意識を持つ必要もなく、投稿サイトなどで思いのままに書くのが幸せなのかなと思いますし、たまーに1冊とか2冊とか書籍化ができるかもしれませんし、ぼくもオススメしたい一つの方向性です。
この10年ほどを通して、皆さんも日本の国力の衰えを体感してきたのではないでしょうか。ですがこの先、皆さんが想像しているよりも遥かに厳しい状況になります。
まだまだ転落への道のりは始まったばかりであり、この先は長いです。国力の減退、人口減少、貧富の格差進展、AI導入による雇用の喪失などのタイミングが重なります。
大半の個人も企業も望みの形で生き残ることができません。年収100万(現時点の通貨価値換算で。インフレは想定しない数字)にも満たない層がこれから膨れ上がりまして、多くの小説家にとっても無縁ではない未来です。いや、すでにその領域に足を踏み入れている小説家も冗談抜きに多いのでは?
また、すでに一生分を稼いだと考えている一部の大御所作家さんも、親御さんの資産に頼れそうだと思っている方も、これから始まる激しい経済変動のなかにあっては、ちょっと運用の手違いがあれば、転落の可能性がかなりの程度あります。一番大事なことは現在の資産などではなく、どのような環境にも適応でき、変化にも楽しくゲームみたいにチャレンジしていけるサバイバル能力です。
ぼくの場合は、恐慌も巨大災害も戦争も全部込みの、あと60年間にわたる継続戦闘の準備は万全です。
日本は奥深い歴史を持っている興味深いガラパゴス社会で、良くも悪くも大衆の国です。リーダーは大筋としていつも無能で、大衆が朴訥と社会を支えることで成り立っています。日本の旧軍と死闘を繰り広げたジューコフやニミッツは「日本軍は下士官が最上、兵士と下級士官がそれにつぎ、高級士官以上は無能」と似たようなことを言っています。
会社も同様です。ぼくの周囲の経営者は成功者も少なくありませんし、社会のリーダーになるべき上位の経営者たちは誰もが今後の社会に対して大きな危惧を持っています。しかしどういうわけか、日本の経営者というのは、ひとたび欧米型の経営者になってしまうと、往々にして無能になってしまうんですね。ホテルラウンジで偉そうにM&Aとかの打合せに忙しそうですが、ぶっちゃけ何もしていないのと同様です。だから会社においても、日本のリーダーたちは偉そうに言うだけで何もしない人間だと割り切り、大企業ホワイトカラーが現実的に事業を進めねばなりませんでした。
しかし今、大企業ホワイトカラーたちの基盤が半ば崩壊しかけ、戦々恐々として保守化してしまったので、しばらくは(良くも悪くもですが)明治維新とか二・二六事件みたいな革命は誰も興味もなく、政治家が小手先の改革を選挙のために老人たちに訴えながら、転落していくのをただジッと眺めているだけの状態が続くでしょうね。
よく旧軍の問題点が色々な視点から語られますが、あれこそが「ザ・日本」、この社会の縮図に近いものですよ。欧米型の帝王学は軍事機構が基盤になっていますが、どうも日本人というのは馴染まないんです。日本の組織・社会は整然としたピラミッド型ではなく、本質的な決断を下して返り血覚悟で断行するリーダーに恵まれません。
天皇と民というシンプルな分け方にしかならないのが日本社会の特性なのかもしれず、民の次元は成功した社長だろうとホームレスの方だろうと一緒なのかもしれないですね。会社だったら本田宗一郎さんや松下幸之助さんのように経営者がブルーカラーに混じって一緒に仕事をするというスタイル、軍だったら将官や参謀も最前線に司令部を置いて兵と共にあるスタイルが、本来の日本に求められていたものでした。
ぼく個人はいつも現場に居座るようにしており、よく友人の経営者たちからは、ぼくがこんな風にいつも多忙なことを笑われます。たしかに、なんなら寝てたっていいんです。しかし一度そうした方向に舵を切ってしまうことで、自分が無能なうちの一人になってしまうのを恐れます。一瞬だけリタイア生活もいいかもなどと愚考し、実際に一定期間、事業の最前線から離れた時期もありましたが、信じられないくらいヒマを持て余して寝ぼけた感じでしたよ。今は現場に戻り、世界第一等のワーカホリックだと自覚していますが、これでいいんです。
ともかく社会全体としては、リーダーたちはナチュラルに無能、中堅層も保守化した今、皆で一緒に足を引っ張りあいながら落ちていく時代が続きます。
次の大きな変革は、南海トラフを待つことになるでしょうか。とはいえ1870年前後も1945年前後も、同レベルで大きな変革点だったとはいえ、長期スパンで見れば基礎国力は上昇傾向を描けた時期でした。しかしこの先はどうあがいても50年間だらだらと国力衰退が定められているわけで、南海トラフを経て貧困国および世界の辺境になる可能性を視野に入れておきましょう。
そうしたなかにあって、今ほど自活能力が求められている時代はありません。もう日本社会には余裕も余力もほとんど残されていないので、日本人が陥りがちな精神論は終わりにしましょう。この現実にどう対処していくかを真剣に受け止めなくては、いずれ自分が傷つくことになります。
