第3話 真実の夜

文字数 7,404文字

 ――そして昨晩、夜半の屋敷にて。

 メルリアとエントランスで別れた直後の事だ。
 シャムロックはクライヴを屋敷の客間へと通した。
 広々とした空間には透明なガラスでできた長方形のテーブル。その表面は、周囲の家具や天井を反射するほど磨き上げられている。向かい合うよう設置された黒色のソファは見た目以上に座り心地がよく、座った者の体重を優しく受け止める。
 その傍らに用意された銀のティーカートには、グラスが二つとティーセット。水の入った無地のジャグと、銘柄や時代が記されたアイリッシュウィスキーのボトルがひとつ。ティーカップとティーポットには控えめに小花が描かれている。ティーカートの二段目には小ぶりな木箱が一つあるが、蓋がされているため中身は分からない。
「そこに掛けてくれ」
 クライヴは促されるままソファに腰掛けた。あまりのクッション性の良さに、背中や体重が全て持って行かれる。それは浮遊感によく似ており、地をついていたはずの足がわずかに浮く。背もたれに腰掛けるつもりは微塵もなかった。だというのに、まるでソファに深く座れと言われるように、柔らかなソファに背中を預けさせられた。
 クライヴはグローカスにあるごくごく平凡な家で育った。特別貧乏というわけではないが、特別裕福というわけでもない。親戚が多く、一人っ子でありながらよく近所の子供達の世話を見ていたが、その家のどれもが金持ちとはほど遠い。いわば庶民である。
 クライヴは落ち着かない様子で肩を揉む。背筋のあたりがぞわぞわとした。ここは「屋敷」なのだと思い知らされた気分だ。建物の外観や塀もとても立派だったし、エントランスにある豪華な装飾灯や金の額縁に飾られていた風景画――それにこの部屋のテーブルセットはもちろん、小さいながら室内灯も細やかな装飾が施されている。
 クライヴは顔を上げ、目を細めた。天井から吊されたそれは、控えめな光で客間を照らす。部屋の四隅までは行き届かないが、装飾を見るにはちょうどいい。四方に光る透明な装飾は宝石のようで、室内灯の明かりを撒布させている。光源の元は魔力石によるものだが、魔力石の家具は装飾を凝れば凝るほど値が張る。それを知るクライヴは、口の端で妙な笑みを浮かべた。クライヴは庶民である。
 なにもすごいのは建物や家具だけではない。思えば、ここに来る間メイド姿の――恐らく月夜鬼ともすれ違ったし、エルヴィーラという女性の所作は良家のお嬢様というにふさわしい立ち居振る舞いだった。絶望の淵に追いやられるような事件もあったが――クライヴは頭を振る。件のことは思い出さないことにした。
 シャムロックは手早くクライヴの前にティーカップを用意すると、アイスティーを注ぐ。自分用にはあの日と同じ、琥珀色の入ったグラスを用意した。ソファの傍らにティーカートを寄せてから腰掛ける。勝手を知っているだけあって、彼の動作はとても滑らかだ。
 先ほど情けなく足を宙に浮かせた様を見られなくてよかったと、クライヴは心の端で安堵した。
「随分と待たせてしまったな。すまない」
「あ、ああ……、気にしないでくれ」
 落ち着かぬ様子で周囲を見回すクライヴだったが、シャムロックの声に現実へと引き戻された。
 クライヴは背筋を正す。臀部を優しく支える感触にはやはり違和感を覚えたが、無理矢理気にしないようにして、シャムロックへ向き直る。琥珀色が注がれたグラスの端が、室内灯の光を反射してきらりと光った。
「さて……。クライヴは何から聞きたい?」
 シャムロックは普段と変わらぬ態度で問うた。特別責める様子もないし、助言もない。質問には何でも答えると言ったあの日のままだ。
 クライヴの視線は迷うように動く。最終的に行き着いたのは、自分に用意されたアイスティーの水面だ。風も振動もないティーカップはただ淡々とカップの中の白を映し、部屋の明かりを反射している。
