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きく、みる、かんじる、ということ
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目次
第一話
文字数 145文字
流れる滝の音に
耳を澄ませていると
空っぽだった体の中が
満ち足りていくのが分かる
もう引き返すことの出来ない過去への 郷愁か
いまだ手に入れることの出来ない未来への 羨望か
やがて
体の中で
何かが動き出すのが分かる
体の真ん中を突き上げてくる
静かな衝動
流れる水の如く
その衝動に逆らうことなく
私は
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きく、みる、かんじる、ということ
吉宮 一
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