星起化

文字数 302文字

天命師によって発見された法則に則りつけられた現象名で、魔素量が過剰に乗った原子同士の結合で魔力場が一定の基準に達した物質のことを物質の星起化と呼ぶ。

星起化した原子同士の結合を星起結合と言い、天命師の術式を大いに発展させた。

星起化はレベルアップという概念を説明付ける理論で、過剰な魔力をエネルギーに置換したり、保有する生物の力を増幅させるのに用いられる。

身体の二次魔力抵抗値を上回ると一気に魔力が流れ、星起化が起こった魔力が処理される。
次元偏差が傾いた魔力はそれぞれの分子内に保有されたままになるので、物的な質量は変わらずとも魔力的な質量が増加する。というのがレベルアップと一般に言われる現象の説明となる。
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