第16話
文字数 641文字
モートはアリスとその男を、この場所へ留め。二階へと上がった。赤い魂が青い魂に隠れていたのではなく。ただ、一階にいなかったので、見えなかったのだ。
そう、モートは考えた。
大理石の階段を上がり、モートは踊り場で少し佇んだ。行き交う人々は、皆青い魂だったが、突然赤い魂がちらほらと見えてくるようになった。
モートは急いで二階のフロアへと上がる。
そこは、ベビー用品のフロアだった。
もう、見えていた。
赤い魂の人々のいる理由と。
赤ん坊を探し続ける母親の赤い魂を。
母親は心配のしすぎで青ざめ危険を周りに発していたのだ。
モートは赤ん坊を探すのを手伝うため。一度、階下へ向かった。
モートは一階に着くと大きな声で、アリスを呼んだ。あの男も付いてきたが、モートは気にしなかった。それなら一緒に探せばいいと考えた。
「アリス。お願いがあるんだ。君とあと……」
モートはその男の名前を知らないことにすぐに気が付いて、自分はモート・A・クリストファーでこちらの女性はアリス・ムーアだと早口で言った。
「モート君とアリスさんか、そういうことなら私も手伝うよ。私の名前はオーゼム・バーマインタム。天界から来たんだ」
…………
モートとアリスは驚いたが、オーゼムはどこもかしこも普通な立ち振る舞いで、二階へと駆け上がる。
モートもアリスを連れて二階のフロアへ辿り着いたが。行き交う通行人たちの魂の色は、青い色から赤い色に全て変わっていることに気が付いた。赤ん坊の生命の危機と考えていいとモートは思った。
そう、モートは考えた。
大理石の階段を上がり、モートは踊り場で少し佇んだ。行き交う人々は、皆青い魂だったが、突然赤い魂がちらほらと見えてくるようになった。
モートは急いで二階のフロアへと上がる。
そこは、ベビー用品のフロアだった。
もう、見えていた。
赤い魂の人々のいる理由と。
赤ん坊を探し続ける母親の赤い魂を。
母親は心配のしすぎで青ざめ危険を周りに発していたのだ。
モートは赤ん坊を探すのを手伝うため。一度、階下へ向かった。
モートは一階に着くと大きな声で、アリスを呼んだ。あの男も付いてきたが、モートは気にしなかった。それなら一緒に探せばいいと考えた。
「アリス。お願いがあるんだ。君とあと……」
モートはその男の名前を知らないことにすぐに気が付いて、自分はモート・A・クリストファーでこちらの女性はアリス・ムーアだと早口で言った。
「モート君とアリスさんか、そういうことなら私も手伝うよ。私の名前はオーゼム・バーマインタム。天界から来たんだ」
…………
モートとアリスは驚いたが、オーゼムはどこもかしこも普通な立ち振る舞いで、二階へと駆け上がる。
モートもアリスを連れて二階のフロアへ辿り着いたが。行き交う通行人たちの魂の色は、青い色から赤い色に全て変わっていることに気が付いた。赤ん坊の生命の危機と考えていいとモートは思った。