act7 旅の扉から新たな地へ

文字数 818文字

旅の扉から新たな地へ向かったマルロスたちは、祠を出て東へ向かった。
「ここが新たな地か」
「広大ね」
「いろんなものがありそうね」
「どの辺にあるんだろう」
《この辺のはずなんだけど》
すると、何者かがこちらに向かって歩いてくる。

「この先は通さねぇぞ」
「誰だ、お前?」
「この周辺を守ってる者だ。通りたくば、金を置いていけ」
マルロスは頭に来た。
「調子に乗るな!」
「お兄さん、やる気か?」
マッドサイエンティストが現れた。
マッドサイエンティストは様々な薬品をばらまいた。それらは爆発して煙を出す。
「けほっ。うぐっ」
マルロスは奇襲を受けた。
「なかなかやるな」
マルロスは斬りかかった。
攻撃は当たったが、
「兄ちゃん、調子乗ってるのは兄ちゃんの方やろ。舐めんといてな」
「マルロスを援護しないと」
ローズたちが援護射撃する。
「仲間がいたんか、ここは退かへんぞ。ぐわっ」
「今だ!」
マルロスは飛び上がり、頭上から攻撃した。
ズバッ。
「ぬぐわっ。くそっ。侮れんな、兄ちゃん」
マッドサイエンティストは薬品を取り出した。
「それは巨大薬(野生リキッド)。なんで……」
「わいを誰やと思てるんじゃあ、おんどりゃ~」
マッドサイエンティストが巨大薬を自分に振りかける。
《ヤバイですね。手に負えなくなります》
しかし、「ぐはっ」と血を吐く。
「薬を掛けすぎたんだな」

「わしは負けんぞ、決して」
口から血を流し、立ち上がるが、ドサッと崩れ落ち体が朽ちる。
マルロスの足元に小さい瓶が転がる。
「これは融解薬……」
「なんの薬?」
「クリスタルを作るのに必要なアイテムだ」
「でも、融解だから、

のよね?」
「そうだよ」

「じゃあ、どうやって?」
「一度、元のクリスタルを溶かし、新たなクリスタルを生成するんだ」
「そういうことね」
「とりあえず、先に進もう」
「そうね」

マルロスたちはさらに東へ向かった。
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