暗闇とレア顔
文字数 250文字
「ねえ、寝る前にスマホ触るのよくないよ」
隣でスマホをいじる香奈を注意する。
「このガチャ回したらレアな武器くるかもしれないから回させて!」
画面をタップしようとする彼女の手を取り、耳元で囁く。
「もうダメ」
そのまま耳を軽く舌でなぞる。
「ひぃ……あっ」
いつもされないことをされた彼女は見たことない顔をしていた。
「レア顔だね」
そう言うと、香奈は顔を真っ赤にして不貞寝をしだした。
その頬にキスをして、彼女のスマホの電源を切り、寝室を闇に染めた。
私達の吐息が荒くなっていくのを、電源の切れたスマホだけが聞いていた。
隣でスマホをいじる香奈を注意する。
「このガチャ回したらレアな武器くるかもしれないから回させて!」
画面をタップしようとする彼女の手を取り、耳元で囁く。
「もうダメ」
そのまま耳を軽く舌でなぞる。
「ひぃ……あっ」
いつもされないことをされた彼女は見たことない顔をしていた。
「レア顔だね」
そう言うと、香奈は顔を真っ赤にして不貞寝をしだした。
その頬にキスをして、彼女のスマホの電源を切り、寝室を闇に染めた。
私達の吐息が荒くなっていくのを、電源の切れたスマホだけが聞いていた。