小説家としての生き残りなどという次元にとどまらず、大衆と一緒になって自分が落ちてしまわないために、今が、没落する社会からの自立に舵を切る最後の分かれ道なのかなと思います。
皆さんがご想像されているよりずっとずっと悪い状況になります。だからこそ、せっかくここを見てくださっている皆さんには、いい加減に他者頼みのお祈りやクレクレ行為はやめて、自活能力を高めてほしいと思います。
できうるならば版元からも、そしてこの社会からも自立してしまうのが最善です。その結果として小説家としてもサバイバルできれば、末永く楽しい人生を送るための一助になるのではないでしょうか。
すべての商業クリエイターの方々を戦友だと思っています。同志の皆さまがた、何かお困りごとがあれば、ぼくまでご連絡ください。
今回の座談会もありがとうございました。
せっかくなので、ぼくの仕事を手伝ってもらえる可能性ある方を募集してみます。
といっても普通の求人みたいな確固としたものではなく、新しいことにチャレンジしてみたい若いクリエイターさんが「もしいれば」というくらいです。
★マンガ家、小説家、イラストレーター、音楽家、芸能関係などクリエイター活動に商業で従事したことのある方
★学歴不問、クリエイター以外の職歴不問
★長期勤続でキャリア形成をしてもらうため30歳未満
★クリエイター継続可能
★仕事内容は、新規事業全般。ご自身でやってみたい意思のある方で、雑務から事業管理まで、それから広報のためメディア対応やYoutubeなどにも出られる方。もちろん未経験可。
★東京都
こちらまでお願いします。貴社名のところには暫定で「応募」とか適当に書いてもらえればと思います。
具体的な経歴書とかは送っていただかなくて構いません。住所とか本名とかもまずは不要でペンネームでOK、簡単なレベルの自己紹介程度で大丈夫です。一体どれだけ応募があるかわかりませんし、多すぎても対応できないので、求人みたいな仰々しいものではなく軽い感じで。
ただ、最初はぼくが直接チェックするわけではないので、応募していただいたものは採用担当の目にだけは触れます、その点だけご理解いただければと思います。お気軽に!
これは、ウソでしょうね。でも「あなただけにそっと」がウソです。はじめの一人目は儲かるのかもしれません。事実な部分がなければ人はそう簡単には騙されません。たくさんの人が『もうかる方法』を使うから儲からなくなってしまうのでしょう。例として、なろうからの流れの現状だと思います。
だから、『みんなで儲かる方法』をすればいいと思います。ひとりではできないので、簡単に実践ができません。だからしている人が少ない。グループで動かなければいけないからです。はじめの儲かる一人目になれる可能性が大です。それに、参加人数が多くなればなるほど真似がしにくくなります。
ただ、『みんなで儲かる方法』の落とし穴は、参加した人の『やる気』です。『自分がしなくても誰かがする。自分がいなくても世界は動く』で参加されると失敗です。ひとりひとりが『私は世界のヒーローだ。私がしなければ誰がやる』くらいで参加する。ただ、独りよがりにならないように。このバランスは実際に参加してみて調整です。参加する小説家さんなら『このジャンルは私が一番!』という気持ちでしょう。
>私個人としては、作家はライバルではなく、同じ分野で切磋琢磨する仕事仲間と思っておりますので、また機会あらば、その際にはどうぞよろしくお願い致します。
誤解されることが多いと感じていますが、私もそう思っています、たぶん一応。ランキング等で他の作家さんの活躍を見てイラっとしてしまうことが、私もあります。おそらく他の作家さんもそうで、だから不正をしてしまう人がいるのだと思います。怒られないのなら私もしたいです、不正。☆をいただけると、とっても嬉しいですから。私は不正をすると色々な意味で作家人生を縮めると思っています。
でも、ランキング等を見て『何? コイツ』と、嫉妬するのですが、実際に会って喋ってみると『いい人だなぁ』と思うこともあります。だからネットだけでなく、リアルも重視しています。私が嫌いなのは、文章を読んで『自分で想像してしまう嫌いな人』なんだなと。
みなさんと楽しく活動できることを、私も楽しみにしています。
>「なろう」でポイントを稼ぐ→(以下略)
編集の方々にご意見を言うのは釈迦に説法なのかもしれません。すみません。でも、あえて言います。
異世界転生は売れているそうですね。本屋でバイトしている子にも聞きました。でも、私の趣味ではありません(SAOはわりと好きですが)。本屋さんに行ってそういう表紙を見ると回れ右をしてしまいます。『また異世界転生……』と思います。異世界転生が売れているのは、それを好きな人しか残ってないからではありませんか? もっと多くの趣味の人、もっと多くの世代の人が本に興味を持つようにしなければいけないと思います。なろう系ばかりが出版されているのなら、それ以外を出せばいいのではありませんか? 多くの本にそっぽを向いてしまった人、そもそも本に興味を持っていなかった人。ここをターゲットにしたらいいんじゃないかと、私は安易に思ってしまいます。
