2.他人家族

文字数 1,961文字

脳裏に「他人家族」という単語が浮かんだ。この単語を「腐貴」の視点で考えたい。nhk朝ドラ「おかえりモネ」も10月29日が最終回なのかな。


このドラマの主題(テーマ)は「他人家族」‥そう想ったのです。

ヒロイン役は清原果耶。彼女は以前の朝ドラ「なつぞら」でも「他人家族」を演じたのでなかった?



➀「なつぞら」で清原の役はヒロインなつの妹・千遥。なつと幼い千遥は生き別れになって別々に育つ。親戚に引取られたなつは逞しく育つが、ここは幸せを勝ち取ったなつは置いといて、千遥役の清原果耶が話題。千遥を引き取ったのは一般家庭でない。この千遥の育った環境に「他人家族」を覚える。


② なつぞらの千遥が育った環境は詳しく語られず、匂わせるだけだった。家庭を持たない児はドコで育つか?そりゃあ、社会のなかで育つしかありません。言ってる意味‥わかり難いかも知れませんね。わかり難いが感じた人は多かったようだ。通じるものがあればこそ感じる人なのですね。あなたも?


⓷ 家族関係のなかで育つか? 他人家族で育つか? なつは人間を信じる大人に育ち、普通の家庭を作っていく。ところが他人家族で育った千遥は普通家庭を知らない。知らないものを好きになれず・信じず・相手の人間を見ない。惹かれるものはあったけれど千遥は受入れられず、なつ(の家族)から去る。


⓸ 千遥(日本の社会)が大事にするものは何でしょう? 普通の家族で育った私は家族との絆がイチバンだと思う。社会で育てばその社会の価値観がイチバン大事と覚える。見知らぬ人の見えない真心なんかより、甘い言葉や現金のほうを嬉しがる。 結局、他人家族で育った千遥は甘い言葉を悦んでいる。


⓹ なつ(の家族)から去る千遥に大勢の視聴者の優しい声があがった。ああ、千遥にとって多くの優しい声(=社会的な価値)が届けられた。それなのに後戻りしてなつの元へ戻りたいか?生れて初めて千遥が受けた最大の優しい声・声・声。「同情するより金をくれ」の「家なき子」安達裕美が被さった。


⑥ 美味しい御馳走=社会的な価値を得て味を占めた「家なき子」であり、千遥であり、育った先で紹介された相手の元へ向かう千遥は精一杯に生きてきて、これからも生きていこうとしている。これは、人間を友としない世界へ健気な千遥を追いやっているのでないか?社会的な価値に罪はないんだよ。


⑦ 間違っている人にあなたは厳しく教えますか?社会の称賛を受けるにはどうする?褒めて褒めて褒めてあげるよね。「あの人は優しい」「あの人は嫌がることを言わない良い人」という評価を受けて社会的に認められたい。教えても通じないと考えるとき、甘い言葉を囁くしかないと思えそう⋯かも?


⑧ あなたの甘い称賛の声に味を占めて常習・常態化する癖に年齢的な差はない。悪い癖に染まらないよう配慮できるのは真っ当な一人前の大人であり、私たちは悪い癖を直させてあげたい。逆に粗悪な指導者は悪い癖を直させるどころか悪い方へ誘導していく。悪い癖は直さなければ可哀そうでしょう?


⑨ なつぞらの千遥は結局社会的な価値を選んで去った。打算でない優しさ「家族の絆」に親しまないまゝに千遥は去った。その千遥が家族の元に帰ってきたら、あなたはどう言いますか? 私は「おかえり」と温かく迎えたい。千遥=清原果耶は「成長したモネ」になって帰ってきた。おかえりモネ


⑩ 今朝のモネは祖母から「100年早い」って言われてた。モネを理解したい私だけれど全面的に受入れられるだろうか?それは無理!私だってモネ並みの人生を過してきたかも知れないよね?誰だって無条件で人を信じている訳ではないよ。モネを受入れなきゃ‥って言い聞かせてる部分はある⋯でしょ?


⑪ ある意味、()れ物に触る気持ちであなたに語り掛けている私で! ん? そうは見えないって? 笑 自分がそうだから、私に対するあなたもキッとそうだろうな‥と捉えて受入れられるのかも知れなくて…石橋叩いたり・引き返したり、失敗してもいいかと思い直したり…だから年齢はお互い関係ないよね。


⑫ 如才なく他人と接する‥経験する場をたくさん得た千遥がいて、その経験は少なかったけど家族の絆を覚えた私がいて、いろいろな人がいて多様性に富む人間社会が形成されていて、うまく機能したら人間社会は最高記録を作るのでないかな。だけど仲良くできなければ早晩絶滅する約束の人間かな。


⑬ 転んだり・痛い目みたり、そんなことやあんなこと‥やっぱり市民たる私たちが善いお手本を見せなければ政治家だけでは到底無理だな‥などと思ったりもしている。怒って罵る醜い姿をお手本になっている私たちがやってみせたら政治家が真似しますからやっぱり駄目ですよ...ね?



#腐貴  #配剤・采配  #共生浪漫 #公共電波 #NHK

2021/10/12 17:37

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登場人物紹介

壽佐袁(すさお)

ここ「ちょっと待って! / 架空」の牽引役(語り部)を務めます。

阿龍門 稜(おりゅうと たか)の(です。その時点・時点のの年齢に関係なく、つまり幼時期・青年期・老年期はもちろん、生前も死後もこの顏でとおします。

幼君真虫(まむし)


気にしない人は気にしない幼君なんだ!

双子だったって…口癖、直すのかなあ!

クリス AB²


 語り部 クリスAB²

スフェ-ン AB²


 語り部 スフェーンAB²


アンバー AB²


 語り部 アンバーAB²

子供ゲストⒶ


中身は小説ごとに別人で、不特定の人物を想定


子供ゲストⒷ


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子供ゲストⒸ 


子供ゲストⒹ

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男性ゲストⒶ


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ゲストⒶ:無性別


中身は小説ごとに別人で、不特定の人物を想定しております

ゲストⒷ:無性別


中身は小説ごとに別人で、不特定の人物を想定しております

阿龍門稜(おりゅうと たか)


ここ「fudoki]全体の文責です。

至らぬ点は多いと思いますが、都度努力して直してまりますので、よろしくお願いもうします。

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