ユーザー座談会会場 Part1
文字数 14,770文字
基本的に今まで通り、自由にご活用頂ければと思います。
★ユーザー間でさまざまな創作論を議論してみる場所です。
★創作技術からお悩みまで、色々な課題を話し合ってみましょう。
★初めての参加者に優しく、気楽に参加できるようにしましょう。
★派閥的なものにならないように、身内話は『しゃべログ』などのほうに移動してもらうといいかもです。
★誰でも参加自由! お気軽に!
せっかくなので俺は燃料を投下するぜ!
すでにどっかに書いたような気がするけど、今も心に深く刻んでいるあるゲームクリエイターの創作論。
「人が感動するメカニズムはムード、間、コントラストで増幅される」
泣くにしろ、笑うにしろ、驚くにしろ、怒るにしろ、心が動く要因はこの三つの要素で成り立っているというもの。
ムードは伏線と考えてもいいですが、その場の空気。
間とは注目してもらうために敢えて作る余白や余韻みたいなもの。
コントラストとは落差。まぁギャップですね。
これは脚本に限らず絵画や料理の味など、何に対してでもです。
例えば如何にも幽霊が出そうな心霊スポットを可愛い彼女と歩いているとしましょう。
「ここはいわくつきの場所で~」とあらかじめ予備情報を与えておくことでムードを高められます。
出そうで出ない、そんな間が続きます。
緊張感を持続させる効果がありますが、それが長く続くとだんだん油断するようになります。
結局何も出なかったよ、と隣を見たら可愛い彼女がいつの間にかお化けと入れ替わってた。
なんてことになってたら、ただ普通に現れるよりも驚く効果は数倍上がります。
間のおかげで安心感を与え予想外な演出を引き立てます。
可愛い彼女が世にも醜い化け物に変わってる、この落差がまたさらに恐怖を増幅させてくれるでしょう。
逆に出そうで出ないシリアスな空気が続く中、突然おならをすれば笑います。
それが可愛い彼女なら尚更、そのギャップから余計笑っちゃうでしょう。
あんまりいい例が思いつかなくてすいません。
絵で例えるなら、超強そうな大きな武器を持っている女の子、みたいなもんです。
強そうなオーラがムード。
武器が大きく女の子が小さいほど余白が目立つようになり、注目ポイントが引き立つようになります。
カラーリングで表現するのもいいですね。
そして屈強な男ではなくひょろい女の子であることがギャップになります。
表情でさらに増幅させてもいいでしょう。
それが好きとか嫌いとかではなく、効果が大きいほど心は大きく揺れ動くはずです。
ポジティブ方向なら好きがめっちゃ好きに。
ネガティブ方向なら嫌いがめっちゃ嫌いに。
料理なら見た目がやばい、恐る恐る食べたら美味かったーみたいな感じ。
ただ普通に美味しい料理を食べるより心が揺れ動くのが分かると思います。
そのメカニズムを利用して面白いキャラを作ろう、泣ける話にしよう、かっこいいものを作ろう、そういうお話です。
メトロイドⅡやスーパーメトロイドのあの雰囲気はこうやって生まれたんだなぁと、当時の私は感動しました。
興味深いです。これについて更に分解し突き詰めて要点を抽出していこうとするなら、それぞれ「背景・時間・振幅」と言い換えることが出来るのかもしれません。
ムード――情景、背景、状況。これらはシーンの舞台とも言えます。
そのシーンを構築する要素を積み重ねた、感情の演出……でしょうか。この際、「読者がどんな感情を受けるのかを想定」していることで作劇しやすくなるかと思います。
間――時間の演出だと思われます。
静寂や速度、リズム、説明の過多などですね。沈黙が内面の葛藤を表すのはもちろん、「次に何が起こるか」という期待を煽ることにもつながるのかもしれません。
コントラスト――いわゆる山や谷とも言われる作劇上の盛り上がりのことなのかもしれなません。
人間の感情は相対的な部分があるので、低い所から高い所に遷移すればその分気持ちよく感じますね。また逆も大きくショックを受けます。そのように大きく感情を揺らされる感情の動き、これを感動と呼ぶのだと思います。
これら3つはすべて、読者の不安や期待……未来への予想を煽るということに繋がるのかもしれません。受け手に「こうなって欲しい!」と欲求不満を抱かせることに成功すれば、それが解決したときにスッキリして面白い……という構図です。例えば「真相が知りたい」「登場人物が救われて欲しい」「悪い奴を懲らしめて欲しい」――そのような欲求の充足を読者が求めるように誘導するテクニックなのかもしれません。
逆に言えば「さんざん謎を煽っておいて、それが一切解決されず何とか主人公が助かって終わり」などの作劇をした場合、読者は肩透かしをくらってしまうということにも繋がるのだと感じています。
鈴鹿歌音です。
最近は、作家コミュニティでリレー小説を企画したりしています。
10月1日には、ダンゲロスSSに出る予定です。
創作論など色々聞きたいことが多いので今後もよろしくお願いいたします。
私が読んだ内容はまさに滝口さんが仰ってるような感じでした!
