ガラパゴスマニア

文字数 2,186文字

映画「ガラパゴスマニア」の話!
(以降、公開日時添付で行きたいと思います)
「ガラパゴスマニア」かー。ちょっと古い映画のタイトルが来ましたねー。ときおさん観てるかな……。僕や一田さん世代なら、年末の金ローなんかで度々やってたからまず観てない人はいないと思いますが。
これ、知らない人は「ガラパゴス」「マニア」で区切って読みそうですけど実は「ガラパ」「ゴスマニア」なんですよね。
オープニングがイグアナのアップで始まるのは完全に狙ってますよね。
そうそう。スクリーン一杯のイグアナのドアップから入って、カメラが引くとイグアナがゴスロリの衣装を着てるという。
あそこは監督のスコセッシ氏が、「猿の惑星へのリスペクト」ってDVDの特典のインタビューで語ってたので、完全にそうみたいですよ。
大筋では、戦国時代、西洋文化がまだ眉をひそめられるようなイロモノとして非難の的だった時代にあるきっかけからゴスロリを知り、我が国初のゴスロリ女性となった松前藩の武家の娘「長谷川ガラパ」を主人公に進んで行くんですが、冒頭があんなシーンなのはなかなか前衛的で印象深いですよね。
ねっ! 一田さん。
(一田さん!ここから三十秒分一田さんが「ガラパゴスマニア」について語るくだりです!)
それなのに主役の長谷川ガラパだけが無名というのも斬新でした。
長谷川ガラパ役の小野ののののかさんはプロデューサーの姪っ子で、その線でゴリ押しだったという話ですが、なかなかどうして名だたる俳優さんを向こうに回して堂々たる演技でしたね。
長谷川ガラパが赤ん坊のときから老婆になって、さらにイグアナになっちゃってからも全部、小野ののののかさんが演じた、というのもすごいですよね。
ええ、その映画こそが「ガラパ」3部作の2作目、「ガラパ、教会に行く」なんですよね。当時こそ「あれはガラパの続編じゃない」なんていう声も聞かれましたが、3作目の「ガラパンチ」で黙らせちゃいましたからねえ。
大爆破のシーンで有名な「ガラパンチ」ですね。
私はギリギリ金ロー世代なんですけど、それで見てたのはほぼ3作目ですね。当時小学生の私は単純に衣装に目を奪われてました(笑)小林幸子並のアレ(笑)
ガラパもそうだけど、柳生十兵衛役の浅野忠信さんの衣装も凄かったですよね。

あれ?ガラパンチの時は柳生十兵衛が高嶋政伸さんに変わったんでしたっけ?

「〜教会に行く」のミュージカル調の作風も僕はキライではなかったんですけど、世間の評価は低いですよね……。
みなさんやはり、3部作それぞれの思い入れがあるんですね。でも私はやっぱり一番は「衝撃」の第一作、ガラマニ推しです。まさかあの展開で叙述トリック入れてくるとは思わないですもん、ね! ときおさん!
そうですねー。私の場合はやっぱり一番見てる3作目かな。過去作もレンタルや配信で見たんですけど、その頃はまだゴスロリ服はただのゴスロリ服なんですよね。私はもうスカートからロケット砲が出てくるのに見慣れてしまってて。
ゴスロリの概念から変えてしまいましたもんね。ガラパンチ以前はロケット砲とゴスロリって別物でしたから。
クライマックスの核爆発のシーンはアメリカ、ロスアラモスの射爆場に逆に松前城のセットを組んで実際の核爆発で撮ったそうで、今なら絶対ムリですよね。おおらかな時代でした。
私が3作目を好きな理由が、成長物ってのもあるんですよね。1作目もそうだったけど、3作目だとガラパが導く立場になってる。新キャラのタリスちゃんはおそらく1作目のガラパの立ち位置なんだけど、いい感じにウザキャラで(笑)

最初はガラパほど感情移入出来ないんだけど、段々と彼女が精神的に成長していく姿はやっぱり感動があります。

…と、綺麗めなコメントしましたけど、私がロリータと特撮ヒーローオタクを兼用してるのは絶対この作品の影響なんですよね…(笑)
冷めて世の中を斜めに見てたタリスが、徐々に真っ直ぐさや一生懸命さを取り戻して行くプロセスが、松前城の建築の進み具合とオーバーラップさせながら丁寧に描写されてましたよね。
(えーと、最後のプレーヤーがコメント終えてセッション終了する場合は「ほんっといい映画!」って言うんでしたっけ…)
(すいませんこういうのやった事なくて)
(あってるよ)
(「いや〜ガラパゴスマニア、ほんっといい映画!」みたいな)
(で、僕ら三人も「ほんっといい映画!」って同意してセッションが終わる)
いや〜〜ほんっとにいい映画!!!!!!!
僕も大好き。ガラパゴスマニアほんっといい映画!
ですね。ほんっといい映画!
*** 了 ***

hiromaru712

ここから10/15 9:00まで、☆の集計に入ります。参加者の皆さんは自分以外のコメントに1つ以上☆を入れてください。

読者の方も入れて頂いて大丈夫です。

また、一田さんは次の映画のタイトルを決めて、発表してください。
(もうヤバい予感………)
*当初予定していた「コメントに入った☆をカウントする」が不可能と判明したため、評価方法を変更しています。

hiromaru712

セリフごとの☆の数が確認できる仕様ではなさそうなので、グッドカードを進呈するプレイヤーの名前を投稿して、それを集計したいと思います!
それでは発表してください。
せーの!
瓜生さん!
一田さん!
ヒロマルさん!
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一田さん    1

瓜生さん    1

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登場人物紹介

ヒロマル【ひろまる】

広島在住、販売業の男性。趣味で書いた小説が受賞して電子書籍になったことがある。アニメ・特撮好き。

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