集結

文字数 6,551文字

 その日は、からっとした晴天だった。
 王は、届けられる書類に目を通しながら傍らの妃に声をかける。王妃は書類から目を外し、やんわりと微笑み軽く頷く。
 国王も王妃も非常に優れており、腹心達とて皆優秀な者達ばかりだった。賢王と名高い者が治めるならば、国は当然栄え、民は満ち足りた生活をおくる事が出来る。
 普段通り穏やかな空気の中で職務に励んでいたものの、状況が一変した。

「王よ! 御無礼を御許しください、地下牢に不審者が現れました!」

 騒々しい足音と共に、ジェノヴァ城の地下警備を担当している衛兵が、咳込みながら駆け込んで来た。衛兵長も顔色を変え入室し、深く頭を垂れている。
 王と王妃は書類から顏を上げ、首を傾げた。

「地下牢に不審者?」

 王は、見事な顎鬚をさすりつつ瞳を細めると「あぁ」と納得したように若干微笑んだ。 

 地下牢には、ピョートルから転移を行った勇者一行が到着していた。
 転移は完璧だったが、到着地点に問題があった。何故か、一人用の牢の中が転移先に設定されていたらしい。

「どーして、牢屋の中なんだよっ」

 一人用とはいえ、窮屈ではない。しかし、牢の中に居るという状況は、気分を害する。
 ミノルが喚けば、地下牢に声が響き渡る。異様な雰囲気で、心が病んでしまいそうだった。

「冷静になるんだ、ミノル。牢屋になんて滅多に入れないだろ? これは貴重な体験だ」
「どーしてお前はそんなにポジティブなんだよっ!」

 反して、のんびりと周囲を見渡しているトモハルは、壁を叩いたり鉄格子に触れてみたり、妙に愉しんでいる。

「それは、万が一の為に御座います。御許しくだされ」

 牢の外から声が聞こえた為、四人は口を噤んだ。
 美しい装飾品の冠、毛皮のマント、立派な髭。現れたのは誰がどう見ても“王”だ。王の周囲には、槍を構えた衛兵達が連なっている。

「うっわ、典型的な王様だな、おぃ」

 率直に感想を述べたミノルに、兵達が槍を向ける。慌てて口を押えたが、今のは王族への侮辱だ。
 しかし、豪快に笑った王は、兵らを窘めた。

「決して怪しい者ではありません。我らは」
「ピョートルから参られたとなると、勇者御一行ですな?」

 弁解しようとしたライアンの言葉を遮った王は、牢を開錠させた。
 颯爽とした身のこなしで王の前に跪いたライアンは、女王から預かった手紙を丁重に差し出す。それさえ読めば全て解って貰えるが、この賢王はすでに把握しているように思えた。

「ふむ、疑いはしないが間違いなくピョートル女王の印。御無事で何よりです、貴賓室へどうぞ」

 手紙を読み終えた王は、穏やかな笑みを浮かべ手厚く歓迎した。
 四人は貴賓室に通され、運ばれて来た見目麗しい食事に舌鼓をうつ。
 何故牢が着地点になっているのかというと、ピョートルが陥落した場合の防衛策だという。以前は交流があった為普通の部屋だったらしいが、途絶えてから牢へ替えたらしい。

「はー、うめぇ……」

 一刻も早く城を出て仲間達と合流したいが、居心地が良すぎてソファに身体を鎮めてしまう。
 贅の限りを尽くした食事は、ミノルを骨抜きした。満腹になった腹を擦りながら、ぼんやりと天井を見上げてぼやく。

「柿は美味い」
「そういえばミノルは柿が好きだよね」
「ん」

 珈琲を啜っていたトモハルは、柿に手を伸ばしていたミノルを見て、微笑んだ。

「そういえばさ、四年の林間学校は勇者が全員同じクラスだったね。あの時もミノルは柿しか食べてなかった……」
「いや、カレーに味噌汁も食べてたよ、普通に」

 アサギと同じ班だったミノルは、アサギが作り、注いでくれた味噌汁をありがたく飲んだことを思い出す。

「あれ以上に美味い味噌汁を、未だかつて飲んだことが無い」

 その時、柿狩りをした。幾つも柿を食べるミノルの傍らで、アサギが控えめに齧っていたのを思い出す。

『お、美味しいね、柿って。その、硬いイメージがあったから、あんまり食べなかったんだけど、熟すとこんなにも柔らかくて甘いんだね』

 そういって、おずおずと微笑み、瞳を輝かせていたことを思い出す。

『あれ、アサギちゃん。柿は苦手でしょ? 食べて大丈夫なの?』
『うん。食べてみたら美味しかったの。今まで損をしてたよ、ユキも食べた?』
『柿は身体を冷やすから、あまり食べないの』

