第47話 令和4年7月の業務報告

文字数 1,426文字

 滅茶苦茶気が重かった仕事(勉強会)が今週終わりました~。
いや、全然たいした内容の勉強会じゃないんですけどね、みんなの前で発表しろというのが、もう、嫌で嫌で……。

 当初、メインで発表する人がいたんだけど、中旬から突如休み出しちゃって。
(定期的にメンタルやられて休む人がでてくる職場で働いています)

 え? 繰り上がって私がしゃべるの? 勘弁して。
ま、誰も私に期待していないだろうから、当たり(さわ)りなくまとめりゃいいよね……。
 ところで誰が私を指名したの? 河村課長(仮名)?(23話・40話参照)
なんという余計なことを。

 きっと陰で「佐久田さん内容薄かったよね、お粗末、ククク」とか、陰口叩かれる~。
いない人の悪口を言っていないと死ぬ呪いにかかっている河村課長(仮名)だもん、絶対にバカにされる。
想像したら怒りが湧いてきた。許せん!

 あ、そういえば私って、小説投稿2年半のキャリアを持つ女じゃん。
きっちり一言一句まで原稿書いてみるか。
ノベルデイズという部活で(はげ)んだ日々を信じよう。
うちの営業所に小説投稿している人なんている? いないよ、きっと。
(謎のマウント)

 小説といえば……20年くらい前の、当時のお爺ちゃん課長のお喋りを思い出す。
~回想シーン~
爺課長「友達が小説書いて自費出版したからって送ってきたんだよ。読んで感想言わなくちゃいけないんだけど、面白くなくて困っちゃったよ」

私「素人が書いた本ですか、辛いですね。ジャンルはなんですか?」
爺課長「SFみたい」

私「面白くないんですか?」
爺課長「うん、宇宙に流される話なんだけどよくわからないんだよ」

 おっと脱線。投稿サイトの無かった昔は、趣味で小説書くのも大変だったろうなと思いつつ。
小説投稿2年半のキャリアを生かし、自分のカラーを(にじ)ませた原稿を書いてやる。
業務室が妙な空気になっても知らないぞ。

 ……としょぼい下書き原稿(たいした文字数じゃないんですよ、あんまり長いとみんながうんざりするだろうから)を書きつつ、勉強会の憂鬱が高まってくると、気分転換に『チェンソーマン』をネットで全巻一気読みしたり。

(すごく面白かった、地獄の描写超クール)
(少女漫画も好きですよ、『三月のライオン』とか『ちはやふる』とか)
(ん?『三月のライオン』って少女漫画じゃないような気が)
(『ちはやふる』は少女漫画というよりスポ根漫画かも。ライバル校との激戦が好き)

 そしてとりあえず、プロットを考えようとしても、いまだに【三題噺1・2】のロングヘアー、ミステリアス、満月、隣人が頭に残像のように残る要領の悪い私。
 そうこうしているうちに、また勉強会の憂鬱が雨雲のようにムクムクと頭の中に湧き起こりギブアップ。

 そんなこんなでなにも手につかなかった7月中旬下旬。
そして最終週、勉強会は無事つつがなく終わりました。
練習の甲斐あって嚙まなかったし、妙な空気にもならなかった(ような気がする)。

 それにしても、teams(チームズ)での会議はいいですね。
コロナ前は、会議室でみんなが注目する中発表しなければいけなかったけど、teamsなら自分の席でヘッドホン付きのマイクで喋ればいいし、PCモニターで顔隠れるし、それに今回は負荷軽減のためカメラオフだったので更によかった。
それに操作でわからないことがあれば、隣の頼れる新人ちゃんに聞けばいいし。

 以上をもちまして、7月の業務報告とさせていただきます。現場からは以上です。


恒例、職場の廃棄花リメイク

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