私が今までに読んだ作品でこの方法論をまさに体現している、と感じた作品を紹介しますね。
一つ目はファイアパンチ。
この第一話はネットでも話題になりました。
二つ目は鋼の錬金術師。
大ヒットした作品ですが、この第一話と第二話の出来が神がかっていたことも要因の一つだと思います。
どちらもこの第一話(鋼は二話も合わせて)を読めば言わんとしてることがすぐ分かると思います。
βの話題に戻りますが、私はこういうカタルシスを得られる完璧な第一話を最初に構想し、そこから話を膨らませて長編化するのが理想です。
例に挙げたのは両方とも漫画ですが、ラノベでも同じだと私は思ってます。
もちろんこれが絶対正解だと言うつもりはないですが、神エピソードと呼ばれるものは殆どこの方法論が色濃く反映されていると思います。
みなさんのお話にあるものは、作劇の設計ですよね。
受け手の心を動かすために構築するもの。
全体を見て、セットや時間、シーンを配置していく。
こういった感動力学は古くより使い倒されているものの、人の本質が変わらない以上、そのままでいいんだと思いますし、そのテンプレに添っているからこそ受け手も心の準備が出来るというものですね。
作劇の全体を俯瞰しながら設計するには、アナログな方法だと付箋とか、デジタルならアウトラインエディターが便利ですね。
冒頭でガツンと入れるのは、先を見たいと思わせる起爆剤や燃料になりますが、どういうわけか小説ではあまり書き手に好まれないように思えます。
映像を伴う表現にはつきものですし、実際かなり大事なことだと思うんですけどね。
滝口さん、運営のお役目ありがとうございます!
