第32話:COP24でのグレタの講演

文字数 1,879文字

 特にインターネットでの物流事業が発展していき住居用の自然エネルギー発電の6倍以上が、業務用の次号が拡大した。倉庫、事務所、工場、会社、学校、病院、公民館、老人ホームと住居以外の事業が、その後も発展していった。その良い流れに乗って、友部輝一、川松修二と生島次郎の兄弟会社も初年度から大きな黒字経営となった。

 その一番の理由は、大きな初期投資をせずに「不動産投資信託」で資金集めできた。2018年になると友部輝一、川松修二と生島次郎と丹下聡二の4つの「ブドウ電気株式会社」で累計利益総額が100億円をこえた。さらに、2020年には、200億円も超えて順調であった。しかし、二酸化炭素排出量は、増え、続け減ることはなかった。

 そして、毎年巨大台風で集中降雨、気球温暖化のため北極、南極の氷が解け、海の海面上昇で、住めなくなった島、沿岸部で住めなくなった面積は増え続けた。そのため友部輝一、川松修二と生島次郎と丹下聡二の4人は、会社の仕事を後任に任せ、会長職となり、地球温暖化対策の会議、シンポジウム、講演会に参加した。

 地球温暖化対策は、自分の使うエネルギーは、自前で作ると言う事を叫び続けた。そんな2018年8月、15歳の少女「グレタ・エルンマン・トゥーンベリ」スウェーデン語で「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げた。そして、より強い気候変動対策をスウェーデン議会の外で呼びかけるという学生時代を過ごし始めたことでよく知られ始めた。

 すぐに、他の学生も自分のコミュニティで同様の抗議活動に参加。彼らは一緒に「未来のための金曜日」の名前で気候変動学校スト運動を組織。2018年12月のポーランドでの第24回気候変動枠組条約締約国会議「COP24」で強烈な講演をした。私はグレタ・トゥーンベリといいます。15歳です。スウェーデンから来ました。

「クライメート・ジャスティス・ナウ」の代表として演説しています。スウェーデンは小国なので、私たちが何をしようと問題ではないと言う人がたくさんいます。でも私は、どんなに小さくても変化をもたらすことができると学びました。もし、たった数人の子どもが学校へ行かなかっただけで世界中の注目を集めることができる。

 もし、そうなら、私たちが真に望めば力を合わせ何ができるかを想像して下さい。しかしそのために、それがどんなに不快な事であっても、はっきりと発言しなければならない。あなた方は人気低落を恐れるあまり環境に優しい恒久的な経済成長の事しか語りません。非常ブレーキをかけることだけが唯一の理にかなった対策なのに、あなた方は私たちをこの混乱に陥れた。

 あの悪いアイデアを推進することしか口にしません。それは大人気のない発言です。その重荷をも、あなた方は私たち子どもに負わせているのです。でも私は人気取りのことは考えません。私は気候の正義と生きている惑星のことを考えます。私たちの文明は犠牲にされています。ごく少数の人たちが莫大なお金を稼ぎ続ける機会のために。私たちの生物圏は犠牲にされています。

 私の国のようにお金持ちの国の人たちがぜいたくな生活をするために。その苦しみは、少数の人のぜいたくのために、多くの人たちが払う代償なのです。2078年に、私は75歳の誕生日を迎えます。もし私に子どもがいたら一緒に過ごしているでしょう。子どもたちは私にあなた方のことを尋ねるかもしれません。

 まだ行動できる時間があるうちに、なぜあなた方は何もしなかったのかと。あなた方は、自分の子どもたちを何よりも愛していると言いながら、その目の前で、子どもたちの未来を奪っています。政治的に何が可能かではなく、何をする必要があるのかに目を向けようとしない限り、希望はありません。危機を危機として扱わなければ、解決することはできません。

 化石燃料は地中にとどめ、公正さに目を向けなければなりません。この制度の中で解決することがそれほど難しいのであれば、制度そのものを変えるべきなのかもしれません。私たちは、世界の指導者たちに相手にしてほしいと懇願するためここへ来たのではありません。あなた方はこれまでも私たちを無視してきました。そしてこれからも無視するでしょう。

 私たちは言い訳を使い果たし、時間も使い果たそうとしています。私たちは、あなた方が望もうと望むまいと、変化は訪れると告げるためにやって来ました。真の力は人々のものなのです。以上、全文をそのまま、信用させていただきました。できたら、この発言をユーチューブなどで、是非、聞いてみてください。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み