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文字数 285文字



3月の雨にはほら
あの日の思い出を重ねてしまう
桜が咲く少し前
僕らの卒業式
冷たい雨が朝からずっと僕らの別れを憂いてるように
ずっと静かに降り続いてた
大好きな友だちと過ごした教室も
思い出のある体育館の裏も
もう私たちの場所じゃなくなるんだねと
静かに泣いてた
あの時の君の後ろ姿はとても愛しかった
そしてそれ以上に遠くに見えた
人はいくつの出会いと別れを
喜んだり悲しんだりしているんだろう
何千年も前から答えはわかってる
自分の次のステージの為だっていうことはね 大人になるってことだよね
でもまだ僕の心は子どもだったから
無駄にもがきたくなる
時間はいつだってまた戻せるんだって
純粋に思ってる





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