学校休日
文字数 2,018文字
愛奈の部屋 少し開いたカーテンの隙間から 眩しい太陽の光が漏れる
暑くてタオルケットを半分剥いで寝ている バラ色のキャミソールとショートフレアパンツ姿 すらっとした足がお行儀悪く開いて 白いパンティーが見えた
無意識の手が お腹のへそ辺りを掻く キャミソールから半分に割った アンマンみたいな半乳が 腕に圧されているのをキラキラした射光が観察
柔らかい胸元が じっとり汗ばんで 目を覚ます
大判バスタオルを2枚持ち シャワーユニットに向かう
ぬるめの温度でシャワーを出す シャワーヘッドを右手に持ち 左手指先から 腕 肩 首 胸へ強めのお湯がはじかれる 腹から下へ向かい
途中低めのお湯が出て
足下へシャワーヘッドが進む 水色ラメのペディキュアが濡れる
シャワーヘッドを壁面の高い位置に架け 片方に寄せた長い髪の先を濡らし 頭部前面にシャワーを浴びる
シャンプーポンプをプッシュして 手のひらに白い液体を乗せ 三本指で広げてからヘッドを揉んでゆく
髪の根元をマッサージしてシャンプーを泡立てていく
シャンプーを流し コンディショナー仕上げをして
次は お顔だ
フェイスブラシに 良い香りの石鹸をこすり付ける
愛奈のこだわりは キスの時フワッと石鹸が香るのが理想だ(実際そんなシチュエーションは来ないが・・)
身体は日本古来のヘチマタワシを使用 ママがお庭で毎年育てている ヘチマはグリーンカーテンにもなり大変重宝だ
ねっとりとしたボディーシャンプーをかけた一本ヘチマが 身体を満遍なく這う
足の裏から 耳の裏まで撫で上げて 敏感部分は丁寧に時間をかける
髪→顔→身体の順番で 汗を洗い流す
仕上げに冷水シャワーを 足先にかけてシャワーユニットから出ると 身体を軽く拭きあげる
バスタオルで自身を撫でていくと 胸に引っかかり おっぱいの一部が隆起したみたいだ
鏡でボディーラインをチェック ヤバい ムチッとしている
愛奈はボーカロイドミカちゃんダンスで 踊って痩せようと決意する
バスタオルを頭と身体に巻き付けて 自室のクーラーに当たる
心地よい風にあたりながら 休日の予定を考える
クローゼットを開け 並んだロリータ服の中から2点選び 鏡の前で合わせてみる
ピンクのロリータ服に決めお着換え ドロワーズをはいて ヘッドドレスのリボンを結び 玄関のイスで靴の足首のスナップを止め ドアを開ける 晴れ 太陽が暑い
ピクニックバスケットを腕にかけ 日傘を差してお出かけ
街の歩道をてくてく歩く 書店に立ち寄り 小説のネタ集めに何冊か雑誌を眺めた後 目的の月刊スキップを手に取り購入
バス停からバスに乗り 次は緑山前のバスアナウンスが流れ ボタンを押し降りる
緑山前には 大型手芸ショップビル 迷彩生地コーナーでデジタル迷彩を選び購入
手芸ショップビルを出て左に向かう 少し歩くとオープンテラス付カフェが見えてきた
手前の空いている椅子に腰かける
裾の長いスカートのコットンカントリー風の服を着た大柄な女性がメニューを持って愛奈に近寄る