第11話 それは拠出なのか小出しなのか

文字数 1,108文字

 今日知ったのだが余りにも腹立たしいので書かせて戴くが、前回エピソードのように読み応えがないかも知れないので読者諸兄にはご承知おき戴きたい。
 私は現在自身の競馬依存症を自主治療中の身である。
 お陰様で現在は馬券を買うこともなくなったし、JRAに搾取されていたのも過去のことになりつつある。
 しかし過去には家の何軒かが建つ程金を突っ込んでいたのだ。
 今更私の失った金や時間或いはその他競馬をすることによって失ったものを、JRAが返してくれるとは夢々思っていない。
 私の脳は或る程度競馬をしたことによって狂ってしまったかも知れないが、そこ迄やられてはいない。
 しかしこのコロナ禍に開催が出来ているのだから、必要な施設や被害を受けた人に寄附はすべきだろうとは思うのだ。
 そこでどのくらいの寄附をしているのかを調べてみたのだが、何とたったの50億ポッチしか寄附していないと言う事実を知って私は驚愕で身体が震えた。
 間違わないで欲しい50億ドルではない。
 たったの50億円だ。
 しかもそれを50億円「拠出」としている。
 それを言うなら50億円「小出し」だろう。
 年に2兆円から3兆円を扱う組織の、どの 口が拠出と言っているのか。
 私の年間の給料から試算すると、3000円とか4000円の寄附をした計算だ。
 絶対に拠出ではない。
 50億ドルだったら拠出と言うのも納得出来るが、50億円を拠出とほざいているのだ。
 競馬依存症治療の為の施設や、依存症対策アプリ、或いは依存症治療薬の開発などには一銭も出さずに、極僅かな施設や医療関係に小銭とマスクをチョロっと撒いただけで拠出とは、盗っ人猛々しいとはまさにJRAのことだ。
 奴等JRAの幹部と農水省の人間には血も涙もないのだろうか。
 人の痛みが分からないのだろうか。
 悪いことは言わない。
 読書諸兄の中にもし競馬をしている人がいるなら、なるべく早く自主治療を始めて、脱JRA脱競馬に向けて尽力することをお薦めする。
 大体このコロナ禍の時期に何支障なくネットで馬券が売れて、25%も木戸銭を取れる濡れ手に粟の商売をしているJRAが、たったの50億円しか身銭を切らないのだ。
 貴方はそんな盗っ人猛々しい守銭奴に金を運んでいるのです。 
 さあ、早くそのことに気付いて競馬を止めるのです。
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 河北麻友子の件と同様番外編で箸休めにな
ってしまったが、お付き合い戴いた読書諸兄には感謝する。
 お蔭で腹の虫も少し治まった。
 最後にひと言。
 皆様方には1日も早いJRAとの決別を。
 
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