 もくもくと口を動かして食べ続けるアサギを、あの時のミノルは不思議そうに眺めていた。「優等生にも苦手な食材があったんだな」と冷やかそうと思ったが、その時は止めた。

『柿、甘い……とても、美味しい……』

 そう繰り返すアサギを、不思議そうに見つめた。「美味いよな」と同意すればよいのに、上手く出来ない。それでも、近くで一緒に同じものを、美味しいと思って食べているこの時間が愛おしく、貴重で、幸福だと感じた。

「そうだ、アサギが柿食べてた。柿より梨が好きだ、って珍しく言ってたから憶えてる」
「やっぱ、苦手だったのか……」

 ミノルとトモハルは、柿を齧りながら二年前を思い出す。そして、早くアサギに逢いたくなった。胸が、締め付けられる。無事とはいえ、彼女は今何をやっているのだろう。

 ライアンとマダーニが国王に詳細を伝える間、二人は少し仮眠をとった。
 その間に、連絡を受けたケンイチらが街から城へ呼ばれ、駆け付けて来た。
 まだ眠っていた二人だが、慣れ親しんだ声に飛び起き、久し振りの再会に沸き立つ。勇者達は、顔を見た瞬間に涙ぐみ、それを悟られまいと大袈裟にはしゃいだ。日焼けして黒くなっている互いの顔を見て笑いつつ、ユキは隠すことなく号泣している。ダイキ達も二日ほど前ジェノヴァに到着していた、その為アサギ以外の勇者は全員無事に集結出来た。

「ケンイチは何してたんだよ」
「僕は、剣の道場に通ってたんだ。結構上達したと思う、実戦はあんまりだけど」
「ダイキは?」
「船旅が多かったから、俺が一番戦いとは無縁だったかも」

 短期間ではあるものの、皆は確実に腕を上げた。嬉しくて背を叩き合う。
 しかし、いつまでも喜びに浸っているわけにはいかない。早速、情報交換を始めた。そして、互いを労い、単独で魔界へ乗り込んだトビィの身を案じる。また、アーサーが今後どうなるかも、憂いた。
 ライアン達に代わり、現在最も位の高いアリナとブジャタが国王に改めて謁見した。主要都市ディアスの市長の娘とお付の者という肩書ならば、恥じる事もない。アリナにとっては地獄の時間であり、全てブジャタに押し付けて逃亡しようとしたが、無理だった。その日の夜半にようやく解放されたブジャタとアリナは、皆と合流した。許可を頂いたので皆も城に滞在しており、用意された部屋へ向かう。
 部屋を覗き込むと、ユキは客室の内装や食事に感動し、瞳を輝かせて物色している最中だった。
 ミノルは、出される料理を片っ端から食べつくしている。
 緊張感のない様子に吹き出したアリナと、肩を竦めたブジャタが、その表情は柔らかだ。あの弱々しく危なっかしい勇者達が無事にこうして元気にしている姿を見られただけで、安堵する。
 全てが上手くいくように思えた、あとは攫われたアサギを救出し魔王を倒すのみだった。

「流石、賢王と誉れ高いお方じゃ、魔界イヴァンに向かう船の手配をしてくださった。素早い」
「それに、トビィやアーサーがここへ戻った場合の手筈もしてくれたよ。心置きなく出かけよう」

 ブジャタとアリナから王の意向を聞き、皆は胸を撫で下ろし笑顔を浮かべる。国王自ら勇者達を支援し、船を何艘も用意し、兵もつけてくれるとの事だった。
 よって準備があるので直ぐには旅立てないが、船の調達は有り難い。

「でも、一刻を争う。俺達の船が用意出来たら、先に出発したい」

 トモハルが素振りをしながら告げると、勇者達は同意し深く頷いた。準備が万全ではないのは承知の上だが、トーマに無事だと言われても、アサギが心配だ。待機している時間が惜しい。

「同感。国王に交渉してみる、兵達の参戦は後からでもイイと思うんだよね」

 アリナが腕立て伏せをしながら、トモハルに同意する。異を唱えるものなど、一人もいない。

「いよいよ魔王戦か……流石に緊張する」
「俺達、レベル足りてるかな?」
「レベルという概念はない気がするけど……」

 決心したトモハルの横で、ミノルとケンイチが引き攣った笑みを浮かべる。アサギは助けたいが、魔王は怖い。

 翌日、国王から様々な武器や道具が与えられた。名高い鍛冶屋が打った剣が、ケンイチとダイキに支給された。勇者の神器とまではいかないが、滅多に触れられないものだ。とりわけ、剣の熱狂者であるライアンは興奮している。
 そして、大まかに三つの隊に別れ行動することとなった。
 トモハル、ミノル、マダーニ、ライアンが先発隊。
 ダイキ、アリナ、サマルト、クラフトが中間を護り。そしてケンイチ、ユキ、ブジャタ、ムーン、ミシアが後方支援及び殿を務める。