 クライヴは魔女の村を発つまで、異常な喉の渇きの正体について質問すると決めていた。しかし、今は違う。真っ先に尋ねるべき事はこれではない。今、気になっているのは、今まで一番信じたくないと思っていたこと。何度か問われ、その度に何度も反発してきたことだ。
「俺は……」
 膝の上に置いた手を握る。それはズボンの繊維ごと巻き込み、ズボンにいくつもの皺ができた。その皺を漠然と見つめながら、クライヴは顔を上げた。
「俺は、月夜鬼――いや、吸血鬼、なのか」
 問いかけるような疑問ではなく、半ば納得したようにクライヴは呟く。口にしてしまった途端、それが途端に真実味を帯びだしたからだ。
「何故そう思う?」
 しかし、向かい合うシャムロックは異なった。驚くでもなく疑うでもなく、真剣な表情でクライヴの瞳を見据える。問いかける声も普段通り落ち着いていた。ただし、すぐに答えを教えることはない。
「……今思えば、って事があった」
 吸血鬼――もとい、月夜鬼の存在など、実際にこの目で見るまでは信じていなかった。
 しかし、その存在がいると知ってからは話は別だ。自分にある原因不明の喉の渇き。それはやがて疼くような痛みへ変わる。そして、渇きの最中はなにか欲しいものがあるという漠然とした欲望があった。それがなんであるか長らく理解できなかったが、何が欲しいのか、はっきり分かった瞬間がある。
 ミスルトーにいた時のことだ。水を持ってくると言うメルリアを制止し、欲しいものはそれではないと震える声で否定した。自分が欲しいものは、と口にした途端、脳内に浮かんだ幻は、彼女の肌を鋭利な刃物で引き裂くイメージだ。当然、切った先からは血が滲む。あの空想を自分の脳が作り出したという事実は信じがたいが、それを吸血鬼という存在に結びつければ合点がいく。それに、発作を抑えられるモノが、血の赤によく似た液体だったということも。それを己が心底求めていたものだと自覚したのも。
 その上――。数刻前、中庭で一人取り残された時の事だ。クライヴはここぞという決意を踏みにじられた後、空疎な感情を抱いたまま月満草を漠然と眺めていた。空洞の心に染み入るような光はどこか温かく、どこか優しい。まるで慰められているような気がして、腕で目を何度も擦った。
 ふと、風に乗って花の香りが漂う。その匂いを嗅いだ途端、記憶のどこかに引っかかる甘い匂いを思い出した。やがて、発作が起こる少し前と、シャムロックからあの水を受け取った時と同じものだと気づく。しまった、と咄嗟に喉を抑えるが、渇きが訪れる様子はない。喉の疼きも感じないし、干上がるような感覚も、熱も、何もない。シャムロックに伝えるべきだろうか――と周囲を見回すと、壁際の窓に気づく。近寄ってみると、窓は黒色のカーテンで塞がれていた。ここだけカーテンがあるのは妙だな、と縁を見つめていると、ガラスに反射した自分の顔に気がついた。
 その途端、クライヴは息が詰まった。思わず右頬に手を当て、睫毛の下を指でなぞる。あろうことか、金色の瞳だったはずの瞳は、シャムロックと同じような深紅の色をしていたのだ。
 呆気にとられていると、まるで金で上塗りしたかのように元の色へ戻っていく。変化はほんの一瞬だった。
 夢でも見ていたのだろうかと片付けることもできただろう。かつての自分ならばそうしたはずだ。しかし、気のせいだと思い込む事はできなかった。今は月夜鬼が実在することを知っているのだから。クライヴは漠然とした衝撃を胸の内に受け、塞ぎ込むようにその場にしゃがみ込んだのだ。
 クライヴはそれらの事象をかいつまんで説明し、自嘲気味な笑みを浮かべた。
「まあ……本当に、俺の気のせいかもしれないけどさ」
 気のせいだとは、あまり思っていない。誰かに話してもまず信じないような突拍子もない話題だ。だから、何を言われてもいいようにと自分に言い聞かせる予防線である。