NOVEL DAYSは投稿サイトなので『文字を書いて投稿して、いろいろな人に見てもらう楽しみ』を、多くの人に知ってもらえたらいいのではないかと。
ついでに言うと、ご高齢の方々はお金を持っているそうです。一概には言えませんが、データ上はそうだそうです。そういう方々もターゲットに。そういう方々が喜ぶような話を書くのではなく、若い子たちが楽しそうにしている空間に、一緒に入って遊んでもらうでいいと思います。それでたまに亀の甲を示していただければ、みなさんのためになるのでは? 高齢化社会だし。それに、生きがいにもなるし、ボケ防止等になれば、医療費の減額にもつながります。
みんなでしあわせになりませう。
こういう会を開催して思うのは、作家さんはもちろん、編集者の僕たちも含めて、みんな小説という媒体を、物語を愛しているのだな、ということです。
もちろん今の出版市場が厳しいことは百も承知で、それでも、小説を書きたい、多くの人に物語を届けたい、という気持ちが強いから、書いている、編んでいる。
僕たち編集者も、物語に対してさらに真摯に向き合っていきたいと思わされます。
本座談会は、13時過ぎにいったん完結にさせていただきます。
第二部、議題が発散してしまったり、編集側の書き込みが少なかったりして、ご迷惑をおかけしてしまいました。それでも、こうやって皆さんとお話しすること自体にも意味があると思います。(もちろん、実現させねばならないことですが!)また、こういう機会を設けさせてくださいませ。
星崎さんのように、作家さんたち主導で、座談会、対談、読書会などを開催してくださるのも大歓迎です。
いただいたアイデア、年末年始に吟味し、そして、リデビュー小説賞の応募作を楽しんで読ませていただこうと思います。(応募締め切りまでにはもう少し時間がありますので、どうかご安心ください…!)
ではでは、みなさん、またお話いたしましょう!
よろしくおねがいします。
編集様方の挨拶をまだ読んでいないのですが、時間がもうないようなので、最後に挨拶だけ。
皆さんありがとうございました。
後ほどすべてじっくり読みます。またこのような機会があれば、よろしくお願いいたします!
「私と魔王ちゃんの異世界ホテル経営術」
「メイド服とチョコメロンパフェ( >ω<) ~❤」(チャットノベル)
「悪魔の喫茶店と寿命を喰う店主」(チャットノベル)
>来年はDAYS NEOとのコラボ企画があると嬉しいです。
和久井さんのアイディアにプラスして、チャットノベルのアイコンもDAYS NEOにお願いするとかできませんか? モブを公式のアイコンにしているのですが、けっこう使いにくいです。クリエーターさんのこだわり等があったりするのかもしれませんが、現状のアイコンをひっくり返す機能もあったら嬉しいです。『お願い、こっち向いて喋って』と、念じながら使っています(向きを変えてくれませんが……)。キャラクターの向きが正面だとその問題がなくなるのかもしれませんが、斜め横の方がしゃべっている感じになるので、斜め横を使いたいです。
◎ もうシメの時間になっていたのですね。
長々と書き込むことも多くて、気分を害された方もいらっしゃったのではないかと思います。いろいろなお話を聞けて、いっぱい書き込むことができて楽しかったです。ありがとうございました。
リアルでもWebでもいろいろな企画に参加したいと思っているのでよろしくお願いいたします。
◎質問の回答例です。
あなたは異世界に行ったことがありますか?
私は『はい』です。
その時の様子は『天使が「作れ」と言ったから出来たお城に行きました』にあります。
拙い話ですがよかったらどうぞ。『これで異世界に行ったつもり?』と思われるかもしれませんが。
>>みんな小説という媒体を、物語を愛しているのだな
それは私も強く感じました。むろん私を含め作家のみなさんは小説を、物語を愛していればこそ書き続けているんでしょうし、また、好きだからこそここにも参加しているんだと思いました。むろん年末進行という多忙の中、参加してくださった編集のみなさんも同様です。こういう熱意があり続ける限り、小説はまだまだ大丈夫、捨てたもんじゃないと個人的には思っております。性善説にすぎるやもしれませんが、そういうきれいごとが言えない世の中ではつまらんですからな。
ま、物語書いてるんだから、そういう性善説やきれいごともありだということで(笑)
そういえば、第二部の締日の今日はクリスマスでしたな。
では、サンタさんからみなさんにいいプレゼントがあらんことを(サタンではない)。
メリークリスマス☆ミ