発句は呼びかけ

やがて時代は下ると松尾芭蕉によって「発句」としての道を与えられ、

近年になると俳句・自由詩・一行詩・短詩・(英語圏の) [haiku] など、

そうやって広まったのは好いけど、発句の心を失ったものは多いかも、

それで私・虹は発句の心を繋ぎたくて「発句」と呼ぶことにしました。

発句の心を難しく弄るのでなく発句は呼掛けと単純に捉えております。

呼びかける心は詩心に育たなければ・詩心に育てなければ詰まらない。

漢詩も人と人、人と環境が和やかに交す心が好まれ受入れられたかも。

環境を対立と見做すとき、支配するか支配されるかの関係に陥りがち。

荒野の掟、自然や環境の法は対立関係から始まったのは違いないかも。

私たちは無意識の心であるけれど、戦争賛成を叫んでしまいがちです。

今のままでいいという人は戦争賛成の思想だけどそれでは厭でしょう？

発句の心・詩心の平和思想はあなたの思想と共鳴するのでないかしら？

この平和思想「詩心」を私の都づくりの土台・基盤に据えております。

松尾芭蕉と橋本多佳子の発句を平和に向けて生かせたらとも思います。

　アベマリア秋夜をねまる子がいへり　　橋本多佳子

この句は1935年以前に詠まれましたから多分、四女が中学生の年代。

過去を思い出して詠んだのであれば1925年前後の作品かもしれない。

そうであれば, 虚子から杉田久女を紹介されて直ぐのころでしょうか。

この句に初めて虹が触れたのは十余年前ですから古いふるい記憶よね⁉

初心のころの多佳子の句をどうして思い出したのか、自分でも不思議。

きっと生き生きした力強い生命力が籠(こ)められた句なんだろうな。

アベマリア…キリスト教徒の詩といった偏狭な見方はしない多佳子様。

やさしい心根のマリアが母ならナザレのイエスでなくても私も大好き。

そのマリアのためなら私の命を懸けても護らなければならないと思う。

そんな子のいじらしい声が聞えてくるのですけれど、どこからかしら？

母親が見守って安心な寝床・自然に溶け込んで安らかな寝息の愛し子。

この句のアベマリアは母親を意味し、寝床は母親の心のなかにあるの。

ねまる…大自然に溶け入って熟睡(熟成)する子…あなたにも見えるでしょう？

母子の心を一つに、大自然・環境を受入れ善く生きてきた橋本多佳子！

そんな多佳子の心は卑弥呼の心と気持ちよく響きあい融合していける！

もちろん、あなたにも、そして私にも呼び掛けてくださっている発句！

この橋本多佳子に痺(しび)れなくて伴侶を大切にする心が生れるでしょうか？

大騒ぎしてみえる虹かも知れませんけど、思いは真っ直ぐなんですよ。

#公共電波　#腐貴　#折伏思想　#配剤・采配　#共生浪漫　#爬羅剔抉　#ハレ・ケ　#nhk

(この『未来小説』を今回かぎりで脱皮させていただきます)

長期にわたってお読みくださった皆さまへ此処を代表しまして

虹から心よりお礼を申します。まことにありがとうございました　　

都(くに)づくり（現実論）での私どもの目標は達成できたようです！

生まれた以上は、そして生きているかぎりは脱皮しつづけたい

その積りで日々過してまいりましたが此処は役目を終えたようで

脱ぎすてた皮に執着する意味なく、今後は新たな道へ分け入ります！

来年の事を言うと鬼が笑うと申しますが未来日記は然(さ)にあらず

こうして皆さまに護られて、お陰で今冬も元気に過ごせそうです

今後は是(これ)まで以上の覚悟で皆さまの仕合せに尽してまいる所存です！

さて卑弥呼(ひみこ)・芭蕉・橋本多佳子の詩心は私ども倭(やまと)の文化ですが

この詩心は世界の文化へと拓かれていくべきとも思っております

民族主義に収斂(れん)させるか、人間主義の開花へ向うか…感覚のちがい⁉

分かる人だけで語って詠みあう俳句もhaikuも好いですけれど

中国の漢字文化は日本文化に、そして世界平和の市民文化になる

言葉が通じない人同士も「発句」で問い・語り掛ければ仲良くなる！

私自身も皆さまに問いかけるなかで皆さまの悩みに通じてきて

私の悩みに気づいて問い返してくださった人々もいらっしゃって

そして今の私はもっと成長しなきゃ・脱皮しなきゃってなっている！

そして必要を覚えて欲しくなるのは物品の価値に限りませんし

新しい感覚に合う衣裳に合わせるために古い常識から脱皮したら

発句発句と問いかけるだけで満足できず、さらに高く登りたくなり！

みなさまへの虹の感謝の想い、こんな言葉で通じてますかしら？

感謝の想いが生れ育てばこそ生きるのも愉(たの)しくなりますでしょう？

つまり虹の幸せの源泉はあなたからの贈りものに間違いありません！

こんな塩梅で脱皮するごとに欲深くなっていく虹のようですが

この欲は他人と奪いあうものでなく両者ともに幸せに満たされる

人の数が増えれば増えるほどに多くの仕合せの切っ掛けも生まれる！

日蓮大聖人を好きな虹だけど、亡くなった人に会うことはない

感謝する相手が大聖人だけだと夢のなか・想像で会うしかなくて

私が感謝する相手はあなたも含めて全ての人…意味は分りますよね？

卑弥呼は全ての人と悦びを分かち合いたいと思っていたのよね

そう捉えるのが健康的な感覚でしょうし...虹はそう思っているの

人は憎むべき敵でないのよ…全ての人に感謝して生きられる仕合せ！

悲しいことだけど人を憎みたくなる状況は起きるのでしょうね

最近の虹は人を恨むことを知ってるし、人を恨むことも出来るわ

この世に産れた初めも育ってからも人を恨んだことはなかったのよ！

感謝も憎み恨みも学習して初めて覚え憶えて身に付けるのよね

そして人を嫌うよりも人を好きなほうが仕合せでいられるのよね

誰に遠慮がいるものですか！人に感謝するのに神の許可はいらない！

難しいことは分からないけど、日蓮大聖人は御本尊で先駆者で！

そんな虹が言えること…人に感謝することで仕合せは増えている！

神仏と私とで無人島に居ても、虹はちっとも仕合せを感じられない！

幸せを感じさせ・覚えさせてくれたのは生きている仲間・人間！

神仏が虹に教え為してくれた現実…人への感謝を教えてくれた事！

人に感謝する力を具(そな)える…正邪の違いはここに顕れると云えるかも！

人に感謝！簡単なようで難しいかも...であれば初めはこの辺りかも！

いずれ又、お読みいただければ嬉しく存じます。拝。

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