 対するシャムロックは、その話を黙って聞いていた。時折眉を寄せたり、腕を組んだり目を伏せたりなど、内から来る感情らしい表情を見せたりはするが、なにを考えているか、なにを思っているか、表情だけで読み取ることはできない。
「俺は以前、クライヴの事を人間だと言ったな」
「ああ」
 ミスルトーで初めて会ったときのことだ。人間じゃないのか、と不安と共に零した言葉を、彼ははっきりと否定した。お前は人間だ、と。
 クライヴはそれをしっかり覚えていた。しかし、自分があまりに弱った様子をしていたから、本当のことを言わなかったのかもしれない……と、今ではそう思った。シャムロックは人との会話に随分と頭を使う方だと、この数日で知ったのだ。
「あの言葉は間違いではない。が、クライヴの疑念も否定はできない」
 吸血鬼ではなく月夜鬼と言って欲しかったが、とシャムロックは切なげに笑った。
 その言葉に構う余裕なく、クライヴは眉を寄せる。想像していたものよりもずっと曖昧な答えだったからだ。
「……どういうことだ?」
 食い気味に尋ねたくなったが、ぐっと堪え、あくまで理性的な態度を装う。彼の恐怖心がそうさせた。床をついている踵が無意識に浮く。
「クライヴは人間だ。だが、その血には月夜鬼の血が流れている。恐らく、近い血縁に月夜鬼がいるだろう」
 クライヴはその言葉に目を丸くし、咄嗟に父と母の顔を思い浮かべる。父親は自分と同じ髪と目の色をしている。母親は濃い藍色の髪に青色の瞳。月夜鬼とは瞳が赤い種族であるから、そもそもの色が異なる両親はひとまず除外していい。だとしたら、祖父母だろうか――。
 困惑に揺れるクライヴの瞳に気づいてはいたが、シャムロックは言葉を続けた。
「月夜鬼の血が流れている人間のことを『半夜』という」
「半夜……?」
 その言葉を反芻するクライヴに、シャムロックはそうだと頷く。
 彼が傍らに置いたグラスには、琥珀色が満ちている。透明度の高いそれは、シャムロックの顔をはっきりと映し出した。静かな表情が浮かび上がる。そこに揺れるのは、月夜鬼たる証の深紅の瞳だ。
「クライヴの場合は、人間の血よりも月夜鬼の血の方が色濃く流れているようだな。渇きにしても、目にしても」
 シャムロックに指摘された部分に、重くじんわりとした感覚が広がっていく。瞳の奥と、喉仏のあたり。喉の違和感を取り払うための咳払いをしてから、クライヴはぎこちない動作でティーカップを手に取った。茶色に映る自分の瞳の色を見つめながら、アイスティーを嚥下する。口の中には苦みだけが残った。何度喉を鳴らしても、その味は消えない。カップの縁を曖昧に見つめた。
「人を傷つけるようなイメージが浮かんでも……、明らかに血が欲しいと錯覚しても、月夜鬼だって言えるのか?」
「飢餓感が極限まで高まった故に見た幻覚だろう。本能が見せる幻であるから、理性の――クライヴの意思とは無関係だ」
 頼りなく震える声を受け止め、シャムロックは言った。やがて、その視線が左下に落ちる。
「……実際『吸血鬼』になってしまった者の中には、そうせざるを得なかった者も少なくはない」
 それを付け足したシャムロックの声も、同じように言葉の端が震えていた。
 クライヴは思わず顔を上げる。目を伏せる彼の表情は相変わらず読み取れない。特別分かりやすい声色でもなかった。ただ、心の内に隠し持つ感情が、明るくないということだけは理解できた。
 シャムロックは今度こそグラスを手に取ると、用意した酒で口の中を湿らせた。中身はほとんど減っていない。やがて、その瞳の色が濃く深く変わっていく。深い赤は夜を生きる月夜鬼の生命の色だ。
 ある種冷淡とも取れるその色に、クライヴは思わず息を呑む。
「以前、ルーフスの魔術士から『人間ではないのではないか』と問われたことがあったそうだな」