「ここに、トビィ殿とアーサー殿がいれば……大変心強いのですけどねぇ」

 クラフトがしんみりとぼやいたが、いないものは仕方がない。皆も思っていたが口には出さなかった、出したら心が弱くなってしまう気がして言えなかった。
 船の操作は流石に誰も出来ないので、派遣された船長や船員を待った。神官達から祈祷を受け、噂を聞きつけた民から声援を受け。そして、見送りに来てくれた国王と王妃に手を振った。
 残る船も準備が整い次第、順次出航する手筈である。

「行ってきます!」

 周囲から大陸が消え、四方は水平線。船風を受けながら、先端に立っていたトモハルは髪をなびかせていた。後方にいる、ミノルとケンイチ、ダイキらも、同じ方向を見つめている。

「アサギ……今、行くよ」

 胸が、どうしようもなくざわめく。
 とりわけ、トモハルの胸が痛いほどに高鳴っていた。身体中の血が沸騰するように熱い、何かが背中を押してくる。

「仔猫」
「は?」

 思わず口にした“仔猫”。トモハルは怪訝な声を出したダイキに赤面して苦笑いすると「なんでもない」と肩を竦める。自分でも説明が出来ない、しかし、夢で観た仔猫のような女の子がどうしても浮かんでしまう。
 不審がって眉を寄せたダイキの背を叩き、トモハルは傍らの剣を手にして叫んだ。

「さ、剣の稽古だ!」

 勇者四人は、素振りを始めた。誰しもが、真剣だった。
 そんな勇者達を遠目に見つめながら、アリナとクラフトが密談する。

「クラフト、ミシアのこと……」
「ブジャタ殿にもご理解いただいております、ぬかりなく」

 二人の中で要注意人物のミシアは、ブジャタらと行動を共にする。前もって全てを話しておいたので、確実に注視するだろう。
 さっぱりした面持ちのアリナは、勇者達から視線を外し反対側の甲板に視線を移した。
 問題のミシアがいる。
 ミシアは、ユキ、ムーンとともに魔法の訓練中らしい。美少女が三人揃い、なんと華のあることだろう。
 しかし、そこに毒が紛れている。

「さぁ、正念場よ」
「あぁ」

 ライアンとマダーニは張り詰めた空気を纏い、船内を見守っていた。
 最終決戦は、海の向こう。武者震いが止まらない。
 船室、勇者達の部屋で。
 アサギが所持すべき武器・セントラヴァーズが、静かにその時を待っていた。光を放ち、脈づくように煌きながら、主人に会えるのを待っている。
 その武器は、使う者を選ぶ。

 勇者達が旅立ってから、十日ほど。ジェノヴァに、異国の者達がやって来た。
 知らせを受けた遣いの者が慌てて城から駆けつけ、国王への謁見段取りをした。到着したのは、アーサー達である。

「話は聴いておるよ、惑星チュザーレの賢者アーサー殿とお見受けした」
「はい、仰る通りにございます。御目にかかる事が出来、光栄です」

 アーサーは晴れやかな笑顔で王の前に平伏し、凛々しい声で返答した。
 アーサー以外にも、ココ、リン、メアリ、セーラ、ナスカが揃っていた。六人の瞳は煌々として、口元には自信ありげな微笑みが浮かんでいる。
 ブジャタから惑星チュザーレの賢者アーサーの話を聴いた王は、すぐさま似顔を描かせて兵達に配布していた。その為、ジェノヴァにやって来た彼らを見た衛兵が気づき、すんなりと事が進んだ。
 アーサーは国王に、惑星チュザーレの現状を誇らしく伝える。

「なんと、ではチュザーレは!」
「はい、完全ではありませんが、ほぼ、ミラボーの魔手から逃れたと」

 一斉蜂起したチュザーレの人間達は、成し遂げた。魔王ミラボーが不在だったこともあってか、手薄な魔族の拠点を次々に奪い返したのである。
 アーサーらの話を聞き、希望がもたらされたと、室内は歓喜の笑みで溢れた。けれども、王には陰りが浮かぶ。それはつまり、魔王ミラボーの主力部隊が惑星クレオにいる、ということなのでは、と。
 しかし、曇った表情は一瞬の事。素直に喜ばしいことであり、皆に不安を与えまいと杞憂を胸に秘めつつ振る舞う。

「こちらで魔王を討伐すれば、全てが上手くいきます」

 王の心中を察したかのように、アーサーは力強く告げた。
 人間が優勢となった為、ダイキに剣を届けるべく選ばれた六人が、こうしてクレオを訪れた。
 メアリは脆弱な魔法使いであり、今回は選抜から外れていた。けれども、どうしても行きたいと駄々をこねてついてきてしまった。危険だとは重々伝えた、護る事は出来ないとも厳しく伝えた。だが、一歩も譲らなかった。

