第15話 魔物の巣窟

文字数 7,209文字



11月19日
研究所本棟 B7

            ――『エリア間連絡路』




【03:50現在】


 心持ち前屈みの姿勢で、固い廊下の上を音もなく進むイメルダ。
 その後ろ姿は、獲物を求めてジャングルを徘徊する肉食科の獣を思わせる。
 そんな女兵士の野性的な気配に呑まれたか、続くダリオは必要以上に神経を尖らせ、その緊張感がジュードやクリスにまで伝播する。
 だがエリア間を結ぶわずか10m足らずの連絡路に、チームを脅かす邪悪な影はひとつもない。
 問題はその先――先ほどチームAが襲撃を受けた忌まわしき『記録室』に、今も濃緑色のバケモノ共がたむろしているかどうかであった。


       『R.O.Room』
        (記録整理室)


 いまだ擦過熱が感じられるような、生々しい弾痕が穿たれたペイント文字をイメルダはどのような気持ちで目にしたのか。
 ドア脇で振り返った表情は、無骨な鉄面貌に隠され窺うことを許さない。
 だが彼女が何を求めているかは明らかだ。
 命じられずとも、心得たようにダリオがドア前に進み出て、ジュードとクリスも突入姿勢をとる。それをフォローするようにエンゲルのみが皆に背を向け通路の奥を警戒する。

(オーケーだ)

 ジュードが頷き返すと、イメルダが無線で問いかけた。

「こちらイメルダ。『記録室』に敵影は?」
≪誰もいない。OKだ≫

 先ほどの繰り返し。
 安全が保証されたところで、イメルダが素早くパスカードを振り翳した。
 ドアが開くと同時に室内へ踏み込むダリオ。
 続けてクリスとジュードも後を追う。
 しっかり安全確認されているにも関わらず、誰もが射撃姿勢を維持したまま油断なく突入する。
 それは“カメラの死角”も考慮しているからだ。
 万一の見逃しがあれば、それが即、死に繋がることを豊富な実戦経験から彼らは悟っていた。
 右に左に――踏み込んだ三人は三方へ散り、足下に落ちているディスプレイを蹴飛ばし、その他雑貨を踏みつけながら、室内を素早く練り歩きクリーニングする。


「――ふぅ。いないようだな」


 最後にデスクの裏までチェックし終えたダリオが銃口を下げると、

「気を抜くな。いきなりそっちのドアから現れる場合もある」

 前回の失態を教訓とするイメルダが、ショットガンの銃口で対面側のドアを差す。そういえば、前回の襲撃で最初に殺られたメジャーの立ち位置がそこであったか。
 
「だったら、そのまま警戒しててくれるか? 俺はこの部屋を――って、無理だよな」

 途中で言葉を切ったダリオが、とぼけた顔して肩をすくめた。
 先の銃撃で機器類は派手に壊され、さらに飛び散った肉片と内臓で赤黒く汚された部屋の惨状に、物色できる何もないのは一目で分かること。
 そもそもチームAの捜索が徒労に終わっていることも情報共有したはずなのだ。なのに減らず口を叩いているダリオに、

「あと数分でタイムリミットの4時になる」

 苛立ち混じりにイメルダが、デスク上のデジタルクロックを指し示す。

「それ以降は、タイム・ロスした分だけ自分達の首を絞めることになる。立場が危うくなると、分かっているな?」
「……もちろんだ」

 代表して答えるのは社長(ボス)のジュード。
 軽くダリオを睨み付けながら、先に進むことを促すように自ら対面のドアへと歩み寄る。
 ボスが行動で示せばクリスもそれにならい、「へいへい、悪かったよ」とダリオも反省の言葉を口にして足早に戻ることになった。
 これで全員の意見が一致した。
 チームの総意を受け止め、イメルダが再びクォンに情報を求める。

