第10話 こんな簡単なことに

文字数 582文字

「何故、こんな単純なことに気づかなかったのだろう」
彼は想った。
彼女のSNSの投稿にコメントをすればいいではないか。内容に気を付けつつ。
メッセンジャーには未だ返信はない。もし、コメントになんの反応がなくても(ほんとは、大いに応えて欲しいけど)落ち込まずにいよう(そういられるだろうか)。
ちっちゃな心配事を気にするな、大きな絵を描け、と神託が降りた。
無意識のリミッターを外せ。
第1チャクラと第5チャクラ、生命の根源とコミュニケーション(言葉にすること=何から伝えればいいのか、わからないまま時は流れて、しまわないように ! )。言葉で伝える、生き方で伝える。
若すぎてなんだかわからなかったことが、リアルに感じられるこの頃さ。
男性の仲間に「愛されキャラ」と言われたことを彼は想い出した。
この世界の不可思議さは「好かれようと想うと好かれず、嫌われてもいいと想うと好かれる」(ことが多い)ということである。
インスピレーションで扉が開く、希望を抱いて。
「絆とは魂の永遠の繋がり」この関係こそが「愛」なのでは。
「視野を広げてゆったりとかまえる」
5回ぐらい受け取った託宣だ。
とても嬉しくて有り難くて感謝が溢れて心の汗が流れて来る。
不安からではなく「愛」から選択せよ。
複雑に考えるから、物事はこんがらがって来る(ように映る)。
どのような結果に導かれたとしてもすべては最善に続いてる。
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登場人物紹介

彼女

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