>物語を読むにあたってのスタンスを、読者に無意識に暗示する
ミステリー界隈では「冒頭に死体を転がせ」なんて言いますけれど、くあどりがさんがおっしゃられたように、物語の中心になっていく謎と、作品(読者)のスタンスを冒頭で示すのが美しい導入なんでしょうね。
「こんなお話ですよ」という作品のスタンスを提示して、読み手にも分かってもらうというか、いい意味で先の展開を予想させるといいますか。
ライトノベルだと『フルメタル・パニック!』の冒頭は何度読んでも綺麗な構成だと思います。冒頭のカットでは戦争バカの主人公と活発なヒロインが学校でドタバタ劇を演じて、次のカットではそこから時系列をさかのぼって一転、シリアスで陰鬱な惨劇が……。
これらを経て、ようやく主人公である相良宗介の物語が本格的に始まっていくのですけれど、そこに至るまでのたった2つのシーンだけで、作品の『売り』、主人公たちの立場や性格、世界の設定や、おぼろげながらも倒すべき敵の存在までほのめかすという畳みかけ具合なのに、それでいて情報過多にならないよう調整されているのは達人の技だなと思います。
ここまで読めば、このあと物語がどういうふうに展開していくか想像できて、かといって、本編の面白さを損なうでもないのは本当に凄いです。
そして引き込み具合でいうなら『化物語』の冒頭シーンも大好きです。
その時点では誰だかわからない主人公のモノローグから入って、それも自分について語るのではなく、いきなりヒロインについての『他人語り』が並べ立てられて、シーンの終盤にようやく状景が描かれてから、『彼女には体重がほとんどない』という謎を放りこんでくるという構成は、(これは読ませる文章力が必要なのでしょうけれど、)とても引き込まれました。
例えば「Aさんが死んでいる」という描写をただ物語の展開に沿って書くのではなく、その前にAさんとの楽しい思い出だったり、Aさんが超強い無双キャラであるというエピソードがあると、その唐突な死がとても引き立つと思います。
時系列を倒置する方法は一般的ですが、やるからには最大限に生かしたいですよね。
ミノルさんが仰ってるフルメタの冒頭もこんな感じですね。
この時、文章の書き方でも、直前までいろんな手法で表現力に富んだ文章だったのに、唐突に数回の改行、あるいはページをめくったとこでシンプルに「Aさんが死んでる」と一言だけあったりしても引き立ちます。
後者は卑怯かもしれませんが、あくまで極端な例で述べただけなので、工夫して協調することで文章にも緩急をつけられる、という話です。
文章だからって視覚効果を狙ってはいけないということはないと私は思いますが、やりすぎは邪道に映るかもしれません。
連載を狙って長編化したい人こそ、その経験が力になるかも?
面白そうですね!想像が膨らみそう……。
冒頭シーンとは趣旨がやや異なりますが、架空の『書き出し』だけを集めた『書き出し小説』なる書籍もありますね。インパクトのある1文目ばかりです。
<外部リンク>
祭りの予感……(・∀・)
例としてゆるーく来週に行うとしたら……
・10/2(月)~10/5(木)エントリー受付/構想期間/エントリー者はエントリー順に「キャラクター」欄に記載
・10/6(金)20~24時 投稿期間(遅刻可)
・10/7(土)0~23時 投票期間(キャラクターランキング)
・ダンゲロスSSと同じ方式で採点・発表(日刊キャラクターランキングを使用)
レギュレーション
・文字数(2~300文字程度?)
・投稿形式不問(トークメーカー形式/文章形式)
・採点基準(その話の続きを読みたいかどうか?)
みたいな感じでしょうか。
4~5人集まるようなら立ち上げるのも良さそうです。
すみません、ありがとうございます。
もし開催できるようなら私も参加したいです。
そして滝口さんにばかりご負担をかけるのも申し訳ないので、差し障りがなければ運営など雑務はやらせて頂きますが……(もちろん他にという方がいらっしゃればぜひ)。
>・文字数(2~300文字程度?)
>・投稿形式不問(トークメーカー形式/文章形式)
プロローグの文量だと考えると文字数の上限はもう少しあってもいいかもしれませんね。
コラボ作品として立ち上げると投稿自体はトークメーカー形式になるかもしれませんが、『地の文』として書き込むか、セリフ内に地の文っぽく書き込めば文章形式になりますし、セリフへの投票機能を使わなければたしかに問題なさそう。
企画趣旨として「冒頭を読ませる」のが重要なのか、「プロローグとして読ませる」のが重要なのかで変わるかもしれません。
冒頭でしたらマックス400文字程度(原稿用紙1枚、文庫等なら半ページぐらい?)で、プロローグとしてなら5P(数千文字程度)ぐらいあってもいいように思えます。
あまり長いと採点負荷も増えるので、いいところを模索する必要があるかもしれません。
ただどちらにせよ、企画趣旨からすると「短くて興味を惹きつける物ほど良い」という採点基準にはなるのかもしれません。
運営に関しては特に負荷でもありませんし面白そうなのでイベントとして開催してみたいところではありますが、「是非運営としてやってみたい!」という方がいるならそちらでも構いません。
ご負担でなければぜひ滝口さんに!
