シーン-0010:機動警察、出動!!

文字数 499文字

ゼノアビス、発進準備、OK!!
よし!!、テロはウォーカー一機だが、気を抜くなよ、ブルーロックとの連絡は途絶えた
了解!
機動警察の本部【クライアス】からブルーロック救援のため、高速強襲艇【ゼノアビス】が出撃するところであった。
新品だから壊すなよ!!
メカニックのホージーである。
心配すんな、大事に使わせてもらう
システム、オールグリーン!!
ゼノアビス、GO!!
ゴオォォォォォーーーッ…
クライアスからエンジン光の尾を引きながらゼノアビスが発進した。
うっひゃー、こいつぁすげーっ、さすが新型だぜ!!
【アドニス・ウォン】は工場から届いたばかりのゼノアビスのパワーに上機嫌だった。
まぁ、とにかく急げ、機体調整で時間を食っちまった…
あぁ、そうだな♪
隣に座っている【ビル・ニートン】は冷静な眼差しを宇宙に向けていた。
なんだ、どうしたんだよ時化た面して……
いや、何でもない…何か嫌な胸騒ぎがするだけだ
なんだよ、お前らしくないな、このゼノアビスがありゃ大丈夫だよ、今回の仕事も楽勝さ、ハハハ…
ビルの不安をよそにアドニスは相変わらず上機嫌であった。
前面のディスプレイにはあと40分でブルーロックに到着することを表示していた。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

●サイボーグキッド…現代の技術の粋を結集して生まれたサイボーグ。脳以外はすべて機械。右腕はレーザー銃になっている。

●ビル・ニートン…機動警察の隊員。射撃の名手。過去の記憶…謎の頬の傷。

●アドニス・ウォン…機動警察の隊員。ビルの相棒。優れたウォーカー操縦技術を持っている。

●サニー・ジョーンズ…連邦特別警察『フィールド』の捜査官。

●ジョーンズ博士…サニーの父。人工知能開発の権威。

●パールソン…ジョーンズ博士の助手。

●ガルザック…サイボーグキッドが搭乗する圧倒的な力を持つ謎多きウォーカー。

●バザンA-3…資源衛星『ブルーロック』の防衛隊が多数所有するウォーカー(機動歩兵)。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色