第4話 制作②

文字数 1,316文字

「早く!早く呼ぶんだ!」
警備員達は誰かを呼びに行った…
「あ、ブチコロスキーさん!急に機械が動き出し外に色々と運び出せれています!機械を止めようとしても操作が効きません!それと同時にゴキブリが大量に!何者かの仕業だと考えています!よろしければ来ていただけませんか!?」

「わかりマシタ。場所をおしえてクダサイ。」
「ありがとうございます!ブチコロスキーさん!ついてきてください!」

「で、問題のトコロはドコですカ?」
「それが…呼んだのはゴキブリを退治してもらうためで…」
「ワタシがゴキブリ退治!?何かわけがありそうデスネ、聞かせてクダサイ。」
そう言った時、ゴキカズがブチコロスキーに飛びかかった。
「ウワッ!なんデスカ!?」
そういいながらブチコロスキーはナイフでゴキカズを刺し殺した。
「ゴキカズゥゥゥゥゥゥ!!!!」
「よくも…よくもゴキカズを!!」
ブリ恵、ゴキ郎、クロ子が飛びかかった。
「対処しきれナイ!」
ナイフを振ったが、ゴキブリ達は飛んで避けた。
「クソッ!銃を使いマス!みなさんハ離れていてくだサイ!」
ブチコロスキーはMP40をとり出し、構えた。
「いきマスヨ!」
タタタタタタタ………
ゴキブリ達は逃げ回った。
「みんな!逃げろ!」
「うわぁ!!!!!」
プチュッ
「ゴキ郎…お前まで…全員退避!一度作戦を考えるぞ!」
「あそこの機械の下まで逃げるナリよ!」
ゴキブリ達は一斉に逃げ出した。
「逃シマせんヨ!」
タタタタタ…
ゴキブリ達には当たらなかった。
「クッ!弾切れデス!逃シテしまった…まあいないウチに元凶を探しましょうか。」
そう言って、ブチコロスキーは素材が運びこまれている方へ歩いていくのだった…

「どうすればあいつを倒せるナリか…」
「そうだ!みんなで体当たりして動いている機械で潰すのはどうだろう?」
「いいナリね!では、みんなが一斉に飛び出して当職、ゴキヒト、クロ子、ゴキト、ゴキ恵が体当たりしよう。では、いくナリよ!」

ブチコロスキーがベルトコンベアの終盤あたりにきた時…
「いまだ!いくナリよ!」
ゴキブリ達は一斉に飛び出した。
「やっと出てきてクレマシタカ!」
「いまだ、とべぇぇぇぇ!」
5匹が飛んだ。
「何をする気デスカ!」
ヒューーー.....
ドンッ!!
ブチコロスキーはベルトコンベアの上の倒れ込んだ。
「マズイ!このままだと粉砕機に直行だ!」
「立ち上がる前にもう一度いくナリよ!」
「クッ!」
ドッ!ドッ!
「くぅうああ!」
ブチコロスキーのナイフがゴキトに襲いかかる。
「危ないナリ!」
ブリ尾が庇ってナイフを腹に受けた。
「グッ!」
「ブ、ブリ尾!大丈夫か!」
仲間が声をかける。
「だ、大丈夫ナリ…こんなの…掠り傷ナリ…」
「ブリ尾!もう一度仕掛けよう!だがお前は体当たりしなくていい!」
「それは…こっちのセリフナリ…当職はもう長くない…だから当職一人でケリをつけるナリ!」
ブリ尾はブチコロスキーに飛びかかり、休む暇もなく体当たりを続けている。
「さっさと…くたばるナリ!」
「コイツゥゥ!ゼッタイにコロス!」
「よし!もう粉砕機につくナリ!まだ…攻撃を続k……」
ブリ尾が先に力尽きてしまった。
「ヨシ!これで脱出できマス!……へ?」
そこは、もう粉砕機の入り口だった。
グシャァ…
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