エピローグ
文字数 1,001文字
東国城内 医務寮 屋上
私が気を失った後、バジシコも全力を出し尽くして倒れたそうだ。
そして、父を連れて逃げるエステラを追うことができる者はいなかった。
言いたいことだけ言うと、小さな母親は星空の下を歩んでいった。
私は彼女なら本当に産んでしまうように思った。
ーーー
それから3ヶ月。
テロリストが残した傷は
メイヤは恐怖に打ち勝った象徴とし、以前にまして国民から愛されている。
だが、一部では”わっしょい”が新たなテロ組織ではないかという意見もある。とどまるところを知らないチルミと