ピカッとドンと
文字数 307文字
わたる四季のなか
いつの空も怯まない
戦時下、空に向かって
高射砲をぶっ放したのはだ~れ
ズド~ンと乾いた音
皆、のけ反った
それでも空は怯まなかった
ゆらぐ気候のなか
いつの空も怯まない
そんな空のような存在になりたいと
憧れていたキミ
「広島は暑いけぇ、いやじゃ!」と
言ったのはだ~れ?
「長崎はぬっか!」と
言ったのはだ~れ?
皆、消えた、消えちゃった。
そんな暑い夏の日
キノコ雲のまえ空が怯んだ
初めてのこと
怯んでしまった空
神話はピカッとドンと
崩れていった
黒い雨を見たのはだ~れ?
たたずむ黒い影を見たのはだ~れ?
皆、消えた、消えちゃった
もう怯まない
空は怯まない、怯まないのだ
空を怯ませてはならない
ならない、ならないのだ
いつの空も怯まない
戦時下、空に向かって
高射砲をぶっ放したのはだ~れ
ズド~ンと乾いた音
皆、のけ反った
それでも空は怯まなかった
ゆらぐ気候のなか
いつの空も怯まない
そんな空のような存在になりたいと
憧れていたキミ
「広島は暑いけぇ、いやじゃ!」と
言ったのはだ~れ?
「長崎はぬっか!」と
言ったのはだ~れ?
皆、消えた、消えちゃった。
そんな暑い夏の日
キノコ雲のまえ空が怯んだ
初めてのこと
怯んでしまった空
神話はピカッとドンと
崩れていった
黒い雨を見たのはだ~れ?
たたずむ黒い影を見たのはだ~れ?
皆、消えた、消えちゃった
もう怯まない
空は怯まない、怯まないのだ
空を怯ませてはならない
ならない、ならないのだ