台座の仕掛け。次なるカギを開ける。

文字数 511文字

「とりあえず、大広間に戻りましょう」
(そうですね)
「勇者様の輪郭が強くなっている気がします」
(そろそろなのかもしれないですね)
「そろそろ?」

 大広間に戻ると、魔力が満ちた。
「これで台座の仕掛けを解けば」
「あともう少しなのかしら?」
(かもしれませんね)
「頑張りましょう」

 勇者は台座の仕掛けに取り掛かる。
「この書き写したメモの通りの絵になるようにすれば」
(こうですかね)
「解いたの?」
(はい)
「何も起こらないわね」
(もう一度台座を見てみましょう)

「仕掛けが変わってる。しかも何なのよ」
 まるで、ツイスターのようだ。姫様たちが、ツイスターをやっている間に解くらしい。
(解きますから頑張ってください)
 姫たちに手をつく位置を支持していく。
「この格好はちょっと」
「体勢がなんか」
(うーん。恥ずかしい格好には違いないかも)
 姫たちは、角度によっては、下着(パンツ)が見えている。アイラ姫は胸の谷間が見えている。
「見ないでください。こんな恥ずかしい格好させないでください」

 なんとか仕掛けを解く。
「もっとほかの方法はなかったんですか?」
「無理させすぎね」
(すみません)
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