字数、これは確かに大事ですね。書き出しのインパクト勝負なのか、物語の序章としての演出なのか……。
>ムード・間・コントラスト
という演出の視点から考えると、ある程度の長さまで許容したほうが作者のカラーが出るかなぁ、とも思います。物語の最序盤で、その作品のスタンスを伝えるという意味で。
ですが、長すぎると書くのも読むの大変ですし、かといって上限と下限に差をつけすぎると横並びの競争になりにくいし……ううん、やっぱり短めのほうがいいかもですね。
1枚ぐらいでいいんじゃないかなあと。
実際に読者が読むかどうか判断するのはその程度の分量かなと。
梗概でも2~3枚ぐらいですよね。
トークメーカー方式だと結構記述は省略できるんですよね。1000文字もあれば結構起承転結までつけられそうです。
とりあえず目安200文字程度、上限500文字以内(自己申告・オーバーペナルティなどはなし。あくまでも目安であり、採点基準は投票者に任せる)で考えてみようかなと思います。
あと投票についてちょっと懸念ですが、人数が多くなった場合、(例えば20人とかになった場合)「全員分読まないと採点できない」となるとちょっと読者が厳しいかもしれませんね。ただ全員分読まないで採点(例えば面白い/面白くないの2択で複数人投票可)だと、並び順で読まれなかったりする人も出てくるかもしれません。
なので参加人数は10人ほどまでの先着順にするのもありかな、とは考えています。
明日の夜までを目処に立ち上げてみます。開催期間は上記のような感じで。
ご意見ある方は是非ぜひ書き込んでください。
分量に関してはあまり縛りをきつくしない方がいいかもしれませんね。
もちろん短くて面白いほど喰い付く読者は増えると思いますが、多少長くなってもそう感じさせない読ませる技術というのもあると思います。
それはそれで読者がどの辺で読むのをやめるのか、バリエーションが増えた方がいい勉強になるかもしれません。
採点方式を取り入れる場合、最後まで読んでくれることを前提としない、ごく普通の読者も必要な気もしますが……。
まぁ主旨も含め、開催するのなら主催者に従うということでいいかも。
そもそも10人も集まらなければ杞憂かもしれません。
とりあえず一人一票制でいいのかもしれません。
前の桃太郎ネームもそんな感じでしたし
お疲れ様です。仕事が早過ぎる……っ!
桃太郎ネームみたいな感じでいいかもですね。
>滝口先生
( ゚ω^ )ゝ 乙であります!ダンゲロスSSの亜種という形にはなりそうですが、また違った持ち味にはなりそうです。
ダンゲロスSSも両者納得の上であれば、亜種として恋愛テーマレギュレーションだとか、三人バトルレギュレーションなども開催して問題ないと思っています。
またもっと穏やかな物として創作企画などを立ち上げるのも全然ありだと思います。
その場合はキーワードタグを使うのがベターな方法かなとは考えています。
若干今回の最高のプロローグ選手権とはまた違った形になるとは思いますが、それは面白いイベントだと思います。
とりあえず採点負荷を考えて、15名を上限とし、ここに事前に書き込まれている方々の参加は優先とさせていただきます。
私も参加したいところですが、PC環境のトラブルで仕事にも影響が出ているため、とりあえず保留。
目途が立てばギリギリに参加表明するかもしれません。
間に合わなければ読者として楽しませていただきます。
「考えついたら参加表明!」などももちろん歓迎です。
また、こちらも引き続き創作についての議論や雑談なども並行してお使いいただければと思います。
『魔法女学院の理科の先生』、強かったですね。
講評で架神先生が、
>キャラクターは最終的には関係性の中で立つものだと思ってます。
とおっしゃられてますが、『理科の先生』はタイトルとあらすじの段階ですでに、「キャラとキャラ」「キャラと舞台」の関係性がいい意味で予想できて、自然とキャラクターが立ちあがっていたのかもしれませんね。
>あらすじ
>魔法の国では今年から、中学校で理科を勉強します!
