第13話 白川スーパーランド①
文字数 1,519文字
昨日は緊張と興奮で全然寝ることができなかった
今日は、太陽が眩しすぎるくらい輝いていて、とてつもなく暑い
(も~そろそろかな、彼女がきたら僕の初めてのデート?が始まる)
「ごめんお待たせー」
駅前で人前が溢れる中、白い水玉模様が入った水色のワンピースを着てサラサラな長い黒髪を揺らしながら僕のところにきた
(かっ・・・可愛すぎる!ここにいる女性の中で澄川さんがダントツで可愛い。この状況、誰が見てもカップルにしか見えないよね⁉)
「うっ、いや、全然…待ってないよ」
(言葉つまらせてんじゃねーよ俺!)
「じゃあ行こっか!」
僕らは、二人で隣町のテーマパークに行くため一緒に電車に乗りお互い一言も話すことなく目的地に着いてしまった。
「そーえば、希子からもらった半額券使おう」
「そーうだね!あとで、希子にお土産買わないと」
僕らは、半額券を使い安く入園することができて中に入った。
(おいおいおい、周りカップルだらけじゃねーか!ペアルックの服着てる人もいれば、手をつないでイチャイチャしてる人もめっちゃいるじゃん!)
「わーすごいねー、楽しそう!」
「すっすごい人だね」
「人・・・?」
「あっ!いや、あっあの乗り物すごいね」
(やっべー完全にカップルにつられてたー。とりあえず、どこか行かないと)
「どーしよっか・・・?」
「リョータ君あれ乗ってみない?」
澄川さんが勢いよく走ってるジェットコースターの方に指をさして僕に聞く
「あっあれね。乗ろっか!」
(いきなり、ジェットコースターかよ!澄川さんすげ~度胸あるな)
僕らは、一緒に長蛇の列に並び前後左右カップルに囲まれながらやっと乗ることができた。
「こっ、これに乗るんだよね?」
「そうだよ!楽しみだねリョータ君」
春来が怖がってた理由がなんとなくわかる
僕と澄川さんは、二人かけの席に座り隣同士になった。
(こんな距離でジェットコースターに乗るなんて…頑張れよー俺)
「それではいってらっしゃーい」
スタッフの人の掛け声とともに、乗り物は動き勢いよく走り出した。
終わったときには、僕は一転を見つめ何が起きたかわからない状況になっていたくらいパニックになっていた。
「大丈夫・・・リョータ君?」
「うっ、大丈夫」
澄川さんが僕をベンチまで案内して座らせた。
「ちょっと待ってて、わたし飲み物買ってくる。」
僕がベンチで呼吸を整えている間、澄川さんは自販機に行き消えた。
(情けねーよ俺・・・)
だいぶ呼吸が落ち着き、情けなさに浸っていたら澄川さんがジュースのほかに何かの袋をぶら下げながらベンチに戻ってきた。
「はいこれ、オレンジジュース!冷たいからゆっくり飲んでね」
「ありがとう」
(優しすぎるよ澄川さん!なんでこんなに完璧なんだよっ・・・)
僕が、ゆっくりオレンジジュースを飲んでいた、ら澄川さんがジュースと一緒にぶら下げていた袋から何か取り出してそれを僕に渡してきた。
「ねぇリョータ君、もしよかったらこれつけてみて」
「これって?」
「ここのテーマパークにいるキャラクターをデザインしたカチューシャ」
(カチューシャ!人生でこんなもの一回も付けたこないよ…だけど澄川さんの頼みなら嫌われたくないし断ることはできない)
「わっ・・・わかった」
僕は、人生で初めてカチューシャをつけると澄川さんは僕に似合ってると言って、袋から同じカチューシャを取り出し自分でつけた。
(これはまさか・・・いわゆる、お揃っ!)
「どう似合ってるかな?」
澄川さんは、僕の方を見て似合ってるにか聞いてくる。
(似合うどころか、さらに可愛さ増してんじゃねーかよ!)
