プロット

文字数 685文字

起)私立中学校、山ノ杜学園は自然あふれる敷地を持つ由緒正しい学校。お人好しで友達想いの主人公、佐倉芽衣(さくら めい)は、ある日友人である美原やよいの様子が様子がおかしいことに気付く。話を聞くとどうやら彼女は、先日旧校舎に行って以来、何故か調子が良くないらしい。

承)やよいのことがどうしても心配なメイは、一人でその旧校舎を調べてみようと決心する。すると旧校舎に行く途中で、白髪に赤目の美少年、宇佐美 白兎(ウサミ ハクト)と出会い、やや強引に彼の所属する部活(うさぎの耳部)の建物に連れていかれる。
そこで《うさぎの耳部》の部活の内容は「学校の噂を集めたり、生徒の悩みを解決したりすること」だと聞いたメイは、ハクトに事情を話し。その結果ハクトから「じゃあ解決する代わりに、オレの下僕になれ」と言われたことに腹を立てて、その部室を後にする。

転)結局旧校舎にには行けず。翌日登校してきた、メイの耳に飛び込んで来たのは、やよいが行方不明になったという知らせだった。
それ以外の心当たりが思いつかなかったメイは、すぐ旧校舎へ行ってみるが、そこは異様な雰囲気で、いつの間にかどの扉も開かなくなっており、メイは建物の中に閉じ込められてしまったのだった。

結)そこへハクトが颯爽と現れてメイを助け、更にこれは全部怪異のせいだと告げる。そして《うさぎの耳部》の本当の活動は、このように怪異を引き寄せやすい場所である学園で、その怪異を解決する探偵のようなものだと教えられる。
最終的にやよいも助かり、その件でハクトから恩を着せられたメイは渋々だが《うさぎの耳部》で雑用係(下僕)をすることになったのだった。
〈了〉
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