第13話 バブみ

文字数 537文字

授業が終わり、カルビ達は下校する。

今日も夕日が美しい。

こんな光景を見ていると、世界が狂っているという事実が嘘のように思えてしまう。

そういやカルビの倫理スコアはいくつだ?
83だよ。
私は87だな。

えーなんでー?

納得いかなーい。

毎日毎日寝坊してるからだろ。

うわーん。

ユッケママアア!!

コムタンがいじめるよお。

よしよし。

いい子いい子。

ユッケの倫理スコアはいくつだ?
96ですね。
すごーい。
ユッケは将来いいお母さんになれるな。

お母さん。

憧れますよねー。

私もお母さん大好きです。

でも、もう私たちの世代はお母さんにはなれないんだなと思うと残念ですね。

そういう湿っぽい話は無し!

ねえねえ。

今度の土曜タコライス屋に行こうよ。

あそこか。

あそこアイスティーが甘くて美味しいんだよな。

あ、大変。

横断歩道の真ん中でおばあちゃんが立ち往生してます。

ちょっと助けに行きますね。

ユッケは小走りで横断歩道の真ん中へと駆けつける。
ユッケの倫理スコアが高いのはきっとああいうとこだろうな。

そーだねー。

私たちも手伝おうか。

ドンッ!
ユッケは親友二人の目の前でトラックに轢かれ、宙を舞い頭からアスファルトに叩きつけられた。

2時間後。

ユッケは緊急搬送された病院で、ユッケの母親とカルビとコムタンに看取られて息を引き取った。

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登場人物紹介

カルビ

コムタン

ユッケ

斎藤増紀先生

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