>フォンターナ魔法女学院の新任理科教師ハルカとその教え子たちが送る、すこしフシギな学園日常モノです!
シンプルだけど作品の雰囲気を含めて必要な情報が網羅されたあらすじですよね。
私は見事に自滅してきました。キャラクター作りは難しいことを痛感してきました。
よろしくお願いいたします。
残念ですが、面白かった。
目標があると、やはりやる気が出るなと認識しました。
またやります。
受賞を機にプロフ画を変えましたが上尾つぐみです。(プロフ画は近々「魔法女学院の理科の先生」に登場予定のラビィパパン。友人のたこ@カネクイヒトモドキ氏の作画です)
皆様ありがとうございます!
準大賞、佳作受賞者の方もおめでとうございます!
残念ながら受賞できなかった方の作品もいち読者として楽しく読ませていただきました!
皆様素敵な作品をありがとうございました!
キャラクターのコンテストといっても、物語である以上は一人だけキャラを立てても勝てないものですね。
みんなにオヌヌメ。
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』放送終了記念!全話期間限定無料配信!
http://ch.nicovideo.jp/pripri-anime
【期間限定無料配信】
ニコニコチャンネルにて『プリンセス・プリンシパル』第1話~第12話が無料配信中!※10/10(火)23:59迄
19世紀の架空のイギリスを舞台にしたスパイアクションものです。
緻密に組み上げられたストーリーやトリック、ギミック等々作劇をされる方にぜひおすすめしたい作品です。
シナリオはコードギアスの大河内氏。
見た目の萌え萌えしさとは真逆な本格スパイアニメです。
昨今ストーリーの設計についての話題がありましたが、そういう方面を気にされる方にぜひ見て頂きたい。これはプロの犯行ですぜ。
最近放映終了したこちらのアニメ「Re:CREATORS」
我々の現実世界で生み出された創作物の世界が、異次元で実体化していたら……。
その創作物の登場人物が我々の世界にやってきたら……。
現実世界を破壊しようと企む最強の創作キャラと、それに対抗する、人類側の創作キャラ&クリエイターチームの戦いを描く異色作です。
内容的にはかなり変わり種ですが、発狂するぐらい緻密に組み上げられた、仕掛けの多さに圧倒されます。アニオタにはそれほど話題にされませんでしたが、クリエイター畑の方々の注目が高かった作品です。創作をする人にこそ見ていただきたい。
現在、Amazonプライムビデオで配信中です。よろしければ。
これから作られるであろう音声作品の方も楽しみにしています。
トークメーカーは音声作品と相性良さそうだし、小説やイラスト同様、声優も卵がたくさん埋もれている業界。
今後のコラボの発展にも一役買う存在になるかも?
でも俺はもう執筆活動やめるって決めたんだ…。決めたんだけど…応募してぇ。
やたら話題になっているのは無料公開していたからなんですね。
内容もかなり良いと話題になっているので時間を作って見てみたいところ。
>ゴマブックス
PODという言葉自体初めて知って検索しましたが、なるほど小ロット生産……。
Web上に存在する内容で本として出版され読んでみたい、となるとなかなか難しいところですね。
更に言うと編集作業や、絵までないと難しいかも。
逆にイラストまでついているとかなり有利な気はしますね。
>最高のプロローグ選手権
いろいろと記事にもされているようなのでご紹介……!
リンク
エントリーはあと1人!
あとトークメーカーの座談会を参考として書いた「異世界の果てで開拓ごはん!」11月10にカドカワBOOKSから発売されます!
へへへ、自著の宣伝でした。
>ゴマブックス
応募作すべてとは、これは確かにぶっ飛んでますよね……!
