シーン-0003:極秘の研究施設

文字数 382文字

ボッ…ズズズゥ…

宇宙港での破壊行為の振動がブルーロック内に響き渡っていた。
---ブルーロック内のとある研究施設---
………
ジョーンズ博士、ここはもう危険です、急いで避難してください!!
そんなにヤバいのか?!
ブルーロック内に侵入されたみたいです…
まったく…何をやっているんだ、警備隊は…
ジョーンズ博士は呆れ顔を見せた。
テロの規模は?
バトルウォーカーが一機のようです
何ッ!!
ジョーンズはさらに呆れた。
たった一機にどういうことなんだ
そ、それが一瞬の出来事で…
まさか…"マリア"の事が外に漏れたわけではないだろうな
はっ、その点は抜かりはないはずです
ないはず、では困るんだよ!…………んっ?!
ゴオォーーッ……

爆発の振動が二人の話を止めた。
まぁいい、"マリア"を安全な場所に移そう、場合によっては輸送準備だ
はっ!
ジョーンズの助手、パールソンは額に汗を流しながら短くそう答えた。
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登場人物紹介

●サイボーグキッド…現代の技術の粋を結集して生まれたサイボーグ。脳以外はすべて機械。右腕はレーザー銃になっている。

●ビル・ニートン…機動警察の隊員。射撃の名手。過去の記憶…謎の頬の傷。

●アドニス・ウォン…機動警察の隊員。ビルの相棒。優れたウォーカー操縦技術を持っている。

●サニー・ジョーンズ…連邦特別警察『フィールド』の捜査官。

●ジョーンズ博士…サニーの父。人工知能開発の権威。

●パールソン…ジョーンズ博士の助手。

●ガルザック…サイボーグキッドが搭乗する圧倒的な力を持つ謎多きウォーカー。

●バザンA-3…資源衛星『ブルーロック』の防衛隊が多数所有するウォーカー(機動歩兵)。

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