「『記録室』に入った。先の様子を聞かせてくれ」
≪“実験エリア”はダメだ。連中がうじゃうじゃいる。予定通り、まっすぐ“監視エリア”に進んだ方がいいね≫
「聞いてのとおりだ」

 イメルダがあらためて“外の様子”と“次の作戦行動”を伝える。

「出てすぐ左が“実験エリア”のメイン通路、まっすぐ進めば“監視エリア”に直行だ。どちらに行っても等距離で目的地に着けるが、今回はまっすぐ進む」

 ただし注意点がひとつ。
 それは、ほぼガラス張りで仕切られた特殊なフロア構造からくる問題だ。

「いいか、左の通路に気をつけろ。例えバケモノが実験室にいてもこっちまで見透かせる(・・・・・・・・・・)
 気取られるな。目も合わせるな。
 少しでも発見されないように、ひとりづつL字路を進むんだ」

 念入りに言って聞かせてくるイメルダ。
 さらにジュードからも細かい指示を付け加える。

「万一の時はダリオが留まって牽制しろ。ダメでもこの部屋だけは死守するんだ。エンゲルを呼んで連携すれば何とかなるはずだ」
「あいよ」
 
 与えられた重責にもダリオは景気よく受け止め、

「ここで“秘密兵器”の出番てわけだ」

 嬉々としてバックパックからお手製の“火炎瓶”を取り出しはじめる。先ほど、エンゲルにひっついて何やら画策していると思ったら、そんなものを造っていたとは。

「……おい、何本持ってきたんだ?」

 デスクの上に次々と並べられる暴徒御用達の原始的兵器の数に、むしろ弾薬の方が大丈夫かとジュードが本気で案じれば、

「弾薬ならエンゲル持ちだ。あいつに二人分を持たせたからな」

 安心しろとダリオが胸を張って応じる。
 云われてみれば、みっちり中身が詰まってそうなバックパックをエンゲルは背負っていた。違和感のなさにスルーしていたが、“弾薬入れ”に使うだけなのに、長身の大柄な体格にピッタリはまっている時点で異常だと気づくべきだった。

「二人分どころか俺達の分までありそうだな……」
「そもそも弾薬が使い放題のシチュエーションなんて、従軍時代にもなかったからな。せっかくだから持てるだけ持たせておいたのさ」

 なぜか得意げに鼻の穴を広げているが、実際に苦労して運んでいるのはエンゲルだ。それなのに、
 
「何のつもりか、あいつはライフル銃まで持ってきてるしな。仮にあのデカ物が現れても、今度は返り討ちにしてやる自信があるぜ。だから、安心して行ってこい」

 あくまでエンゲル頼みのくせに、なぜか無敵感いっぱいの笑みを浮かべてみせるダリオ。そんなイタリア系の扱いをイメルダも分かってきたのだろう。
 無言で頷きスルーして、すぐに前を向いた。
 さあ、今度こそ本番だ。


「行くぞ――」


 クォンによる監視の目が合っても、先陣を切る鉄仮面に気の緩みなどあろうはずもない。
 なのに室外へ一歩踏み出した途端、一瞬の硬直が生まれる。
 それは相手も同じだった(・・・・・・・・)



「「――」」
 


 思わず見つめ合う、一人と一匹。
 まさか本当に、監視の死角があったとは。
 そんなイメルダの驚きと動揺が、瞬時に全身を震わせ、殺意の反動となって表れる。


「――――ッ」


 バッと両足を開き腰を落とすと同時に、ショットガンの太い銃口をその醜い頭部に突き当てた。
 いや、相手も尖った歯列を剥き出し跳びかかってきており、タイミング良く、その赤黒い口腔へ銃口が突き立てられた。次の瞬間、


「オゴッ?!」


 くぐもった声にかぶせて、邪鬼の頭部が爆発するように弾け散った。


 Bownn――――……


 化け物の頭蓋で減音されたのはごくわずか。
 致命的なほど重たい銃撃音が、通路を介してフロア中に響き渡ってしまう。
 何という不運。
 だが、歴戦の女兵士は動じない。