あとは、
>※要注意事項
>(5)(6)(7)(8)の操作が終わった時点の原稿がPODにて販売されるので、完成した状態にて応募ください。
つまり「完結」かつ「公開」状態での応募……どれだけその作品を購入してくれるファンを作れるか、という勝負にもなるのでしょうね。
しかしPOD化されつつ、さらに大賞作品は書籍化されるということなので、通常の新人賞よりお得感が満載なのは間違いない……!
まあそれはともかく……滝口さんおめでとうございます!
来月発売!たぎる!!
『ポッキーの日イブ』で覚えておきます!
『ポッキーの日イブ』っすね!!
執筆から一年経たずに出版?
すげぇ。
ゴマ大賞はすごいですよね。
応募すれば全て商品化されるという・・・
これは応募したくなる。
普通のノベルサイトにはない斜め上の攻める姿勢……私、嫌いじゃないわ。
アイコンや挿絵を使う方は規約をしっかり読んどいた方がいいかもしれませんね。
自費出版の欠点である手続きの面倒さを出版社が代わりにやってくれる、それだけでプロじゃない方は嬉しいですよね。
参加賞だけで夢に一歩踏み込めるのに、大賞選考もあり。
さて、ここで普通の新人賞と異なる選考基準は審査員の評価だけでなく、すぐに販売されるので売り上げも考慮されるかもしれない、ということでしょうか。
購入者に対しアピール出来る点はタイトルとあらすじくらい。
まさに書き出し勝負といったところですね。
トークメーカー形式はぱっと見取っつきやすく見えてそれだけでアピールになるかも。
ただここで無料で読めるのを知ってる人は買わないですよね。
紙媒体にするメリットも考えると……実用書として使える小説とか面白いかも?
そもそもこのレーベルはどういう人達が覗くんだろう?
以前のWeb作家座談会でお話されていましたが、小説家になろうなんかは無料公開されているのに普通のライトノベルよりも売れたりします。
なので無料で読む層と本を買う層は違う、もしくは中身を知ってから買いたい層が多い……どちらにせよ「無料で読めるから買わない」とは言い切れないことかとは思っています。
ではどういう物が売れるのか? となるとそれは難しいんですが……。
べつに宣伝媒体があるもの(一定層に訴求力があるもの)、もしくは本として手元においておきたい物(紙として付加価値があるもの)なんかが有利だとは思います。
後者で言うなら、(突飛な例になりますが)ペーパークラフトなんかは本でないと意味がないという話です。普通はイラストがついたり、ファンが欲しがる品だったりということですね。
結局は「無料の自費出版」みたいなもので、出版社がリスクを負わない代わりに作家にもリスクを負わせない、という方向の賞だとは思います。
重要なのはアイデアや作者一人による完成度と、宣伝媒体ということですね。
>小説家になろうなんかは無料公開されているのに普通のライトノベルよりも売れたりします
描きおろしの短編がついてたりとか『買わなきゃ見れない』みたいなものが無くてもそうなんでしょうか?
……いまさらだけど、なぜに左アイコンが暗黙のルールっぽくなってるんだろう。
確かに読みやすい気がします。
文字が横書きなので、まずアイコンが目に入って、「あ、この人だ!」と確認してからセリフを読む……みたいな感じだからでしょうか?