「頑固なところは、姉のエーアにそっくりね」

 普段は温和なセーラが露骨な表情を見せたが、折れたのは彼らだ。
 そして、小さなメアリが背負っている剣こそ、ダイキが所持すべき、惑星チュザーレの神器レーヴァテイン。

「勇者達は既に旅立った後じゃ。じゃが、我の兵も微力ながら向かわせる為、船を用意している最中。明日には用意が整うじゃろう、共に向かってくだされ」
「有難う御座います、偶然居合わせた幸運に感謝します」
「平和な世になれば、惑星チュザーレ各国とも、是非交流したい」
「有り難きお言葉。我が国王ヴォルジア七世に戻り次第、伝えます」

 以前勇者らが案内された貴賓室で、彼らは眠りにつく。最強の賢者アーサーとナスカ。剣士リンに、武術家ココ、神官セーラ。
 そして、見習い魔法使いのメアリ。
 彼らは勇者達から十日ほど遅れ、船でイヴァンへと旅立った。一刻も早く剣を届け、共闘せねばならない。

「メアリ。剣は、ダイキという勇者に渡してください」
「ダイキ?」
「メアリよりも二つ下の少年ですが、一番背が高いので見れば解るかと」
「あら、おこちゃまなのね」

 勇者をおこちゃま、と呼び無邪気に笑うメアリに苦笑したアーサーは、踵を返して甲板にいたナスカに声をかけた。

「守備は?」
「上々よ、かったるいから今すぐにでも敵が出て欲しいくらい」
「おやおや、好戦的だな」

 カラカラと高く笑うナスカに肩を竦めたアーサーは、リンとココが組み手をしているのを横目で見ながら、洗濯をしていたセーラに近寄る。

「その仕事は船員のものでは?」
「落ち着かないのよ、こうしてないと。コレが終わったら薬草の調合をするわ」
「実にセーラらしい。何処に居ても自分を見失わないな」

 海は、広大だ。
 勇者の船には追いつけないだろうが、なるべく距離を縮めたい。後方から追ってくる二艘の様子を一瞥しながら、アーサーは唇を噛み締める。

「待っていてくださいね、アサギ」

 潮風に髪を靡かせて、賢者アーサーは消えた勇者を思い描いていた。勇者に思えぬ、美少女。確かに潜在能力は計り知れないが、勇者というよりも神の遣いに近い雰囲気の不思議な少女に想いを寄せる。
 仲間達は、勇者アサギを救うべく魔界へ旅立っている。
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登場人物紹介

アサギ(田上 浅葱) 登場時:11歳(小学6年生)

 DESTINYの主人公を務めている、謎多き人物。

 才色兼備かつ人望の厚い、非の打ち所がない美少女。

 勇者に憧れており、異世界へ勇者として旅立つところから、この物語は始まった。


 正体は●●の●●●。

ユキ(松長 友紀) 登場時:11歳(小学6年生)

 アサギの親友。

 大人しくか弱い美少女だが、何故かアサギと一緒に勇者として異世界へ旅立つ羽目になった。

 トモハルに好意を抱いている。

ミノル(門脇 実) 登場時:12歳(小学6年生)

 アサギのことを嫌いだ、と豪語している少年。

 アサギ達と同じく、勇者として異界へ旅立つ羽目になったが、理不尽さに訝しんでいる。

 トモハルとは家が隣り同士の幼馴染にして悪友。

 多方面で問題児。

トモハル(松下 朋玄) 登場時:11歳(小学6年生)

 容姿端麗、成績優秀であり、アサギと対をなすともてはやされている少年。

 同じく異界へ勇者として旅立つ。

 みんなのまとめ役だが、少々態度が高慢ちきでもあったりする。

 なんだかんだでミノルと親しい幼馴染。

ダイキ(中川 大樹) 登場時:11歳(小学6年生)

 剣道が得意な、寡黙な少年。

 人づきあいが苦手なわけではないが、自分から輪の中に入っていくことに遠慮がち。

 同じく、異世界へ勇者として旅立つことになる。

 やたらと長身で目立つことがコンプレックス。

ケンイチ(大石 健一) 登場時:11歳(小学6年生)

 ミノルと親しい可愛らしい少年だが、怒らせると一番怖い。

 同じく異世界へ勇者として旅立つことになった。

 従順だが、意に反することには静かに反論する。

リョウ(三河 亮) 登場時:11歳(小学6年生)

 作品のメインである一人。アサギは「みーちゃん」と呼んでいた。

 アサギと親しく、出会ってからは常に一緒だったが、勇者に選定されず、地球に取り残されてしまった。

 常にアサギの身を案じ、地球で不思議な能力を発揮している。

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