「すごく・・・似合ってる」
「ほんとありがとう!」
僕はこれから、このカチューシャをきっかけに彼女との関係性が深くなることに気づくことになる
今日は、太陽が眩しすぎるくらい輝いていて、とてつもなく暑い
(も~そろそろかな、彼女がきたら僕の初めてのデート?が始まる)
「ごめんお待たせー」
駅前で人前が溢れる中、白い水玉模様が入った水色のワンピースを着てサラサラな長い黒髪を揺らしながら僕のところにきた
(かっ・・・可愛すぎる!ここにいる女性の中で澄川さんがダントツで可愛い。この状況、誰が見てもカップルにしか見えないよね⁉)
「うっ、いや、全然…待ってないよ」
(言葉つまらせてんじゃねーよ俺!)
「じゃあ行こっか!」
僕らは、二人で隣町のテーマパークに行くため一緒に電車に乗りお互い一言も話すことなく目的地に着いてしまった。
「そーえば、希子からもらった半額券使おう」
「そーうだね!あとで、希子にお土産買わないと」
僕らは、半額券を使い安く入園することができて中に入った。
(おいおいおい、周りカップルだらけじゃねーか!ペアルックの服着てる人もいれば、手をつないでイチャイチャしてる人もめっちゃいるじゃん!)
「わーすごいねー、楽しそう!」
「すっすごい人だね」
「人・・・?」
「あっ!いや、あっあの乗り物すごいね」
(やっべー完全にカップルにつられてたー。とりあえず、どこか行かないと)
「どーしよっか・・・?」
「リョータ君あれ乗ってみない?」
澄川さんが勢いよく走ってるジェットコースターの方に指をさして僕に聞く
「あっあれね。乗ろっか!」
(いきなり、ジェットコースターかよ!澄川さんすげ~度胸あるな)
僕らは、一緒に長蛇の列に並び前後左右カップルに囲まれながらやっと乗ることができた。
「こっ、これに乗るんだよね?」
「そうだよ!楽しみだねリョータ君」
春来が怖がってた理由がなんとなくわかる
僕と澄川さんは、二人かけの席に座り隣同士になった。
(こんな距離でジェットコースターに乗るなんて…頑張れよー俺)
「それではいってらっしゃーい」
スタッフの人の掛け声とともに、乗り物は動き勢いよく走り出した。
終わったときには、僕は一転を見つめ何が起きたかわからない状況になっていたくらいパニックになっていた。
「大丈夫・・・リョータ君?」
「うっ、大丈夫」
澄川さんが僕をベンチまで案内して座らせた。
「ちょっと待ってて、わたし飲み物買ってくる。」
僕がベンチで呼吸を整えている間、澄川さんは自販機に行き消えた。
(情けねーよ俺・・・)
だいぶ呼吸が落ち着き、情けなさに浸っていたら澄川さんがジュースのほかに何かの袋をぶら下げながらベンチに戻ってきた。
「はいこれ、オレンジジュース!冷たいからゆっくり飲んでね」
「ありがとう」
(優しすぎるよ澄川さん!なんでこんなに完璧なんだよっ・・・)
僕が、ゆっくりオレンジジュースを飲んでいた、ら澄川さんがジュースと一緒にぶら下げていた袋から何か取り出してそれを僕に渡してきた。
「ねぇリョータ君、もしよかったらこれつけてみて」
「これって?」
「ここのテーマパークにいるキャラクターをデザインしたカチューシャ」
(カチューシャ!人生でこんなもの一回も付けたこないよ…だけど澄川さんの頼みなら嫌われたくないし断ることはできない)
「わっ・・・わかった」
僕は、人生で初めてカチューシャをつけると澄川さんは僕に似合ってると言って、袋から同じカチューシャを取り出し自分でつけた。
(これはまさか・・・いわゆる、お揃っ!)
「どう似合ってるかな?」
澄川さんは、僕の方を見て似合ってるにか聞いてくる。
(似合うどころか、さらに可愛さ増してんじゃねーかよ!)
「すごく・・・似合ってる」
「ほんとありがとう!」
僕はこれから、このカチューシャをきっかけに彼女との関係性が深くなることに気づくことになる