>無料で読む層と本を買う層
僕も、ネットで読んでいた作品が本になったときには購入しましたね。初期から知っている作品が形になる、というのはファン的にはとても嬉しかったり。あとはもともと『紙の本派』だからというのもありますが。
ライトノベルだと、イラストが楽しみだから製本版を買う、ということもありますよね。表紙とか挿絵とか。
コラボだと立ち上げた人と区別するために反対側に書く暗黙の了解みたいなのがありましたね。
プロの座談会だとユーザーはアイコン使わない、みたいな……。
みんな訓練されすぎですね^^
いつしか気にしなくなったけど。
私は作品内では言葉のキャッチボールをするように使い分けたりしてましたが、今は心の中のセリフを言わせる時だけ右アイコンにするようにしてます。
>無料で読む本と購入して読む本
無料というか電子書籍で見るか、紙媒体で見るかの違いの方が大きいかな。
参考書やイラストをよく見たい時は紙媒体、小説ならどっちでもいいやって感じですね。
でも文章の書き方とかお手本にしたいという時は小説も紙媒体です。
イラストをじっくり手軽に見たいという感覚と似てるかもしれません。
参考書は言わずもがな紙の方が圧倒的に便利。
目的のページを検索しやすいからでしょうね。
応募した作品が期間限定公開であれば、否が応でもその後は買わなきゃ読めなくなりますが……
まぁ深く考えず、自分の作品が商品化されるのを楽しめる人はきっとお金以外にも何かを得ると思います。
自分の名前がアマゾンで検索されるようになった時は脳汁出ますよ^^
(さりげなく宣伝)
>描きおろしの短編がついてたりとか『買わなきゃ見れない』みたいなものが無くてもそうなんでしょうか?
ここについて正確なデータを採った人はいないんじゃないかとは思います。
今のWeb書籍は絵や多少の加筆が付いただけの物ではありますが、元々内容が未公開のライトノベルや一般書と同等かそれ以上に売れているところを見るに、内容が未公開可どうかは要点ではないのだろうとは推測できます。
また、特典的な追加要素(絵や加筆)を欲しがるのはコアなファンのみであり、購入層がコアなファンのみで構成されているか=ネット上のファンが買っているのか、というと違うような気もします。「書店に並んだ物が買われる」という力がやはり大きいようです。
ただPODで売るとなると、「ネットでバズるコンテンツか」という面も重要な気がします。前述の通り、書籍が売れるのは書店で売れる要素が多いようなので、それ無しで売るためには自力での宣伝力に必要になってしまいます。
そんな時に頼れるとしたらネットの拡散力なのですが……。なかなかここは難しいところです。
なおゴマブックス新人賞に出すものがない模様
一方で、特定の単語を探すには、電子書籍やPDFの検索機能のほうが漏れがなくて心強い……
この辺を踏まえて、特殊な知識やアイデアを持った人が参考書や実用書を作成すると面白いかも。…いや、特に具体的な案はないんですけども。
自分自身は、なろうに書いている長編が40万字くらいになったので紙にしてみたら読んでくれる人が増えるかも、などと思いつつも、あちらは縦書きPDFへの変換機能が付いているので、データ移行の手間を考えると悩むところです。
…こちらでは、投稿したまま紙になるということは、小説も全部横書きのまま印刷されるんですよね。その点も考慮する必要があるかな…。
口座番号さえなければ出してました。
>AmazonのPOD
印刷に関しては、かなり質がよいそうです。三省堂PODと比較した方の記事を複数拝見しましたが、Amazonは表紙がPP加工で本文がクリーム色だとか。三省堂の方は印刷もよりハイクオリティとのこと、期待が持てますね。
ところでPODは量産品じゃないので当然ながらお高いのですよね。
普通の書籍の2~3倍……。まあ、日本の書籍がもともと安すぎなのですが。
印刷代はAmazonの方で決まっております。
そちらに各配信会社様が手数料を乗せる格好です。
>POD売り場
Amazon PODのライトノベル一覧 http://amzn.to/2y0IG6q
同POD売り場のトップページ http://amzn.to/2y0KUCR
ライトノベル七百数十冊、そのほとんどがゴマブックス様の投稿サイト「おりおん」からのものです。POD界では最大手と言えますね!