「――作戦変更だ」


 シャコンッと独特のポンプアクションで薬莢を排出させたイメルダが、「全員走れっ」と命じるなり通路へと跳びだした。
 慌てて追いかけるジュードが、頭部を失ったゴブリンの遺骸を不格好に飛び越える。
 逆に華麗に飛び越えたクリスは皮肉を口にする余裕さえあった。

「幸先がいいですね!」
「……こんなもんだっ」

 いつだって。
 現役時代、中東の任務では、基地から送られてくる情報の正確さなど、ギャンブルに等しい曖昧なものだった。
 当然、作戦プランも計画通りに進んだ事はない。
 いつでも現場の柔軟性と決断力だけが、自分と仲間の命を守る要だった。
 それは退役して会社を設立した今も、何ら変わることはない。
 だから、ダリオがうまく連中を牽制してくれることに期待したいところなのだが。

「クッソ、もう出番だぞエンゲル!!」

 無線にツバ飛ばすダリオの慌てぶりを耳にする。
 それもそうだ。
 群れ成し、押し寄せるゴブリン共を一時的にでもひとりで受け止めるのは、並大抵の胆力でできることではない。
 そもそも戦力的に無理がある。


「おら、かかってこ――」


 そこで一度は途絶したダリオの声が、数秒後には裏返りながら復活する。


「く、くるんじゃねえ、アホんだらぁ!!!!」


 悲愴感混じりの罵声に銃声が重なる。
 このやろ、このやろと喚き、ガラス瓶の砕ける音や爆裂音が続いて。その合間に「あ?!」だの「くそっ」だのと聞こえただけでジュードには結果が知れた。


「……やっぱダメかっ」


 こうなると走力頼みになるものの、たっぷりの弾薬で膨らんだバックパックが重石となり、足の動きも鈍ければ、早速息も乱れはじめてくる。これでは目的地にまで無事に辿り着けそうにない。

「聞こえます――?」

 何かを差しているクリスの余計な呼びかけに、

「黙ってろっ」

 ジュードは怒鳴り返す。
 仲間の悲痛な叫びと押し寄せる背後のざわめき(・・・・・・・)など気に懸けたくもない。
 『B3』での恐怖をオーバーラップさせながら、ジュードが夢中で足を速めて角を曲がると、立ち尽くすイメルダの背にぶつかりそうになった。

「おい?! 何を――」

 やっている、と文句を言いかけた口が止まる。
 イメルダが見ているものをジュードも目にして。

「あぶな――わぷ?!」

 続くクリスも驚きの悲鳴を上げてジュードの背中にぶつかった。それでもクレームを口にしなかったのは、クリスも同じものを目にしたからだ。
 通路の奥に“何か”がいた。


 “捻れたような巻き角”が特徴的な四つ足。
 そしてジュードが知るよりも、ひとまわりかふたまわりは大きい巨躯が纏う“灰色の羊毛”。


 ああ、だが思わず身震いするようなその瞳。
 世にあれほど禍々しき瞳を持った“羊”がいるだろうか?
 「あれって……」と記憶を手繰るクリスが、その名を口にする。
 


凶角羊(アモン)……でしたっけ?」



 確かに、妖物の創造主たるランドリッジはそう云っていた。
 ただ真っ先に思い出すべきは“名前”じゃない。
 生き延びるために必要な情報を聞き出していたはずだ。

「“突進”に気をつけろ。猛牛よりもタチが悪いそうだからな」

 ジュードが警告すると、「問題ない」と低く応じたイメルダがショットガンを構え直して歩き出す。立ち止まっていたのは弾薬を“一発弾”に切り替えるためだったらしい。
 だがタイムロスの代償は、間近に迫ってきた背後の異様なざわめきとなって自分達に襲い掛かる。


