第2話

文字数 399文字

探偵
本名:ユベール・ロッシュJr
※(Jr.と呼ばれると不機嫌になる)
年齢:40代
職業:探偵 名もない探偵事務所で働く
経歴:士官学校卒 軍在籍中の階級は中佐
  詳しい経歴、引退理由は不明    
魔法適正:無し 但し知識は豊富  
好きな物:闇市での買い物 博打(主に競馬)
嫌いな物:仕事 だって働きたくないない
    
帝都郊外の住宅街、アパートの一階に事務所を構え日がな一日を暇をもて余す。助手にどやされながらも仕事をさぼり、日夜新たな遊びを探している。

「推理?そんなのめんどくさい。それより飯だ、飯」
探偵業を開業した理由は思いつき。

軍にいた過去をとにかく語りたくなく、商人になった義理の甥に頭を悩まされている。

「育てた覚えがないが、どうしてああなった!」




すっかり夜も更け大通りを外れて小さな路地を通り、いくつかの角を曲がった先にある寂れたバーに探偵は入って行った。


                  
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登場人物紹介

探偵 ユベール・ロッシュ・Jr.

ろくに仕事もせず酒に博打(主に競馬)、闇市巡りで暇をもて余す元軍人の主人公

普段はダメ人間だが驚異的な推理力と洞察力を持っており、その力は未来予知、千里眼に抜擢する

だが本人は無気力な為、普段は発揮せず、極所的な場面や気まぐれで発動される

よく競馬場で膝を突き崩れ落ちる姿を確認される

助手 チャシャ・ブラウス

探偵事務所で探偵がやらないこと(全部)をこなす健気な少女

孤児院で育ち、都会の生活に憧れて卒業後、就職先が見つからずさ迷っていた所を探偵に拾われ事務所の一部屋に住まわせてもらっている

天性の才能なのか初対面の相手でも友達になることができる

食い意地で腹が減ると人格が変わる

マレー

軍人 探偵とは士官学校からの同期で腐れ縁

太鼓持ちで世渡り上手で事件事故の対処など上官や部下からの評判がよく、順調に昇進している

その実態は探偵に頼み込み事件や事故を解決している

最近の悩みは彼女ができない事

「顔は悪くないと思うんだか、地位も金もそれなりに…」

助手曰く「なんと言うか…残念な雰囲気がするからじゃないですか?」

黒雨(こくう) 怪盗

二十年前に国内を騒がせた怪盗

魔術を駆使してこれまでに盗み取れなかったものはないが、盗まれたものは出所不明の作品ばかりで評論家の間でも謎を呼んでいる。

最近になりまた活動し始めたが当時の黒雨なのか、又は模倣犯なのか軍警察で調査中である

商人 ???

探偵の義理の甥 

常に黒いスーツを着こなし、右手首に手錠で繋がれた金属製の鞄を持っている

ただならぬ威圧感を放し、死線を潜り抜けてきた探偵でさえ油断すれば恐怖に飲み込まれるほど

目的の為ならどんな手段も問わない

国の要注意人物に指定されている

彼の過去については探偵ですら知らない

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