やはり、小説類はページ数が膨れ上がって相対的にお値段が高くなってしまいますね。
かといってなろう本ぐらいの値段に抑えようとすると枚数が激減してしまい……。
ここはビジネス書や実用書が最適解な気がしますよね。座談会に注目せざるを得ない。
>ミノルさん
たぶん横書きそのままな予感です。
EPUBデータで応募出来れば縦書きにも出来るのですが……。
なろう系のラノベの売れ方とかもとても勉強になりました。
そういえばPOD販売って白黒とカラー、小説と漫画、それぞれ1ページあたりのコスト変わるのだろうか……。
ジャンル等による差はありません。白黒とカラーの差はあります。
昨年秋の記事で恐縮ですが、このページによりますと、
Amazon PODが定める印刷費は、モノクロページ数×2.5円+カラーページ数×6.9円+180円(中略)販売可能な書籍は、判型は四六判・A5判・B5判・A4判の4種類のみ。ページ数は24~828ページ(A4サイズは750ページ、カラーは最大500ページ)まで。
だそうです。判型での価格差はないんですね。アメリカには文庫サイズはないので、一番小さくて四六判(128×188mm)なのかな。
情報ありがとうございます!
そこに販売手数料と出版社の利潤を含めた価格設定になるわけですよね。
実際どのような価格設定にされるのか分かりませんが、トークメーカー形式だとフルカラーにされるでしょうし割高になるかも。
その代わり文章を短縮出来るのでページ数は減るかもしれませんが……。
一次創作同人誌作るならこのシステムありだなぁ(きらーん
時代は電子書籍だと思ってたけどこんな世界があったとは……。
時代に取り残されるとこだった。
話題が変わってすみません……。
>至道先生
>今回のテーマ『共著』というものは、一見皆さんに無関係のようでいて、本当はすべての人に関係するテーマです。
>たまたま一冊の商業出版に、並列に名前が入るものだけが共著と考えるのは、定義に固執しすぎです。
『共著』という言葉に一定の固定観念がありましたが、『共同して作品を仕上げていく』という視点では、確かに商業作品はすべて複数人で作りあげているものですね。
作家と編集者、校正……企画の段階では「どう売るか」という営業の視点も入っているでしょうし、イラストレーター、装丁デザイン……様々な立場の人とのコラボで作られて、しかし、大きく表に出るのは彼らの所属する出版社名と作家の名前、と。
考えてみれば当たり前のことですが、『共著』の座談会でこういう示唆があったのにはハッとさせられました。
自分は絵描きとして、エンタメ小説を作者の方と一緒に作ってきた経験がありますが、これも共著に近いものがあると思います。
特に挿絵は好き勝手に描くものではなく、内容や作者様のイメージを具現化する作業ですので、文章の読み込みや、挿絵にするシーンに必要な情報の拾い出し等々、たくさんのヒアリングやラフなどでの摺り合わせ作業になります。
イメージの具現化によって、作品内容が若干変更されることもしばしばありましたし、あらためて絵描きに「詳細なイメージ情報を出せ」と言われて、作者様が初めてキャラクターの容貌外観を考えることになったというケースも出て来ますね。
また、作者様の手から離れて、絵が完成した後もまた作業が控えており、表紙絵を描いた後は装丁をするデザイナーさんとの作業があります。
……とまあ、一冊の本を作るにはいろいろな人の手がかかっている、というのは間違いないですね。
話を戻して共著と考えると、作品そのものに介入する立場の人は、割合の大小はあれ共著なのでしょう。
>印税
コンテストの契約書を見るに、5%と書いてありますね。
PODの出版サービスを行っている会社は複数あるので、いろいろ見てみるといいかもしれません。ゴマブックスさんでももちろんやっています。(HPに載ってます)
相手に合わせるほどの引き出しもないし、合わせてくれる相手も居ないから一人で作る道を選んだようなものだし。
「まぁいっか」精神を持ってたとしても、ちゃんと形に出来る能力が必要なので敷居が高いです。
座談会で仰ってた分ける選択肢を選ぶなら、ダンゲロスのようなシェアードワールド的な企画なら実現しやすいかもしれないですね。
キャラ設定だけ投げて、後はそれぞれ好きなように書いて出版出来るし。
ポケットモンスター赤、青みたいな感じ。