第73話

文字数 2,752文字


源三郎江戸日記(弟二部)73

敏感な部分に触ると凄くぬれています、指を差込激しく動かすと、体をよじり、益々おきな声を出して、一物を握りしごくので直ぐに、大きくなったのです、腰紐を解き、下帯を外し、
て足を広げさせて、一物を差込み、激しく動かすとよがり声を出して、抱きついたのです、更に激しく動かすと、ぴ~くと痙攣して、わけのわからん声をだしたので、源三郎もたまら、
ず放出したのです、

女将がまだ抜かないで、下さいと言うので、この戦わしの勝ちじあなと言うと、わたしは討ち死にしましたと唇を重ねて来たのです、一物が小さくなったので引き抜くと、女将が和紙、
で綺麗にふき取り、下帯を締めなおしたのです、胸に顔をうずめ、これでは私がお足をはらわねば、なりませぬなと笑うので、兵法の極意は同じ手は通用せんのだよと笑うと、ほんに、
してやられましたと言うと、

起き上がりみ繕いをして、酌をするので飲みほすと、二度も抱いてくださりありがとう御座いました、これで叉頑張れますというので、大枚の冥加金を納めてくれたそうじあな、博打場、
の上がりも入っているのじあろうと言うと、博打場の上がりは店へのご祝儀として計上してあります、博打の上がりではありませぬ、儲けた中からの1割りで御座います、安いものです、
と笑ったのです、

この前銚子の漁師が来ましたので、西国ではカッオのはらわたで塩辛を作っているそうだが、銚子では出来ないのか聞きましたら、こんど作って持って来てやるといって持って来てくれ、
たのですと、小鉢に入った塩辛を出したので食べると紛れも無く、すこし苦味のあるカッオの塩辛です、これはわしの生国の塩辛と同じ味じあ、美味い、美味いと言うと、後で陣屋の、
お滝の方様に届けておきますと言って、

私からだとまずいので熊吉さんからだと、言うておきますと言ったのです、しかし、ご家老の目論見通り、佐倉の城下に匹敵する賑わいです、もう、陣屋あたりまで店が連なっています、
水門近くにも、茶屋が出来ていますよ、水門の開け閉めは、見物に訪れる人が、沢山いるそうです、私も見に行きましたが、郡方組頭の号令で開け閉めしますが、まるで戦みたいですね、

それにあの大きな水門が一人の力で動くから凄いですよ、組頭は終わるとみんなに、手を上げて答えていらっしゃいますと話すので、それも名物の一つと言うわけじあなと言うと、毎月、
月半ばにやられます、確か明日の正午のはずですよ、終わるまで水路の船は池で待機しています、利根川側の船も上流で待機していますよと言ったのです、やる前は赤の矢を打ち上げて、
危険を知らせています、

その矢から出る赤色の煙が空が晴れていると、赤い龍が飛んでいるみたいで綺麗でしたよと言うので、色々工夫しているみたいじあなと言ったのです、帰りには銭湯に行くのはお忘れに、
なりませぬようにと言うので、そうじあなと笑ったのです、暫く歓談してそれでは稼いでくれと言って2分銀を払い店を出て、銭湯に行き汗を流して居酒屋に戻つたのです、飛猿も戻っ、
来て、

叉ご家老のお陰で儲かりましたと言うので、ここの払いは飛猿じあなと言うと、まかしておいて下さいと言って、佐倉の城下も悪さをする者もなく賑わっていました、成田さん参りの、
旅人も多いそうです、お参りが済んだら佐倉に戻り、船に乗りこの陣屋町で遊んで船で香取神社にお参りに行き、銚子からは船で江戸にもどると言う事ですと言うので、街道の整備が、
功をそうしているのであろう、

東海道、中山道、日光街道、成田街道、木下街道と江戸への道が整備されたので、江戸は益々発展するであろが、それに伴い盗人や火事が多くなるので、幕閣にはしつかりして貰わん、
といかんなと言ったのです、源信とお蝶はと聞くと、江戸に残っておられますが、何かあればご家老に、繋ぎがくるはずですと言ったのです、富蔵が帰って来て、木下におりましたが、
ご家老が印西に船で向かったと聞いて、

今帰って来たところです、船ですぐの場所ですと言うので、成田街道の整備は終わったそうじあなと言うと、ハイ、木下街道も船橋で繋がります、そこから行徳に行く道と、市川の渡、
しから千住大橋に抜ける道の整備にかかっています、木下から船橋までは峠が多いので、峠を削って低くして難所を少なくしております、後2年はかかるでしょうと言つたのです、そう、
か、

ご苦労じあな、用水路の堤の植樹も見事じあのう、あれなら、春夏秋冬たのしめるなと言うと、見ていただきましたかと言うので、帰りは成田街道を通ってかえるぞと言うと、道幅の、
広さに驚かれますよと言ったのです、まあ、そのくらいにして飲めというと、飛猿が酌をして杯を重ねたのです、木下街道ぞいは旗本の知行地が多いのですが、せっかくタダで道普請、
をやろうと言っているのに、

なんや、かんやと難癖をつける代官がいるんですよ、その場合は山脇様から預かりました稲葉様のこの者に便宜を図れとの朱印状を見せると、途端にペコ、ベコしますと言うので、役人、
と言う奴はそんなもんじあよ、整備すれば人行き来が多くなり土地土地の者が豊かになるなんて事はどうでも良いのじあよ、沢山の年貢を集めて、江戸に呼び戻してもらおうとしている、
のじあろう、

そういう奴はかきとめておくのじあ、どうせ領民を泣かせているのじあろう、後でお灸をすえてやらねばならんと言うと、ハイ、細かく調べておきます、しかし、八州周りと言う役人は、
いったい何をしているんですかねと富蔵が言うので、役人が巡察に行くとご馳走や女を抱かせて通り過ぎてもらう訳じあよと言うと、そういう事ですかと酒を飲み干したのです、配下の、
者はと聞くと、

ハイ、元気で差配しています、半分は骨休みに、連れて戻りましたと言ったのです、今日はどうするのじあと聞くと、長屋に戻り一風呂浴びて、町に繰り出しますと言うので、そうか、
ゆつくり骨休みでもしてくれ、わしは、10日程で江戸に戻るというと、お供しますと言うので、そうか街道を案内してくれと頼んだのです、翌日柳沢から早飛脚が届いたので読むと、
緊急の用事あり、詳しい事は今日の夕刻料理屋とでだけ書いてあったのです、

来たばかりだが山本に江戸に帰らねばならん、後は頼むと言うと、富蔵をともなて源三郎とお滝は馬に乗り成田街道から船橋に向かったのです、成田街道は道幅も広く峠は低くしてある、
ので3時で船橋についたのです、富蔵に中々見事な作りじあなと言って、馬を陣屋に届けるように頼み、小型船に乗り込み江戸に向かったのです、夕方には深川にたどり着き、お滝は家、
にかえし料理屋に入ると、

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