 目を丸くするクライヴに、シャムロックはアラキナから大体のことは、と付け足す。そうして、彼はまたグラスに口をつけた。
 クライヴはテーブルに映るティーカップの影を見つめながら、あの日のことを思い出す。あの時はものすごく疲れていた。身体も。頭の中も。よく分からない中で、聞きたくない言葉――人間ではない、という言葉を、クロードに投げかけられた。イリスは間に入って、そんなわけないと否定した。結局、取り越し苦労だったと決着したそうだが……。
 しげしげと疑わしい視線をこちらに向けるクロードの表情、自分の腹の奥から湧き上がる怒りを思い出し、クライヴは渇いた笑みを零した。実際自分は半夜だと言うから、彼も――馬鹿にして笑った医者も、間違っていなかったことになる。
「月夜鬼の血が濃い半夜は、本能が優位になると瞳の色が変わる傾向にある。魔術士に会った時は生存本能が優位に立っていたのだろう。偶然瞳の変化を見たから、勘違いしたようだな」
 クライヴは息を吐き、今度こそソファの背もたれに腰掛けた。力が抜けてしまった。それなら目のことを伝えてくれればよかったのに、と瞼を閉じた。こちらの体重を完全に受け止めるソファのクッション性にはやはりあまり心地がよいものではなかったが、どこか安らぐような感覚も覚える。
 ……けれど、あの時は自分を知らなかったから、平行線を辿っていたのかもしれないか――クライヴは漠然と考え、天井に吊された室内灯の煌びやかな光を見つめる。その線が、やがて視界の端から端に延びたところで、瞬きを一つ。視界の中で線だった明かりが元に戻る。ゆっくり体を起こした。
「大分話し込んでしまったな。少し休もうか?」
「いや……」
 クライヴは曖昧に言葉を返した。しかし、頭のどこかにずしりと重い感覚が残る。確かに随分と頭を使ったようだ――。軽く肩を回し、すっかり固まったふくらはぎを解すよう手で揉んだ。動かした箇所がじんわりと熱を持つ。
「あの赤い飲み物のこと、教えてくれないか。必要なんだろ?」
 シャムロックは問いにしばし間を開け、ゆっくりと頷いた。
 彼は立ち上がると、ティーカートの二段目にある木の小箱を取り出した。小箱は暗い焦げ茶色。特別な装飾はなく、木目の模様がただそこにある。直線のように見える曲線、歪な円が何段にも積み重なった様は、木の温かみそのものを表していた。
 シャムロックはそれをテーブルに置くと、ゆっくりと蓋を開ける。中に入っていたのは深紅の粉末と、小さな木のスプーンが一本。粉の色は月夜鬼の瞳の色によく似ていた。
「これはレーリンゼル。月夜鬼の主食でもあり、半夜の感じる喉の渇きを抑える」
 唐辛子の粉末を思わせるその色に、クライヴは顔をしかめた。しかし、鼻腔を刺激するのは辛みではなく甘み。シャムロックに例の飲み物を渡された時と――中庭にいた時に嗅いだ匂いと同じだ。
「庭で月満草を見ただろう? あれを加工して粉末にしたものだ」
 シャムロックは空のグラスを手に取ると、スプーン一杯分のレーリンゼルに、グラス七割ほどの水を足した。赤色が透明な水と混ざり合う。スプーンでかき混ぜる必要もなく、それは瞬く間に溶けていった。深紅色に染まったそれが、音を立てずにわずかに波打つ。
 クライヴには、その液体が周囲の光を全て飲み込むかのように見えた。さすがに目の錯覚だろうかと苦笑するが、見れば見るほどその感覚は現実味を帯びてくる。月夜鬼は夜を生きる種族だから、もしかして。
 疑問を問いかけず、その赤を見ていた。あの時とは異なり、自然にその色を見つめる事ができる。これが自分に必要な物だと判ると、なぜだか懐かしいような、安心するような感覚があった。
「飲むか?」
 クライヴが凝視していると、シャムロックはそっとグラスを指で押した。
