お前なんか産まなければ良かった

文字数 1,543文字

進撃の○人でヒストリアも同じようなことを言われていますが、状況は幾らか違います。
 
死を目前にして血を流しながら言っている辺りは同じですが、ヒストリアを無関係と言い放った後で首を切られるのとは違って、息子を庇っての致命傷。
そこに愛は有ったのか無かったのか。
全く愛情が無かったのなら、咄嗟に体が動かないだろうにゃ。
そこから、どういった感情で「お前なんか産まなければ良かった」に繋がるのか。
そして、攻撃してきたのは「腹違いの妹の母親」って言うどす黒いにも程があるストーリー。
しかし、CEROはAだ。
全年齢対象だ。
ストーリー的にはどす黒くても、映像的に問題なければA判定有りだとかどうとか。
まあ、キャラ同士の会話で明かされる過去の話ですから、そのシーンの描写自体(ゲームでは)ないですが。
白い雪を朱く染める血。
「黒の組織との再会」のシーンみたいなやつですね。
抜け毛を見ただけでシェリーの物と判断するジン……○した相手は覚えていないくせに毛でシェリーと判断するジン……おっちゃんを散々眠らせてきた(解毒薬の効果は薄れる癖に、一向に耐性が付かない)麻酔すら自分を打ち抜いて麻酔針を吹き飛ばすジン……銃弾の後始末は誰がやるのだろうか?
雪に埋もれていたら取り出すのも冷たいですね。
時計型な麻酔銃の針は、一体どんな素材で作られているのか気になるところではある。
これがファンタジーなら、魔法を使えば後に残るものは無い。
まあ、経口摂取した薬で直ぐに人間が縮んで、その薬を解毒したら元のサイズに戻るとか、そこファンタジーと言うかSFと言うか。
ファンタジーな世界観なら「成長速度自由自在」でもそこまで気にならない。
が、風邪をひいた状態(RPG的に言うなら状態異常)で初回限定のみ白乾児で元のサイズに戻れるってどんな設定だ。
しかも、都合よくジンの前に現れた時だけシェリーの姿。
煙突から落ちたら都合よく(隠れやすい)子供の大きさに戻る。
 
枡山のじいさんも、子供にしてやられた上に暖炉からジンですよ。
しかも、ジンが知らない情報をちらつかせるも、証拠写真がばっちり撮れていたもんだからあっさり撃たれると言うバーロー側に有利に動くあれこれ。
ここでシェリーが縮んだのがばらされていたら、少しは何かが変わったかも知れない。
それが、二次元のご都合主義ってやつです。
話をRPGに戻しまして、やらかした人の子供が修道院に軟禁ってのも世界観のなせる技と言うか何というか。
いや、身寄りの無くなった子供をどこかに預けなくてはならないとは言え、軟禁設定ですよ。
いや、体が弱い設定でもあるから、どの道長時間の外出は出来なそうだけど。
リアルだったら、子に罪はないのに色々と叩かれるだろうから、離れた場所に居た方が安全っちゃ安全とも言えるけどにゃ。
ただ、世界観的に体を強くするアイテムが存在するので、ルートによっては腹違いの兄の敵を取りに闘技場へやってくる逞しさのあるツンデレ妹ですよ。
漫画だとアホ兄貴に平手かますし。
なにがどうしてそうなった。
色々と複雑な感情が入り混じっているのでしょう。
なにせ、血の繋がった人は兄しか居なくなった状態だった訳で。
兄の方は方で割と自暴自棄な生き方しているも、なんだかんだ女はべらせてジゴロ状態ですから。
ジゴロ、それは日本語で言うところのヒモ。
フランス語だと何故か恰好良い響き。
 
愛の国フランス、ふつくしい姿で女性に話しかければアイテムを貰えるので、兎の脚をぶら下げてひたすらに話しかけまくるのがジゴロ称号を得る為の行動です、ええ。
ラッキーアイテムとは言え、兎の脚……
RPGのアイテムだから生々しさは皆無。
そうやって女性からアイテムを貢がれまくって、その上で野郎に攻略されてハニー呼びするのがジゴロのなせる技です。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

作者代理
気付いたら話は脱線していくが気にしない。

話し相手

ツッコミやら解説やらやる。

便利なモブ

黒タイツでは多分ない

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色