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▼ 七森のパーティにピレが仲間になった
いやぁよかった、
無事に光の妖精と契約出来て
これから、光魔法はお任せしますね
誰もてめぇの手伝いなんかしねぇよ!?
おや？ 契約したのなら、私が主でしょう？
んぐぅ……
契約では、主のお願いは…？
ぜっ、たい…
ですよね！
期待してますよ
うぐうううううううううっ…!!
何か、意見でも？
うっせぇ！
わかってらぁ！
（でも、この世界の光の精気が思った以上に少ないから
こいつから解放されて世界に還元されるのは…
意外と早いかもしれねぇな…）
さて、無事に契約できましたし
（そう思えば…
別に、なんてことないのかもしれねぇなぁ…）
早速光の神殿行って
さくっと神聖語解読して、
光の精気を受け取りに行きましょうか
…えっ？
えって、え？
間違っていましたか？
いやいやいやいや！
なんで、そんなこと知ってんだお前!?
ええと、誰から聞いたんでしたっけねぇ…
忘れました
でも確か、
妖精はその属性の精気を生命エネルギーとして活動源としているはずでしたね
それならば、精気が一番多く集まる集気地である神殿に行くのが一番！
そこで秘伝書読み解けば精気が解放されるはず！
と誰かに聞いたような気がするので、実践してみようかと
なんでちょっと楽しそうなんだよっ!?
確かに合ってるけど!?
つか、神聖語なんて読めるのかよ!?
もちろん、読めますよ？
はぁ？
私は"呪術師"ですからね
言葉には強いんです
で、でもでもでも！
神聖語って、ずうううううううっと昔の言葉だぜ!?
そうですねぇ
でも、言葉ですから
理由になってねぇよ！
と、言われても…
ピレの封印文言も、神聖語でしたしねぇ…
えっ
言語理解できていなければ、
読み解くことなど不可能かと
う、嘘だ…
もうあの封印に使われていた言語は解読したので
これと言って用はありませんが…
信じられないと言う事ならば、
もう一度再封印するのもやぶさかでｈ
信じる！ 俺は信じるぞ!!
そう、ですか…
…なんであからさまに残念そうな顔してるんだよ
実力を見せるいい機会かと
封印されたら見れるはずねぇだろっ！
そう、ですね
残念ですが、
それは今度の機会にしましょうか
封印以外の方法で頼む
了解しました
…さて、ピレ
なんだよ？
今後はてめぇではなく、名前で、どうぞお呼びくださいね
は、はあああぁっ!?
ご主人様、でもいいですよ
ふざけんな馬鹿森っ！
馬鹿は余計です、
七森です
うっせぇ
ばーかばーか！
▼ 七森はぼっちから脱却した