 特別喉が渇くようなあの発作はない。疼くような痛みもない。だから必要ないはずだ……そう頭では理解していても、いらないと突き返す気にはならなかった。腹が減って欲しくないと願ったところで腹が減るように、いくら我慢したところ叩かれれば痛いように――抗えぬ体の反応なのだろう。
 クライヴは諦めて頷くと、グラスを手に取った。躊躇わずに口をつけ、喉を鳴らしながら胃の奥へ流し込む。今日ははっきりとその苦みを感じる事ができた。用意されたアイスティーとは異なる味だ。確かにしつこいような苦さはあるが、決定的に違うのはその質だ。こちらは強いアルコールの苦味に似ている。それはまるで味覚を麻痺させるほどに、舌全体に広がった。やがて体に吸収されると、その味は強く深く変わっていく。苦渋味に近いほど酷く濃い味であるにも拘わらず、美味いと感じてしまう。やはり自分は普通の人間じゃないんだ――と、胸中で己を客観視する部分が冷笑する。
 わずか残ったレーリンゼルの赤色がグラスの底を染める。酒に陶酔した人間がするように、グラスを揺らしてみた。そうしたところで、その蠱惑的な赤は薄らぐ気配がない。
「以前、メルリアがクライヴの症状のことを心配していた。病気ではないのか、と」
「メル……、が?」
 メルリアの名前に、思わずクライヴは顔を上げた。愛称で呼んでいいのかと尋ねたのは自分だというのに、その呼び方は気恥ずかしさが残る。グラスを置くと、膝の上で手を組んだ。両手を揉むように、右手左手とそれぞれに力を入れて握りしめる。
 この件ではメルリアに随分と迷惑をかけてしまった。しかし、気遣わせて申し訳ないという裏側に、未だに気にしてくれて嬉しいという感情がある事も確かだった。視線を下ろし、自分の手を見つめる。手のひらに浮かんだ汗が見えて、唇を固く結んだ。
「……俺は半夜で、メルは普通の女の子……か」
 窓に映った自分の表情を見た時、クライヴは胸の内を晒さなくて正解だったかもしれない、と思った。シャムロックから説明を聞いたところでその思いは変わらない。
 あの症状に悩まされているのは自分だけだ。不釣り合いであろうと、腹の底から深いため息をついた。
 カタリ、と静かな音を立てながら、木箱にゆっくり蓋を落とす。うなだれるクライヴを横目に、シャムロックは元あったようにティーカートへ木箱を戻した。
「その普通が何を指しているか知らないが、メルリアも半夜だ」
「え……」
「今頃は彼女の血縁――曾祖父に当たる月夜鬼と話をしているはずだ」
 金に赤の混じった橙色の瞳が見開かれ、驚愕に息が詰まった。
 この夜、一番の衝撃だった。
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登場人物紹介

◆登場人物一覧

┗並びは初登場順です。

┗こちらのアイコンは公式素材のみを使用しています。

メルリア・ベル


17歳。

お人好し。困っている人は放っておけない。

祖母との叶わなかった約束を果たすため、ヴィリディアンを旅することになる。

フィリス・コールズ


16歳。

曖昧な事が嫌いで無駄を嫌う。
シーバの街で、両親と共に「みさきの家」という飲食店を経営している。

クライヴ・シーウェル


22歳。

真面目。お人好しその2。

理由あって旅をしており、メルリアとよく会う。

ネフリティス


27歳(人間換算)

都市に工房を持つエルフの錬金術師。

多少ずぼらでサバサバしている。

イリス・ゾラ


21歳。

隣国ルーフスの魔術師。闇属性。

曲がったことが嫌い。

リタ・ランズ


16歳(人間換算)

魔女の村ミスルトーで暮らしているエルフ。
アラキナのストッパー兼村一番のしっかり者。

ウェンディ・アスター


不明(20代後半くらいに見える)

街道の外れの屋敷で働くメイド。

屋敷の中で一番力が強い。

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