≪悪い。俺じゃ相手にならんわ≫


 タイミング良く入った、悪びれもしないダリオからの通信に、

「……使えないヤツ」

 ぼそりとクリスが毒を吐く。
 背後の銃声はいつの間にか止んでいた。
 ドヤ顔で請け負った男は、一分と保たずに『記録室』に退散し、しっかり立て籠もったようだ。なので、

≪こちらクォン。イメルダ、すぐ後ろに――≫

 緊急を告げる無線情報が、やけに癇に障って仕方がない。
 クリスでなくとも、大言壮語を吐いたヤツの唇をむしりとってやりたくなるが、今はそれどころじゃない。悠長に凶羊の隙を窺っている時間は無くなったのだ。
 それは果敢にも、凶羊へと足早に近づいていくイメルダも分かっているはずだ。
 だから彼女が必中の距離に踏み込んだところで、次の瞬間、一撃の下に葬り去る未来を誰もが疑わなかった。
 それがまさか。


「は――?」


 ジュードがマヌけた声を洩らしたのは、唐突に床を蹴った凶羊のダッシュが、あまりに常軌を逸していたからだ。
 まさか軽く100キロは越える、あの巨躯で。
 まるでバネ仕掛けのように弾けた凶羊が、はじめの一歩で3メートルを跳躍し、ふた呼吸目には目の前まで急接近していた。



「「「――?!」」」



 辛うじて3人同時に横へ一歩ズレるのが精一杯。
 反応が遅れたジュードだけが、腹に何かがかすったような衝撃を受けて弾き飛ばされる。
 むしろ非常識な突進によるチームの被害が、その程度で済んだのであれば暁光と言えた。



 ――――ズンッ



 重く響いたのは背後の壁面が打ち震える音。
 振り向けば、突き刺さった巻き角を中心に蜘蛛の巣状のひび割れが広がっていた。
 幸運なのは、タイミング良く現れたゴブリンの第一波が、大砲の一撃に似た突進に巻き込まれて全滅したことか。とはいえ。 

「……ぐっ、なんだ、あのスピードは?」

 あれほどの巨体でありながら、投げたボールのような勢いで跳んでくるなんて。
 抉られたかと思った腹をさすりながら、ジュードが呻く。
 切り裂かれたベストからは、縦に凹んだ防弾プレートが見えていた。
 これが胸部のあたりであったなら、肋骨が数本折れていたに違いない。最悪、折れた骨が肺に刺さっての重体だ。

「……うぶっ……」

 幸い、腹を激しくシェイキングされた後遺症により、胃の中のものを軽く戻しただけで、それ以上の支障はない。

「ボス?」
「……大丈夫だ。衝撃でちょっとな」

 それより今のうちに先を進んだ方がいい。
 深く突き刺さった角のおかげで凶羊は身動き取れなくなっている。
 イメルダも同じ考えのようで、「あんなものに構ってられない。先を急ぐぞ」と歩き始める。



 メェェエェエェェェェ――――



 唐突に、可愛らしい羊の鳴き声が響き渡った。
 ぴたりと足を止める三人。
 何事かと振り向けば、身をもがき、蹄を床に叩きつけながら、懸命に咽を鳴らす凶羊の姿があった。



 ェェエェェェェェェェ――――……



 二度三度。
 胸を締め付けるような、何か訴えかけてくる鳴き声。それだけなら、ただの羊と何も変わらない鳴き声だけに、かえって凶羊の異常さが引き立つ。

「……何なんです、あれ?」

 気味悪げに呟くクリスが「よし」と意を決す。

「今なら――」
「よせ」

 恐怖に耐えかねて留めを刺しに行こうとするクリスの肩をジュードは抑え付ける。

「ヘタに近づかない方がいい」
「ですが」
「いいから行くぞ」

 言い争っている間にも再び愛らしい鳴き声が。
 その哀しみに満ちた声に紛れる欲求は何か。

 母親の乳を欲して?
 見当たらない仲間を求めて?

 いいや違う。
 あれはエサに逃げられる(・・・・・・・・)と察した凶羊の焦りだ(・・・)
 待て、行くなと。
 涎を垂らし、瞳を血走らせて、ジュード達の血肉を心の底から欲し求めて。




 メィエェェェエエエエエェェェ――……




 口脇より白い泡噴かせるほどの凶羊の渇望が、通路全体を不気味に震わせる。 

「……なんてものを生み出しやがったんだっ」

 我慢しきれなくなったジュードが、ランドリッジに、セオドラに対して怒りを込めて吐き捨て、そのまま凶羊へ向けて戻り出す。

「ボス……?」

 ジュードの険しい顔つきに、思わずたじろぎ道を空けるクリス。そのすぐ脇を肩怒らせて通り過ぎたジュードが、凶羊のそばでまだ蠢いているゴブリンに向けてUMP9を乱射した。

「ボス、何を?!」

 困惑しつつもクリスが別方向のカバーに入り、ゴブリンを確実に葬ったジュードはハンドガンに切り替える。
 ガンのセイフティを外しながら、さらに数歩近づき、必中の距離で凶羊の頭部に銃口をポイント。
 気配に気付いた凶羊が激しく威嚇をはじめるも、

「すまん」

 一言発してトリガーを引き絞った。
 立て続けに二射、三射。
 そのまま連続で、弾倉が空になるまで45口径弾をジュードは一気にぶちこんだ。


 エ゛ッ


 何かが咽に詰まるような音。そこに被せられる銃撃音。
 凶羊が痙攣するたびに、その首筋が軟弾によってザクロのような裂傷を禍々しく広げてゆく。
 いかに強靱化された魔物とて、脊髄を破壊されれば無事で済まされるはずがない。
 すぐに死の痙攣が弱まり、10秒と保たずにあらゆる生体反応も途絶えていた。
 血臭よりも先に硝煙の臭いが鼻につく。それが薄れる前に、

「――行こう」

 人が生み出した憐れな魔物に背を向けて、気難しい顔つきでジュードは前を睨み付ける。
 胸中に沸いたのは確かな疑念。

 本当にこれでいいのか――

 ビジネスとはいえ、このような歪な生き物を生み出す研究データを、わざわざ命懸けで捜し当て、セオドラに渡して本当にいいのか。
 “人を救う”題目の医療とは真逆すぎる“負の側面”を目の当たりにし、ジュードの口中に苦いものが広がる。

「ボス……」
「やはりおまえの云うとおり、憂いは断った方がいい」

 そう弁明して、今度こそジュードは意識を前進することだけに集中した。
 なぜならこの先すぐに、“実験エリア”の中央部から延びてくる、もう一本の連絡路とぶつかるT字路があるからだ。
 仮にそちらからゴブリン共が先回りしてきたら?
 下手な感傷に浸って、致命的なタイムロスをするわけにはいかなかった。

「急ぐぞ――」

 むしろ自分に発破を掛ける意味で声を出すジュード。そんな社長の心情を察してくれているのか、クリスは文句も言わずに黙って着いてくる。
 では我らが女豹はどうしているかといえば、すでにT字路のそばまで辿り着いていた。 

(そっちから来るなよ――)

 祈るような気持ちでジュードが後を追う途中、どこからか、カリカリと不思議な金属音が聞こえてきた。

「ボス、何か聞こえませんか?」

 やはり空耳ではないらしい。

「次から次へと……」

 神経を昂ぶらせながら、ジュードは聴力にありったけの集中力を込める。
 カリカリ、カリカリと。
 まるで先の尖った金属棒で鉄板をしつこく掻き毟るように。
 嫌が応にもジュードの胸中は、あらたな不安で溢れかえっていた。



********* 業務メモ ********



●B7人物配置
【管理通路】 クォン、ランドリッジ
【記 録 室】ダリオ、エンゲル
【監視エリア】イメルダ、ジュード、クリス
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